ミュウツー争奪戦 素敵な運営

でいとなです。

ミュウツーHR争奪戦に参加してきました。

自分の参加した店舗(ZERO)では、魔が差して不正が発生しないように色々と工夫されていました。
スタッフ数や準備に掛けられる時間など店舗毎に事情があり、
同じような環境にはできないと思いますが、
参加者としては「これだけしてくれれば間違って自分のカードが混入するような事は無く安心」
と思いましたので、自分が見た大会準備の手順を紹介します。


1)着席
参加者は参加者を支払いを済ませた順番で受付番号の紙を渡され、
その順番で1回目のくじを引きます。
1回目のくじで、参加者32名を8名×4つの開封グループに分かれました。
8名は向かい合った2名×4列に横並びになりました。
「この8名は予選では当たりません。開封、デッキ作りの時のグループとなります。」
とアナウンスされ、向かい合った2名が身内でないことが確認されます。
一緒に参加していた親子や友人関係であった場合は、隣と入れ替わるように指示がありました。
(参加者が普段の店舗大会常連の方が半分位?+初めて参加された方が混在していたので、できた処理かもしれません。
参加者同士の関係性を確認できなければできない処理ですね)

参加者が使用できる私物はダメージカウンター、筆記用具だけとし、机の上にはそれ以外を置かないように指示が有りました。
参加者にはスリーブ40枚が入った半透明のデッキケースが配布されました。
スリーブは8名毎に統一された4種類になっていました。
電子機器の使用は禁止。

2)開封
机の上にはデッキケース、スリーブ、筆記用具、ダメージカウンターの状態です。
開封結果記入シートと、プロモーションチラシが配布され、最後にパック配布です。

あらかじめ箱の左右で2分割して輪ゴムで止められた
「15パック+エネ+エリカの束」が並んだトレーから、各自が好きなものを選びます。
自分が選んだ束は目の前の参加者に渡し、開封と枚数チェックは自分では無く目の前の参加者が行います。
開封してるのは自分のカードでは無く目の前の方のカードと分かっていても、レアカードが出ると嬉しいですね。
目の前の相手は予選では当たらないと分かっているので、「良いカード出ましたよ!」とか楽しい開封作業でした。
15パック開封して枚数リストに記入する作業を行いました。
リスト完成後はお互いに自分のカードを受けとり、リストに差異が無い事を確認します。
数え間違い、記入ミスが有ったらジャッジ立ち合いの基に修正していました。
記入されたリストに確認サインしたものはジャッジが回収していきました。
この方式なら開封時の混入は防止できていたと思います。

3)デッキ作成
その後デッキ作成、スリーブに入れる作業です。
着席しているグループは予選では当たらないことが分かっているので
あまりギスギスしていないのが良かったですね。
GXは何が出た?とか普通に話しながら楽しくできました。
開封した余りのカードとエネルギーカード、デッキがちょうど収まるデッキケースでした。
制限時間以内であれば一人回ししたり、試しに対戦しても良かったです。
ここでも電子機器の使用は禁止。
デッキ作り終わってしまうとつい触ってしまいがちですが、
外部にデッキ作成の相談とかしないように妥当な禁止事項ですね。
トイレ行くときもデッキとスマホは机の上に置いて行くように指示が有りました。

4)予選グループ分け
デッキが完成し、予選開始の準備です。
開封グループの8人でくじを引き、A~H、8つの予選グループに分かれました。
ここで開封グループ8人が同じスリーブになっていた理由にやっと気づきました!
予選グループの4人は異なるスリーブになる為、対戦中のカード混入も防止されています。
このくじ引きでA-1~4、B-1~4....と個別の番号が付き、その番号シールを配布されたデッキケースに貼り付けました。
予選グループの4人は縦並びで2組に座り、同グループの対戦者以外のデッキは見えないように配慮されています。
対戦間のデッキ調整が許されているので、デッキバレバレになるのは防止されていました。


5)ルール確認
全員揃ったところでルールについて説明と質疑応答が有りました。
(対戦直前かデッキつくり前か失念しました)
制限時間、予選は時間切れ両者負け、予選通過条件の優先順位等、公式告知済みの案件は問題ありませんでしたが
投了の有無、投了時のサイドをどうするのか?に関しては公式ルールに記述が無かったため
「投了は無しとする」旨の判断を主催者が行い、周知されました。
予選通過者1名を決める条件として、勝利数が同じなら次は取ったサイド数で決める条件なので
サイド数に影響する状況を排除したい旨だと思いました。
投了有とすると、投了した瞬間のサイド数とするか?
投了されたらサイド4枚取ったことにするか?の条件決定が必要になりますね。

4)対戦
対戦開始時のサイド置忘れチェック、サイド4枚の確認は毎回注意喚起が有りました。
対戦後のデッキシートには勝敗、取ったサイド取られたサイド数を書き込むように指示が有りました。
デッキシートの提出は勝者が(引き分けの場合は2人で)行うように指示が有りました。
予選3戦実施した後に結果発表、予算敗退者はスリーブ、デッキケースを返却して終了です。
本戦出場者8名は3回戦のトーナメント、対戦が終わったら負けた方はその場でデッキ内容撮影。
提出済みのリストと突き合せれば、後からでも不正のチェックができます。


結構手間がかかり、準備も大変だと思いますが「間違いが起こらないように」色々と配慮されており
参加者としては、とても安心できました。
「それでもヤル奴はやる」「対戦中でも悪い奴はいる」って意見も有るかと思いますが
主催者側の「不正はさせない!許さない!」というメッセージが伝わって来て良かったです。
ここまでやるのは開催者側へも負担が大きく、どこの会場でもここまで要求できるものでは有りません。
実はこの開催店選んだのは、このお店なら信頼できると思っていたからですが、ここまでやって頂けるのは予想を遥かに超えていました。
ありがとうございました。安心して楽しめました。


せっかくなんで、初心者の方でもワンチャン掴めるように、以下の視点から
ポケモンカードとミュウツー争奪戦について、考えていた事を有料記事としてまとめてみました。
予選全勝!とまでは行きませんが、
これくらい考えていれば2勝1敗でワンチャン有る?と思っています。
最低金額(パチンコ玉25発分)ですので何も起こらない可能性の方が高いと思ってくださいねw

1)ポケモンカードゲーム、ミュウツー争奪戦のルール
2)対戦方式(予選)
3)対戦方式(決勝)
4)デッキの作り方
について書いてみました。

「レアなプロモカード」手に届きそうな所で負けてしまい、残念な態度をとる人が居るそうです。
勝負のある遊びで、通常のデッキ使った対戦より運要素も増えるので、
負ける事を受け入れられない方には、お勧めできない遊びです。
かるーーい気持ちで楽しみましょう。


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