見出し画像

【散文】 デ イ ド ク

- いかにしてデイウォーカーは、イーロン・マスクが独断(ドクダン)と偏見で運営するX(旧Twitter)に対抗馬としてマーク・ザッカーバーグが立ち上たThreadsで戦いを挑んだんか -

X(Twitter)とThreadsは似て非なるモノ

私はXを始めてから13年になります。
フォロワー数443人です。
誕生してまだ57日しか経ってないThreadsの現在の私のフォロワー数は1400人です。

何だろう? この違いは……

どうやらThreadsのユーザーさん達の根底に相互フォローという文化があるようで、フォロワー数はそこがかなり作用しているような気がします。
ハッシュタグが使用出来ないThreadsは、用語の検索は難しいです。なので趣味的なものや、興味を持つものに辿り着くのは結構手間です。

私がThreadsをやり始めた当初(アプリケーションの登場すぐにやり始めましたが)は使い方も全く判らず、タイムラインには芸人や有名人の投稿が流れて来るばかりでした。
しかし、今ではそれらがあまり表示されません。

何故だろう?

どうやらアプリケーションの名前のThreadsというように、個々の繋がりを重視するアルゴリズムのような気がします。
スレ主さんがフォロワーさんの投稿のいろいろなところでコメント残したり、『企画』というイベント打って、それをフォロワーさんが引用する事で(しかも)自分の投稿をアピールしながらもクオートする事で投稿が拡散するみたいなんです。

その影響でしょうか? 普段なら絶対に交わる事がない、出会うことも無い人達とあれよあれよとどんどん繋がります。

活発なスレ主さんはフォロワーのコミュニティーのみんなが協力してくれてどんどん成長していきます。

コレは有名なインフルエンサーや芸能人、もしくは商品を宣伝したい企業にはちょっとつらいかも。
だってそういうユーザーは、今まで「皆さん、私(我が社もしくは商品)をフォローしてください」の一辺倒だっただけで、相互フォローなんて多分してくれてないし、ましてやフォロワーさんのところで(自分たちに関係無い)投稿にコメントやイイネなんか殆ど付けてません。するとThreadsではどんどん「おすすめ」の項目欄から外れていく感じです。

そんなこんなで先日私は、活発なスレ主さんの企画で知ったThreadsインフルエンサーさん(というべきかな?) 数多くのフォロワーさんに支持されていらっしゃるお三方が主催する「Threads入門」というZoom会議に参加しました。
Threadsが出来てまだ日が浅いという事もあってなんでしょう。何の抵抗もなく私は初対面の皆さんとThreadsについて多くの事柄についてディスカッションする事が出来ました。

X(旧名称 Twitter)はその性格上、個人の呟きを第三者が読むという、まるでピーピング(覗き)を売りにしたような、リリース当時としては画期的なシステムでした。
しかし世の中にSNSが普及して、発信の場がブロードキャストからパーソナルキャストに移行した今日では、Instagram由来の(Threadsはアカウントの関係で多くのInstagramユーザーが流れ込んだ)Threadsは、Xのような呟き主体ではなくて、沢山のフォロワーさんを獲得したスレ主さんが自己表現する為のエンターテイメントプラットフォームだと私は考えます。

まだまだ使い勝手は悪いThreadsなのですが、
其処にいると
「みんなで良くしていこう!」
「こういう事したら上手く使えるよ!」
「コレみんなに拡散したいのでクオートするね」
なんて意見が飛びかっていて、
まるで昔、オープンソースのオフィス統合後ツールOpenOffice.orgのバージョン1.4ぐらいの時ににコミュニティーで知恵を出し合ってなんとか日本語環境下で使えるようにしようと踏ん張った、熱いあの頃を思い出します。

なので、今現在のThreadsは実に面白いし、私にとってはXなんかよりも居心地のよいプラットフォームなんです。

では皆さん、これからはThreadsで会いましょう‼️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?