モウリーニョの狙い、スールシャールのテスト。

はいはーい、再開再開。

あっという間にラッシュフォードが聖人になっちまったよ。

さてさて、再開一発目がCL圏内争うビッグクラブ同士の対戦。ただしレフリーがモスだよ!!!

互いにケインやラッシュフォードなどの中期怪我組が復帰して、こっちはポグバも戻ってきた。

やっぱりベストメンバーに近いスカッド見ると気分いいよね。ワクワク感が違う。

メンツは面倒なので見ている人は記憶でなんとかしてください。

ユナイテッドのスタメンはいつもどおり。中断前に結果出ていたメンツほぼそのまま。スパーズ側はわからん。ただ、モウラが怪我でベルフワインが先発なのはわかった。

スパーズもなんとなくソン・フンミンのカウンターのイメージが強いし、ユナイテッドは言うまでもなく。

どう試合デザインすんのかな、と思ったら、スパーズが受けに回って、ユナイテッドが持つ側に。

互いの意図はこの試合とこの先も見てるんだなー、的な感じなのはこのあと明らかになるんですが、ひとまずはスパーズがカウンターでチャンスを作って試合が進みます。

メンバーのリソース的にも受けに回ってプレスバック徹底、ユナイテッドのアタッカーが走るスペースを物理的に消しておけば、あとはフェルナンデスさえ自由にしなければよろしい。で、ユナイテッドがじれたところでカウンター。

スパーズは前線の選手のプレスバックからのカウンターが効いていましたし、ラインも低めに設定していたので、快速アタッカー3人のスペースを消しつつ、かつサンチェスの身体能力で抜け目なく裏抜けを消しておりました。この上でフェルナンデスも簡単に自由にさせなかったので更に出どころも消して、ジェームズとマーシャルはほぼ沈黙。

モウリーニョに徹底して受けに回られたらそらそうなるわ。

守備面でもカウンターのもらい方が縦パスのミスとかから始まるものなので、基本ポジショニングで不利。そのうえ、前四人のに入れるところでのロストからが多かったので、フレッジとマクトミネイのカバーエリアが広すぎる上に、前から降りてこられて捕まえらんないこと火のごとし。

失点こそゴールキックからでしたが、まあ劣勢でしたよねー。

まあそれがわかっていたのでなんとかせいと思いましたが、おそらく受けに回られようともカウンター上等メンツで望んだのには先を見据えてっぽいよね、っていう。

残りの日程見る限り、メガクラブとの対戦は無し。上位陣はレスターのみ。シェフィールドは面倒だけど、ほぼ相手がこっちを消しにかかるんだろうなって相手ばかりです。となるとカウンター上等なメンツでもある程度カウンター以外でどうにかできないとまずいわけです。

というわけで、前半はかなり試行錯誤していたように見えました。

スパーズほどプレスバック徹底するわけでもないので、どうしたもんかと思いましたが、だったらもっと前からいけや、ということで後半は前からの圧力を増やして主導権を握りかけます。やっぱりこうなるとライン上げるしかねえんすよね。

そしてこの展開で満を持しての登場ポグバ。

まあやっとフェルナンデスとのユニットが見れるんかい、ということで中期離脱明けはいかに。

守備は相変わらずポジショニングが絶望的ですが、攻撃の面ではさすがの三言くらい舌が動きます。

これまでオーガナイザーとしてのタスクが大きすぎたのですが、フェルナンデスがいることで、自らが余裕を持ってフィニッシャーなり、クリエイターなり、クラッシャーにもなれます。受け手にも出し手にもなれる、同じとは言いませんがユーヴェにいたときのように攻撃面では自由が与えられていました。

まあ引いた相手にはこれか溜めが作れるイガロしかないやろ、という。

ポグバがいつからフルで行けるのかとか、90分、フェルナンデスとのユニットは他が持たないとか色々ありますけど、まあオプションとしては破壊力ぱねえのは間違いないことがわかった後半でした。

モスのジャッジがアレだったことなどもありましたが、勝ち越せそうで勝ち越せずドロー。この試合負けるとしんどいスパーズと、ちょっと先を見ていたユナイテッドの差は、順位そのままなんかと。

計算の上だと思いますが、試合をコントロールしたんちゃうかと主張するモウリーニョ。ケインも休み明けでほぼ仕事してませんでしたし、互いに前線がゴリゴリにチャンス作れておりませんでした。

まあワイの主張もこの先ユナイテッドが勝ち点落とさなきゃ、っていう前提なんですが、この試合負けられないモウリーニョとテストに使えたスールシャールが透けて見えた気がします(俺だけかも)

グリーンウッドは上手くなった気がするので、マーシャル、君はポストプレーを覚えるのか、スペースに流れる方で生きていくのかはっきりせい・・・


現場(自宅PC)からは以上です。

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