貸与型奨学金の使い方。借りれるだけ借りてしまえ?

こんにちは。
裕福な貧乏学生(@DCFX2021)です。

今回は少し変わって、貸与型奨学金のメリット・使い方について説明します。
給付型奨学金を紹介する私ですが、貸与型もいいよって話をします。


【おさらい】貸与型奨学金とは

貸与型奨学金はつまるところ借金です。
学校生活を送るために、国や地方団体・民間財団等が貸してくれるお金です。

借りたお金は卒業後に働いて返すことになります。ですので未来の自分から借金をしている形になります。

大学で生活するお金を親やバイトからでは賄うことができない場合に借りる人が多いですね。
逆に仕送りがあってバイトだけでいい人は借りていないと思います。借金ですからね。

しかし金銭的余裕がある人も、戦略的に借りるのはありだと思います。
また既に借りて生活している人も、さらに借りてみるきっかけになればと思います。

それでは戦略的に借りる場合のメリットを説明していきます。


奨学金を借りるメリット

・自由なお金が手に入る

自由に使えるお金が手に入ります。

大学生の私達は時間的自由はありますが、金銭的な自由が少ないです。
奨学金はそのギャップを埋めてくれます。

大学生は1年間の約半分が休みです。
1週間の海外旅行や、1カ月の免許合宿も行けますね。
身近なところでは、人が少ない平日を狙って旅行にもいけます。

ただしお金があればです。

一方社会人になってしまうと、安定した給与が手に入り、金銭的に自由になってきます。が、好きな時に旅行に行けなくなり、休みは人の多い土日です。
社会人は金銭的自由の代わりに時間的自由が減ってしまうのです。

このように学生時代の時間的自由を最大限生かすにはお金が必要です。
そのお金をアルバイトから生み出そうとすれば、時間が奪われ本末転倒になります。

自由なお金を手に入れるために、将来の自分から借金をするのはありだと思います。


・借りやすい

給付型奨学金に比べ、申請条件が緩かったり、募集人数が多かったりするのが特徴です。

生活に必要なお金を給付型奨学金だけで賄うのは少々リスキーです。採用されない場合を考えて、貸与型奨学金にも申請しましょう。



・貸与型奨学金は無利子もしくは低金利

借金に良いイメージがないのは、借りた金額以上に返さなくてはならないからです。
100万円しか借りてないのに、110万円も返さなくてはならない。この10万円は学生にとって大きいですよね。

しかし貸与型奨学金の多くは無利子です
100万円借りたらきっちり100万円返してください。

しかも卒業してすぐに100万円返せというわけではなく、大体10年から20年かけてゆっくりでいいから返せと言われます。

もし10年で返す場合、年に10万円、月に8000円ちょっとの返済になります。
20年で返すなら月に4000円です。

さすがに4000円払えなくて破産するという人はいないのではないでしょうか。

さらに多くの奨学金では、自分の給与が低い場合、返済を待ってくれます。
就活に失敗したからもう一年就活したい、という場合、就職してない1年間は返済する必要がありません。

また有利子の奨学金は早く返せば少しは返済金が安くなりますが、無利子の場合はいつ払っても最終的に同じ金額です。
焦る必要もないのでゆっくり返していきましょう。(早く返してしまうと、結婚資金等がない状態になりかねません。)


・有利子であっても借りる場合

無利子ではなく、少し金利のついた奨学金も使い道によっては借りるべきです。

例えば、、、
①金利以上の経験を手に入れる場合(留学等)
②精神的に安定する
③自己資金でビジネスを始めたい

④早い段階で株に投資したい
といった場合です。

①留学したおかげでいい会社に入れ、生涯賃金が高まることもあります。
②必要以上にお金があるのでお金の心配から解放され、精神的な余裕が生まれます。
③ビジネスを始める場合も、銀行からお金を借りるよりは遥かに簡単で低金利です。
④また高配当株に投資すれば、金利以上の配当を得られる可能性も十分にあります。

少しリスクの高い有利子の奨学金ですが、上記の理由で借りるのはありだと思います。


・死亡したら返済の必要なし

もし自分が死んだら、連帯保証人の親が払うことになるのでは?と思うでしょうが、本人が事故や病気で死んだ場合は連帯保証人も返済する必要がありません。

ただし申請する必要があるので、親には伝えておきましょう。

しかし純粋に返済が滞った場合は連帯保証人に連絡が行き、本人はブラックリストに載るらしいです。。。


・返還免除の可能性がある

貸与型奨学金として借りたが、返還が免除される可能性があります。

例えば、
・優秀な学業成績を納める
・卒業後、特定の地域、会社、産業へ就職する
などです。

有名な所で言うと、大学院生時に日本学生支援機構の無利子奨学金を借りる場合、最大月8.8万円借りることができます。
そして卒業時に返還免除申請を行い、優秀な学生であったと判断されると全額免除や半額免除を受けることができます。

これは狙い目なので、ぜひ大学院生は覚えておいてください。



最後に

貸与型奨学金はあくまで借金です。将来返さなくてはなりません。

いくら借りると、月々いくら払う必要があるのかまでしっかりと考えて借りてください。

その心配のない給付型奨学金の申請をお勧めしています。↓

貸与型奨学金のメリットも十分ありますので、よく検討して借りてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?