【ブラジル】ハニープロセスって何?!
皆さん、こんにちは!
いつもグリーンコーヒーストアをご利用頂きありがとうございます。
今回は、コーヒー豆の精選方法とブラジルのニュークロップについてご紹介したいと思います。
はじめに、精選方法とは「収穫したコーヒーの実(コーヒーチェリー)から、生豆を取り出す作業」です。
色々な精選方法がある中から、今回はナチュラルプロセス、パルプドナチュラルとハニープロセスの三つをご紹介させて頂きます!
同じ豆を使ってもプロセスによって味わいが異なる点は、コーヒーを味わう醍醐味の一つだと思います!
皆さんも一緒に、違いを発見して味わいの奥深さを楽しみましょう!
【ナチュラルプロセスとは?】
ほとんど水を使わずに精選を行う方法がナチュラルプロセスです。コーヒーの生産大国であるブラジルを始め、エチオピアやイエメンなどで用いられています。
【プロセス】
収穫したコーヒーチェリー(コーヒーの実)をそのまま太陽に当てて乾燥させるといういうものです。そのままコーヒーチェリーを乾燥させるので、果肉もついた状態で乾燥させます。乾燥して、カラカラになった状態で、コーヒーのタネを取り出します。
これが、ナチュラルプロセスです。
【味の特徴】
ナチュラルプロセスはコーヒーの実のまま、果肉をつけた状態で乾燥させます。そのため、コーヒーの果肉の甘さや風味がコーヒーのタネに移り、
トロピカルフルーツやワイニー(赤ワインのような)などと表現されるほど、
コーヒーとしては独特な風味や甘さを持ったものになります。
完熟した果実のような味わいが特徴のコーヒーです。
【パルプドナチュラルとは?】
パルプドナチュラルは主にブラジルで用いられている精選方法です。
【プロセス】
ナチュラルプロセスは果肉がついたままの状態で乾燥するのに対して、
パルプドナチュラルとは、コーヒーチェリーの果肉を除去した後に、ミューシレージがついた状態のまま乾燥させる精選方法です。
【味の特徴】
よくナチュラルとウォッシュドのいいとこ取りとも言われますが、ナチュラルほどではないものの果実感や甘さがあり、ウォッシュドのような透明感のある酸味も出せます。果肉、ナッツ、クエン酸、チョコレート、シロップまたはクリーミーなボディなども特徴的です。
【ハニープロセスとは?】
ここで、やっとハニープロセスのご紹介です!
【プロセス】
ハニープロセスのプロセスに関しましては、パルプドナチュラルとほぼ同じですが、果肉を削り、ある程度果肉を残したままの状態で乾燥させます。
このように、パーチメントと呼ばれる内殻に果肉が付着したまま乾燥させることで、独特なコーヒーの風味が形成されます。
【味の特徴】
コーヒーの果肉の甘さや風味がコーヒーのタネに移り、コーヒーとしては甘さや深み、複雑さが増します。フルーツ感のあるコーヒーというのがハニープロセスの特徴です。
今回ご紹介させて頂いた、ナチュラルプロセス、パルプドナチュラル、ハニープロセスが多く用いられているブラジルの豆がグリーンコーヒーストアにニュークロップとして新しくやってきました!
【GCS ブラジル産のコーヒー】
18726シチーオ セーハ エジライン ザネッティ モラエス イエローカトゥアイ
砂糖のような甘さと口当たり、ジューシーな酸味、ミルクチョコレートやベリーのフレーバーが特徴です!
18727ファゼンダ セハ ドボーニ マテウス ローピス サングラージ イエローカトゥアイ
ケニアを思わせるような酸味と、甘さが特徴です!
18728ファゼンダ エディオ アナシエト イエローカトゥアイ
カカオや柑橘系の果実の風味があり、まろやかで甘く、なめらかな味わいです!
18729ファゼンダ カショエイラ ダ グラマ イエローブルボン ナチュラル
ピーナッツバターのようなコク、キウイを思わせる酸味ーが特徴です!
18730ファゼンダ クルス アルタ イエローブルボン
カシューナッツやカカオニブ、ダークチョコレートのようなコクとハーブのような独特なアフターが続きます!
18731シーチオ バーハ イエローブルボン
ルイボスティーやミント、グレープフルーツのような苦みのあるフレーバーです!
18732ファゼンダ カショエイラ ダ グラマ イエローブルボン パルプドナチュラル
アーモンドやローストナッツの風味、グリーンティ、チョコレートも感じることができます!
同じブラジルでも、種類や精選方法で色々な風味を味わうことができます!
今回色々とご案内させて頂きましたが、皆様が美味しいと思えるようなコーヒーに出会っていただけますと幸いでございます!!
最後まで御覧頂きありがとうございました!
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