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2022シーズン鹿島アントラーズについて、のんびり語りたい。



(6480文字)




やっはろ〜!


「元々note始めた理由ってサッカーのこと書くためだよな・・・」と日々思いつつ、結局日向坂46のことばっか書いてる現状。だがこれでいい。方針転換。





ここ最近の自分のサッカー事情



 というわけで、長いようで短いオフシーズンが終わるところで、超久しぶりにサッカーについて書いていこうと思います。

 ただし、これは今頭の中で浮かんでいるものをゆるーくアウトプットしていくだけの回です。戦術的な解説や新監督の解説などを求めたい人は、ここでお別れです。ありがとうございました。








 ・・・というのも、最近サッカーへの熱がここ数年で最低レベルに落ちていまして。2021年のJ1最終節、ベガルタ仙台VS鹿島アントラーズを現地で観て以降、どうもサッカーに対する意欲が消えました。ほぼゼロに。そしてなんなら今も100には程遠いです。

 最近気づいた主な原因は

・贔屓クラブ同士の熱い試合を、最後に最終節という舞台で身納められたということ。ベガルタが来シーズンはJ1にいないことが確定している状態だったから尚更色々と心にジーンと来るものがあった。

・オフシーズンになって間も無く、ライブに立て続きに参戦したこと。それも「生田絵梨花卒業コンサート」、「日向坂46冬の大ユニット祭り」、「ひなくり2021」というこの上ない最高のライブに3連続で。(なんならユニット祭りは前から2列目、ひなくりはバクステ最前という信じられない神席。)


だと思っています。サッカー選手でもないのに自分もオフシーズンになったような気分で、海外サッカーもあまり観ず、ゲームやYouTubeなど他のことに時間を使うようになった1月でした。


 2020年は140試合、2021年は180試合も年間で試合を見れたこと、今となっては信じられません。ようやっていたと思うし、まず今年は100%届かない数字。
(現時点では今年7試合だし。)


 こんなこと言っておいてシーズン始まったらモチベ回復してたりするのも全然あり得る。今年は観光がてらアウェーにはたくさん行きたいと思っているので、スポーツツーリズムを楽しんでいきたいと思います。



鹿島アントラーズ2022について、思うところ


 鹿島アントラーズ、ベガルタ仙台の兼サポをしていて、今年からは水戸ホーリーホックも追っていこうと考えている自分。ですが一番熱を入れるのが鹿島アントラーズなのは揺るがないので、この1チームに絞って色々呟きます。

・予想布陣、戦い方(鹿島VS水戸を参考に)

https://www.soccerdigestweb.com/news/detail3/id=105079

サカダイさんの記事より


 この手の図は自分で作ってもろくなクオリティにならないので、勝手に引用させていただきました。



 「鹿島といえば4-4-2」というのは自他ともに認めるところだと思います。ヴァイラー新監督になって変化があるかもしれませんが、オーソドックスなこれでシーズン序盤を乗り切るのはほぼ確定路線だと思います。監督も来日できていないし。

 上田綺世、エヴェラウド、染野唯月というストライカー陣に鈴木優磨が加わったんですから、彼らを活かさない手はありませんよね…



 2月13日に行われたプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル2022」にて、鹿島VS水戸の試合があり、観させていただきました。
 岩政監督代行が率いる鹿島のスタメンは、上記のメンバーから「三竿→樋口、土居→荒木、上田→エヴェラウド」への変更。関川とミンテの位置は逆でしたね。


 試合内容に目を向けると、なんとも興味深いチャレンジをやっていまして…

 まず、ボールが前に運べる運べる。水戸がある程度リトリート4-4-2で守りを固めてきたことも影響していましたが、かなーり流動的にポジションチェンジを繰り返し、スペースを見つけてボールを相手陣内に運べていました。


 面白かったのは両SBが内側に入ってくる形。広瀬はともかく、安西がこのような立ち位置を取っているのはかなり珍しいと思います。

①ボールサイド以外はテキトーですが、こんな風に荒木が張って安西が内にポジションをとっていました。



 逆サイドはこんな感じ。個人的にはこの形が適材適所な気がして好き。この位置から広瀬が上がってペナ前に侵入、惜しいシュートを打つ場面もありました。





 ①の形もありましたが、なんだかんだで基本的にはこのような形が多かった印象。安西が得意な高い位置を取り、樋口がクロースロールでボールを受けにきてくれていました。ここから逆サイドの和泉まで一気にボールを届けるシーンも見られました。


※このサイト使う機会もあまりないので、色々遊び感覚で動かしています。温かい目でご覧ください。


 どちらかと言うと「ここのポジションは◯◯が取ろう」という形ではなく、「ここのポジションを取る必要があるから、周りを見て現在それぞれが必要な位置を取ろう」という原則があったように感じました。
 でなきゃ樋口やピトゥカが幅取ることにはならないと思いますし。


 ただピトゥカや荒木など個人のスキルに頼っていた昨シーズンからは変わった姿を見せてくれており、そこは素直に嬉しかったです。



 このようにして相手陣地内にボールを運ぶことは出来ていたものの、結局得点することは出来なかったので、崩しのクオリティはまだまだ高めていく必要がありそう。
 しかし、広瀬のクロスはかなり大きなチャンスメイクになっていましたし、今年鍵を握るのは実は広瀬なんじゃないかと少し思っていたりもします。ただ、このポジションには昨年ブレイクした常本がいますし、彼もこのような内に入ってくる役割を任せられれば輝く選手だと思います。マンチェスターシティのカイルウォーカーのように、基本的には内側の低い位置を取ってネガトラの際に相手を潰す役割に徹して、押し込んだ時だけオーバーラップやミドルシュートで攻撃に厚みをつける役割が彼には合っているかと。





 そして気がかりなのが後半の出来。安西が外に、荒木が内に入る形が増えて良い形を見せていたものの、選手交代やなんやかんやあって失点してからは去年に戻ったかのような個人頼りのサッカーになってしまっているようにも見受けられました。(水戸が割り切って引いてきたのも一因ですが)


 余談ですが、浦和から新加入し、この試合ゴールを決めた水戸の木下選手。かなり嫌な存在であると同時に味方にしたらかなり頼もしい存在でした。仙台に移籍した中山の穴の埋めるような、チームの核となる存在かもしれません。頼むから夏に移籍しないでくれよ。



 話を戻すと、このまま水戸の気迫こもったディフェンスを崩すことができず、敗戦。この勝ち負けを気にする必要はないと思いますが(岩政さんも全然気にしてなさそうだったし)、水戸からしたら嬉しい嬉しい対鹿島初勝利。歴史が動いた瞬間でした。開幕からいきなり大分→仙台→秋田→横浜FCと、昨年のJ1チームとの試合を多く控える水戸に取って、大きな大きな自信と手応えを得たゲームとなったに違いありません。


 鹿島は良いタイミングで宿題ができたと思えば全然良いでしょう。来たる2/19に控えるガンバ大阪とのアウェーでの開幕戦。ここに全てをぶつけられればよし。仮に上手くいかなくても、シーズン序盤に弱い展開は慣れていますし、温かい目で見守っていきましょう。それはちょうどザーゴ体制で鍛えられていることでしょうし。




 軽くまとめると、「守備は4-4-2ベースを継続、攻撃は流動的に可変(3-5-2?)しながらボールを運び、押し込む。」が現在分かったなんとなくの戦い方でしょうか。気になるのは相手の方がボール保持に長けているチームだった時でしょうか。そこら辺はいきなり(ガンバ戦、川崎戦で)試されるはずなので、楽しみ半分、怖さ半分で待っていようと思います。






・個人的妄想スタメン

対戦相手はどこぞの水色のチーム


 完全に自分の好みで選んでみた、見てみたいスタメンはこちら。

守備時4−4−2、攻撃時3−5−2
ゴールキーパー:クォン・スンテ#1
右サイドバック:広瀬 陸斗#22
右センターバック:関川 郁万#5
左センターバック:キム・ミンテ#20
左サイドバック:安西 幸輝#2
右ボランチ:樋口 雄太:#14
左ボランチ:ディエゴ・ピトゥカ#21
右サイドハーフ:土居 聖真#8
左サイドハーフ:荒木 遼太郎#10
右センターフォワード:上田 綺世#18
左センターフォワード兼セカンドトップ:鈴木優磨#40






・・・とここで問題発生。
これに続いて選手1人ずつ言及していったのですが、調子乗ってたらいつもの癖で長文になってしまい、なんだかカオスすぎる構成に。流石にこれはまずいので、ここでは選手にフォーカスするのは控えておきます。
 ここの書いてあったのをコピペして、また一つ新たに作ります。


追記:書きました↑





 気を取り直して。

 このメンバーにしたのは、あくまでもボールを握り倒したい、ゲームを支配したいという考え方が前提にあってのものです。なのでハードルはめちゃくちゃ高いです。こういうフットボールに行きつかない可能性だってかなり高いです。
 しかし期待、妄想するのは勝手ということで、その考えで進めます。


 某水色のチームとしましたが、完全に川崎フロンターレです。第2節、しかもホーム開幕戦であたります。最近相性悪すぎて全く勝てていない天敵ですが、今度こそは勝利を掴みたい。ということで川崎を相手にするなら、という前提で話を進めます。

鹿島の守備時


 まず、守備時は4-4-2でよいでしょう。最もオーソドックスかつフィールドをバランスよく見れるシステムです。ただ、アンカー番を誰がやるかだけはしっかり決めておかないと、川崎相手には自殺行為になるでしょう。これはボランチが1枚前に出る形もあり得ますが、1対2になって川崎のインサイドハーフに中盤のスペースを支配されてしまう恐れあり。個人的には2トップの一角がアンカーのマークをし、もう片方のトップがCB間のコースを切りながら同サイド圧縮に追い込む形を推します。(そして谷口、車屋ならどちらかというと谷口にボールを持たせた方が良いんじゃないかなとも思っています。)
 
 押し込まれると川崎のクオリティの高さにやられるだけなので、あまり引かずに高い位置から積極的に奪いにいった方が吉と出ると思います。



 攻撃時ですが、中盤1枚が降りるor右サイドバックの広瀬が内に絞って3バックを形成。安西を高い位置にあげて荒木を中に入れてバイタルエリアで仕事をさせる、5-3-2可変を推します。これが適材適所にメンバーを置けて、最も攻撃的にいけると思っています。(聖真のところはサイドに張れる選手が良いので、和泉でも良いかなとも思ったけど…、キャプテン補正です)

 3トップ攻略の定番といえば、相手ウイングの背中にサイドバックが位置どり、ボランチがワンタッチでそのサイドバックにはたくことです。ここで例えるなら、関川が間を通すパス→樋口ワンタッチ→聖真へ通り、フリーで運べる。という形です。前進する手段としてはこれが大事になってくるはず。

 そしてボランチの能力の高さも重要で、川崎のハイプレスをかわすにはボランチの技術の高さが必要です。逆にここで1人かわせるものなら、一気にチャンスになる。ということで樋口を選びました。

 どっちサイドでボールが動いているかにもよりますが、荒木or聖真に川崎のアンカー脇を使わせたい。(聖真が内に入る時は広瀬に幅を取らせたい)
 そこでボールを受けることができれば、2トップの破壊力、荒木&聖真のパス能力で一気にチャンスメイクでき、ゴールの望みも高まると思います。





 ・・・とまあここまで色々妄想しましたが、こんな上手くいくはずないのがサッカーの難しさであり面白さでもあるんですよね。

 具体的に今の戦力状況、チームスタイルの中でどのような現象が起こりそうかというのは、試合直前に有識者があげてくれる記事やnoteを見ましょう。これより100万倍タメになることが書いてあります。









サッカーへの向き合い方


 妄想にも気が済んだということで、終わりに入ります。あ、選手紹介はこれに続く記事でやってます。



 サッカーへの向き合い方ということで、現時点でまだモチベが上がりきっていない自分のための戒めのような、覚書のような、そんなテンションで書きます。

 まず、目の前の試合を楽しむこと。これに尽きるでしょう。
 某YouTuberや周りの人の影響でサッカーの戦術が好きな自分。ですが、昨シーズンは戦術を理解して考えようとするあまり、試合を楽しむことができていないのでは?と感じる場面がいくつかありました。

 戦術的に俯瞰して見る
→線で見ることに繋がり、選手やチームへの心無い批判をしなくなる。
→ストーリー性を持って楽しむことができる。

 といったメリットを感じてもいますが、ずっと考えているのは中々大変で、それこそ理解するのが苦手すぎる僕はたまにストレスを感じてもいました。
 その反動からかもしれませんが、たまに友達と軽い雰囲気で話しながら見たり、スタジアムで目の前のプレーに一喜一憂しながら見るのがとても楽しくて仕方がありませんでした。

 今年はこれを増やす、というかある程度戦術的なことを考えるのはもうやめにしようと思います。娯楽であるはずなのに、自分に負担かけていてはしょうがないですし。


 これが今までと大きく変えようかなという自分のサッカーへの向き合い方です。ただ、もちろん自分の負担にならない範囲内では有識者の記事やnoteを読んで、日々お勉強は続けたいと思います。勉強するのは昔から苦ではないので。





新生鹿島アントラーズへの向き合い方


 あとは本題の鹿島アントラーズについて。タイトル奪取が大きな目標に掲げられていますが、あまり過度な期待はしないのが得策だと思っています。
 そりゃ取れるものならタイトルは取りたいです。しかし昔から根付いていたものを改革するのは中々にしんどいことです。ザーゴの時もそれを痛感しましたし。ただ、気になったのはその時のサポーターの雰囲気。目の前の試合を大事にするのは分かりますが、中長期的な目線で見れていない人が多すぎて、なんだかモヤモヤしていました。
 昔の栄光を思い出すのは簡単ですが、現代フットボールはそれに回帰して勝てるほど甘くはありません。昨シーズン、天皇杯の川崎フロンターレ戦で格の違いを見せられたのは記憶に新しいでしょう。直接対決で勝ちはしましたが、横浜・F・マリノスもレベルの違うところまで行っています。そのマリノスなんて、改革しようとして2018年には残留争いまでしています。しかし翌2019年、リーグ優勝を果たしています。鹿島もこのようになってほしいです。

 改革には痛みを伴うのを我慢して、中長期的な目線で、クラブを応援する人が増えれば良いなと思うばかりです。くれぐれも昨年のあんな横断幕事件のような、サポーター同士、選手サポーター間が分裂してしまうことはあってはなりません。


 それに関して僕は祈ることしかできませんが、少なくとも僕はチームの成長を楽しみに、1試合1試合大切に見ていこうと思います。今年は無理でも、いつか大きな華を咲かせて鹿島が新しい形で蘇ることを願います。それを僅かな力ではありますが支えて応援し続けるようなサポーターでありたいです。










 ってわけで今回はこんな感じで!
 いざ書いてみると色々自分の至らなさも感じるし、これはこれで後から見てみたら面白い文章になっていたのかなと思います。

 とりあえず開幕前に色々と決意できました。今年のJリーグもまた盛り上がりそうです。結局開幕直前のこの高揚感が一番好きなんですよねー。




 気がついたら6000文字以上も書いてた自分、マジでアホだなと思います。次に残した記事もあるし、本当にこの辺にしておきます。






それでは、また!






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