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自分のオタク史の全て。~元々オタクが嫌いだった自分が、紆余曲折を経てそれを誇らしげに思うまでの話~

※14263文字



~(注)これは圧倒的にただの自分語りです。アホみたいに文章長いので読む人は覚悟と温かい目をご用意ください。


 現在日向坂46をはじめ乃木坂46、櫻坂46など坂道グループにハマっていて完全にオタク化している自分。ただ、これ以前も声優アーティストだったりアイマスだったりラブライブだったり、色々とハマっていました(※これらのオタクを引退した訳では決してないです)。

 結局今はどれが1番か決められない、いやどれも1番なDD(誰でも大好きの略)オタクとして生きています。どうしてこうなったか、なんなら僕が1番興味あります。時間がある今、改めて自分のことを振り返ってみたいなとふと思ったので、今回このような文章を書こうと決めました。自分史的な物が作れればいいなと。それでは昔に、『時を戻そう』


小中学生、それ以前の自分

 では自分語りを始めていきます。中学2年生まで、僕はだいぶ健全に生きてきた自信があります。小さな頃からハマっていたアニメといったら、「ドラえもん」「ポケモン」の二台巨頭でした。

【※2/13にここまで書いて以来、ずっとサボってしまっていました。ライブの感想を書きたいので、これはさっさと書き終えたいと思います。】

 そんでその後イナズマイレブンに強烈にハマる訳ですが、これもある意味自分史の中でかなり重要な意味を持っていますね。なぜなら僕はこれをきっかけに「サッカー」というスポーツにどっぷりハマって今こんな風になっているので()

イナズマイレブン→PSPのウイイレ→日本代表→Jリーグというよく分からないルートで今があるという。本当人生って何があるか分からないよね。

 話が逸れたんですがこの話はどうでもよくて、とりあえず小さな時期の僕はオタクというものには全く縁がない生活をしていました。たまにテレビで見かける、いわゆるアキバの典型的なオタクのことを「こんな人もいるのか〜」とかたまに思うくらいでした。あ、ちなみにAKB48は普通に好きでしたね。

 中学生の頃、僕の周りは空前のボカロブームでした。よくある給食の学内放送では結構な頻度でボカロが流れ、僕はそれが正直好きではありませんでした。ってか普通に嫌でした。




ターニングポイント①:ボカロ、カゲプロ、HoneyWorksとの出会い。そしてオタクになる


 前置きが長すぎるんよ〜自分。てなわけでここからが本題みたいな感じです。  

 こんな感じでオタクとは程遠くかった自分が変わったきっかけは中学3年生の秋頃。今でも覚えています。合唱コンクールが終わり、打ち上げでカラオケに行きました。実はこれが人生初のカラオケだった僕はほとんど歌わず友達の歌を聞いていたのですが、いざ聞いてみると曲調が凄く好きな曲ばかり。それが「千本桜」や「脳漿炸裂ガール」、「カゲロウデイズ」、「竹取オーバーナイトセンセーション」などボカロの曲ばかりでした。友達に「これなんていう曲?」と聞いて、家に帰ってYouTubeや音源を聴きまくりました。

 まあこれが大きなターニングポイントでした。ボカロ内のコンテンツとして存在していたカゲロウプロジェクト(略してカゲプロ)、そしてHoneyWorks(略してハニワ)にどハマりしていきました。仲良くしている友達がこれら両方とも詳しかったので、学校では毎日そんな話をしていました。ラインのアイコンをこれらのキャラのにしたり、一言コメントでカッコつけたりと、今思い返すとどこかが痛むような苦い思い出。これがいわゆる厨二病だったんだなと、後になって知りました。

 カゲプロとハニワについて語るとなんか色々止まらなくなるので自粛しますが、カゲプロは如月モモちゃんと「如月アテンション」「オツキミリサイタル」「夕景イエスタデイ」あたりが大好きでしたね。ハニワは望月蒼太くんと早坂あかりちゃんのカップルが好きすぎました。「ヤキモチの答え」は名曲。「病名恋ワズライ」「告白ライバル宣言」も好きだったな〜。今思うと僕って割とハニワ古参だった気がしますね(自分で言うな)、現在の状況はほとんど知らないけど。ていうか方向性変わった気がするなハニワが。

※万が一カゲプロやハニワについて語れる人いたらぜひ語りましょう!僕もまだ語れるはず!

 てなわけで、高校受験の1番重要な時期にオタクになってしまった私。幸いハマった時期が少し遅かったおかげか(?)成績の低下もそれほどなく、ずっと目標にしていた志望校に合格し、晴れて高校生になりました。そしてここでもいくつかターニングポイントが。




ターニングポイント②:ラブライブ!との出会い


 高校入学、いやそれの少し前あたりに友達の塾繋がりで知り合った友達がいたんですが、その人がラブライバーでした。当時ラブライブの存在すら知らなかった僕ですが、その人に勧められてアニメを見てみたらまあハマってしまいまして…。さらにはその勧めてくれた人とは高校のクラスも一緒になるという偶然もあり、僕のオタク化はどんどん加速していきました。学校の休み時間で必ずスクフェスやってたんだもんな。恥ずかしいよ!

 まあ色々黒歴史量産したこの頃ですが、まあ今思うとそれも良い経験だったということで。趣味との付き合い方はこの頃の経験がかなり活かされているのかなとも思ったりします。

※ちなみにことりちゃんと絵里推しで、「START:DASH!!」「Wonder zone」「Wonderful Rush」などが大好きでした!(聞いてない)6、7年経った今でも曲聞けば歌えるくらいには記憶あるので、いつか誰かこれも語りましょう笑




ターニングポイント③:アイマスとの出会い、そしてデレマスにハマる


 そろそろ疲れてきたけどまだまだ自分語りは続くよ。ご容赦ください。ラブライバー時代に色々と黒歴史を量産した自分は、少しラブライブと距離を置くようになっていました。別にコンテンツは何も悪くないのにね。

 そんな高校1年生の冬、学校の希望者でスキー合宿というものを行いました。確か3泊4日くらいだったかな。その時ルームメイトは自由に決められたので仲良い人で組んだのですが、これがまた転機で。

 合宿中の夜が暇ですることもなかったのですが、友達の1人が「アイマス見ようぜ!」と言ってきて。当時アイドルマスターとラブライブは相反するものだと勝手に思っていたのでハマるわけないと思って勝手に敬遠していた自分ですが、まあこれにもハマりまして。結局夜はずっとアイマスのアニメ(この時は765)見ていて、もはやスキーよりそっちがメインになってたみたいなところあります。(ちなみにその「アイマス見ようぜ!」と言ってくれた友達と、ラブライブ勧めてくれた人は同一人物)

 結局高1の冬はアイマスにハマった冬になりました。ここに追い討ちをかけたのが「アイドルマスターシンデレラガールズ」で、当時ちょうどアニメ一期をやっていたのでリアルタイムで見ておりました。いやーあれは名作でしたね。ハマらない訳がないキャラデザや曲の数々で、デレステのアプリリリースも相まって沼にハマりました。高2もそのままデレマスのプロデューサーやってましたね。

 昨年の反省を活かしてちゃんとコンテンツとの付き合い方は考えていたので、ここではそんなに黒歴史は発生せず。そういえば今のオタクアカウントを作ったのもこの時期でした。元々サッカーの代表戦を実況したくて作ったアカウントだったけど、サッカーとプロデューサーを兼ねている人を見かけて「これはいい!」と思い、デレマスとサッカー用のアカウントとして出来上がりました。こんな風に、リアル以外で趣味の吐き口を作ったのは結構良い選択だったのかも。

登下校や部活前後、大会前にデレマスの曲を聴いてテンション上げることもしばしば。あの頃は大変お世話になりました。

※担当は島村卯月、前川みく、高森藍子、好きな曲は「Orange Sapphire」「私色ギフト」などです!アニメまでだったらまだ語れる自信あります!




ターニングポイント④:ミリオンライブとの出会い、そして声優アーティストへ…


 そんなこんなで平和にプロデューサーやってた自分。部活も引退した高3の夏頃、高校のプロデューサー集めてカラオケをやる機会がありました。そこで僕は765やデレマス(あとはラ!も)あたりを楽しんでたのですが、そこで友人がいれた「Welcome!!」という曲。この曲との出会いが僕の今後の人生を大きく変えました。「すんごい楽しそうな曲だな〜」と思って家でYouTubeで動画を見つけて本家を聞いてみると、うわ、好き…となりました。がっつりコールある曲が好きな僕がハマるのは当然ですよね…


↑多分この頃と思われるツイートを発掘してきた

 そしてYouTubeは関連動画が現れるのが恐ろしいところ。そこでよく出現するライブ映像のダイジェストを僕は永遠と見るようになり、ここで僕は「アイドルマスターミリオンライブ!」の沼にハマります。よく見ていたのは2ndや3rdのライブ映像。この頃のライブに参加できたら…って今でも思う日々です。セトリ強すぎるもん。

 そんな感じで大学受験の勉強が本格化しだした頃にハマったミリオンライブですが、これがきっかけで僕は新境地に足を踏み入れます。それが「声優」、というより「声優アーティスト」です。ミリオンライブのライブはもちろん担当の声優さんがパフォーマンスをする訳ですが、そこで僕はある人が目に留まりました。それが望月杏奈の声を担当している「夏川椎菜」さんです。

元々「Happy Darling」という鬼神曲にがっつりハマっていた自分ですが、「ナンス」という不思議なあだ名や「(*>△<)」という絵文字を目にするうちに、この声優さん自体が大好きになりました。そこからはもう芋づる式。もちょ(●・▽・●)こと「麻倉もも」さんを知り、「雨宮天」さんを知り、その3人で組むユニットがあるらしいぞ!となって「TrySail」を知り、ラジオを聞くようになりました。

↑この頃には聞いていたという記録が残っていました。

 この流れは夏以降ということで、大学受験の勉強真っ只中でした。勉強ばかりの日々はもちろん辛かったのですが、ミリオン、TrySail等(あと実はラブライブサンシャインも)の楽曲を登下校や休憩時に沢山聞いてリラックスしていました。勉強のノルマクリアしてラジオや動画をみるのがモチベすぎて、この時期は頑張れました。これらが無かったらと思うと…怖い…

 また、ミリオンライブ関連で重要な出会いがもう一つ。みっくこと「伊藤美来」さんを見つけたのも確かこの頃でした。当時気になった原因はその圧倒的顔面偏差値。マジで可愛い。これ以降「みっくかわいい(n回目)」というツイートを連発、というか乱用するようになりました。                  


 少し余談。もうやっていませんが、「伊藤美来 まるっとまとめ!」と「夏川椎菜のナンスの角に小指ぶつけて痛い」は特に思い出のラジオです。2人が大好きになって、今でも大好きな理由の多くがこれに詰まっています。受験期は心の支えとして大変お世話になりました。この場を借りて(?)感謝したいです。本当にありがとうございました!




ターニングポイント⑤:大学生になり、声優アーティストのオタク、そしてDDが急加速


 沢山の推しのおかげで、無事に第一志望の大学に入学することができた私。ついに一人暮らしが始まりました。大学生、そして一人暮らし。良くも悪くも、オタクをやる環境は整いすぎており(首都圏じゃないのはあれだったけど)、ここからついにライブにも顔を出すようになり、オタクが急加速します。

 記念すべき人生初ライブは今でも忘れない2017年7月9日、「TrySail Live 2017 Harbor×Arena 」の横浜アリーナ公演。実際に行ったライブの感想などは別で書こうと思っているけど、とにかくこのライブは今でも史上最高のライブの1つとしてずっと心に残っています。この時の記憶は今でも鮮明に思い出せる。

いうて1年目はこのライブとみっくのバースデーライブ、リリイベに1回遠征したくらい(もうちょいやってたっちゃやってたけど)。2年目が問題です。

 2018年はかなーりいろんなライブに行きました。仙台に住み始めたことがきっかけで知った「Wake Up,Girls!」にハマって遠征した5月の「Green Leaves Fes」、デレマスやバンドリ経由でハマった大橋彩香さんのライブ、曲が強くてハマった内田真礼さんのライブなどに参戦しました。初のアイマス現場となったミリオン5th、麻倉ももさんや雨宮天さんのソロライブにも参加、伊藤美来さんのリリイベにも3回くらい顔を出しました。TrySailのツアーでも宇都宮、茨城、幕張に計5回顔を出し、極めつけは夏のアニサマにも3日間全通したこと。本当にライブ行きまくった1年だったなと思っています。

 アホな思い出として今でも勝手に語っているのは、5月から6月にかけて4週連続で週末東京に遠征していたこと。サークルのイベントをすっぽかして。これは本当に頭おかしかったです。ライブ楽しかったから全然よかったけど。

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↑アニサマ2018。熱い夏でした。


 こんな感じで2018年は殻を破ったように幅広いライブに参戦したなと自分の中では思っています。でも最終的には自分がいったい何のオタクなのか分からなくなってきて、困った僕はDDオタクという言葉を乱用して逃げるようになりました()

注)DDとは「誰でも大好き」の略のオタク用語。これを嫌う人も中にはいる…らしい…?




ターニングポイント⑥:2人の最推しの存在と、自分の決意


 スケジュール的にも金銭的にも中々ハードだった2018年。心を入れ替えて「2019年は最小限のイベント参加に抑えて、オタクもほどほどにするぞ」と意気込んでスタートしました。実は2018年終わりから2019年始めにかけて、大学で友達と運動したり話したりするのが凄く楽しくてオタクのモチベが消えかけた時期でもありました。成人式や同窓会もあったしね。

 ただやっぱりオタクはオタク。結局多くのイベントに参加しました。だって楽しいんだもの。そしてオタクであり続けることを恥じる気持ちも少なくなり、オンオフの使い方にも慣れました。この1年はオタクとしてまたひとつステップアップした年だったと思っています。良い意味でね。

 3月にWake Up,Girls!のラストライブを見届け、(4月の417の日とミリオン仙台には行けませんでした、ちくしょう!)5、6月にはTrySail3rdツアーの横浜、仙台公演に参加。6月は幸運なことに夏川椎菜さんの握手会にも参加できました。8月は3日に仙台での伊藤美来さんのリリイベに参加し、そのまま翌日4日は幕張でのTrySailツアーファイナルに参加するという神ムーブ。9月はミリオン6thと、記念すべき夏川椎菜さんの初のソロライブに参加。10月も5日に伊藤美来さんのライブがあっての6日に夏川椎菜さんのライブに参戦。最高の回しでした。11月は伊藤美来さんの学園祭イベントで青学と立教大にお邪魔しました。12月にはTrySail3人のMusic Rainbow06に参加してイベ納め。

 こうやって書き出してみると、全てが最高のイベントでした。これは2018年のイベントが悪かったという訳ではなく、2019年のイベントが特別良すぎたという話です。


 ただこれらの中でも特にターニングポイント的イベントになったのは8/3のみっくリリイベ、9/25のナンスソロライブ、10/5のみっくソロライブです。

 8/3のみっくリリイベは、自分が住んでいる仙台での開催。アルバムを少しだけ積んでリリイベ当選し、直接お話しながらジャケットに直接サインを書いていただけました。しかも当日行われたじゃんけん大会で運よく勝ち残り、直筆サインをいただくことにも成功。また、このイベントがきっかけで多くのみっくファンと仲良くなることが出来ました。みっくの現場で友達増やしたいと思っていた僕にとってはこれは本当に念願で。ずんだシェイク7連番や牛タン5連番とかもやりましたね。

 10/5のみっくのライブでもその皆さんに再会し、なんならそれ以上に多くの人と繋がってめちゃくちゃ楽しかった思い出です。勿論ライブ自体も最高で、心の底から幸せになれた素晴らしいライブでした。6列目から見るみっく可愛かったな〜、めっちゃ目もあったし(これはガチ)。

 そして9/25のナンスソロライブ、「夏川椎菜 1st Live Tour 2019 プロットポイント」の初日千葉公演。これはもう最高に最高すぎるライブでした。Harbor×Arenaと並んで、自分史上最高のライブになったと思っています。まさにナンスの「プロットポイント」となったであろう初のソロライブを見届けられて、本当に嬉しかった。ソロデビュー決まった時の心境やその後の苦悩などをリアルタイムで知っていたから、1つ1つの曲でその当時の思いがフラッシュバックして、気持ちが高ぶりまくりました。とはいえあんなに泣くとは思わなかったな。しかも2列目で、僕にナンスを教えてくれた最高に気が合う友人と一緒にその場にいれたんだもの。そりゃ最高になる訳だよね。他にも勿論ライブ会場ではいろんな出会いがあり、思わぬサプライズもあったりして…マジで最高でした(何回いうねん)。


 とまあ、この3つ(+ナンスの握手会も)が僕にとっては本当に大きなイベントでした。これらに参加出来たおかげで僕はオタクをやっているのがむしろ誇らしくなり、これ以降モチベが落ちることは滅多になくなりました。そして元々「ナンみく推し」「夏川椎菜、伊藤美来単推し!」みたいに2人を最推しとしつつも、結局誰のオタクやねんみたいな生き方をしていたのですが、これらを経て僕は決意しました。「夏川椎菜さん、伊藤美来さん2人が最推し」なオタクとして生きていきます。前と言ってること同じやんって感じだけど、今までは迷いがある中での推し方を正直していたところがあります。でもこの時に僕はもう振り切って、「2人とも1番!」というだいぶめちゃくちゃな理論で収めることにしました。今後の推し方のスタンスを改めて決めることが出来たという意味で、これも僕にとってターニングポイント(プロットポイント)の1つになりました。

 ナンス、みっく、2人とも本当に僕の自慢の推しです。

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ターニングポイント⑦:「絶対ハマらない」と言っていた坂道グループの沼にハマってしまうまで


 こんな感じで声優アーティストの推し方のスタンスが決まった2019年ですが、また新たなジャンルにハマるという事件(?)も発生します…

 乃木坂46、欅坂46(当時)、日向坂46の、いわゆる坂道グループです。

 乃木坂はデビューした時から名前と「ぐるぐるカーテン」くらいは知っていました。名前だけね、うん。高校や大学の友達でいくちゃん推しの人がいてそれを知っていて、あとは大学のサークルの出し物で「制服のマネキン」の女装ダンスをしたのでそれくらいは知ってたかなという。非常に浅い知識でした。

 欅坂46は「サイレントマジョリティー」があまりにも有名すぎて知っていました。メンバーの名前は知らないしそれ以外の曲もサビのメロディーくらいしか知らなかったけど。2016年、当時高3だった僕はカラオケ行って何歌えば良いか悩んでいる人間で、「その時のJ-POP人気の歌を漁っておけばいいよね!」的な精神で音楽を勉強していて出会ったのがサイマジョです。この時から欅坂46にハマっていた世界線の自分が見てみたいよ。笑

 そして日向坂46。改名前は「けやき坂46」でしたが、曲とメンバーは知らなくても実は名前だけは割と前から聞いたことはありました。欅坂46の武道館3Days公演(確か漢字2Day、ひらがな1Day)が全てけやき坂46の公演に振り替えられた時にそのニュースを見たな、というのが最初の出会いです。もえし(声優の豊田萌絵さん)がラジオだかTwitterだかでその時の感想を語っていて、「よく分からないけど大変そうだな…」なんてうっすら感じた記憶があります。本当に浅い出会い。

そんな感じのあっさ〜い出会い方だった3坂道グループ。2018年当時はこんなことも言ってました。

※これはそのアーティストが嫌いだからとかいう訳では決してなく、これ以上推しの対象を増やしていたら色々な意味でパンクするし破産すると思っていたからです。

 周りの友達から布教されることも多かったんですが、「絶対にハマらないから!笑」と毎回返していた自分。今思えばこれは盛大なフラグだったという。


 てわけでその過程を、当時のTwitterを元に振り返りたいと思います。

 まずは乃木坂から。乃木坂というより、完全に「生田絵梨花」さん個人を推していただけの人なので、この時はまだ優しかったと思われます。でもこの時2019年の始めで、2018年の紅白の乃木坂はしっかり見ていた記憶はあります。思ったより前だったね。


 そして少しずつ曲も聞くように。最初はライブ映えするような曲、「裸足でSummer」「ガールズルール」あたりを無限に聞いていたら、普通に乃木坂の曲が好きになりました。数曲しか知ってないけど。これは友人の付き合いで物販に一緒に並んだ時のツイート。何も買うつもりなかったのに、結局ここでいくちゃんのタオルを初購入(衝動買い)してしまいます。ここら辺からもうハマる未来は見えていたのかもしれない。


もう2019年の秋冬には完全に乃木坂好きになってましたね、お疲れ様でした!



 てなわけで次は欅坂。先述の通り曲だけはなんとなく知っていたものの、それ以上は何も知らず。全ての始まりは2019年5月のこれでした。


 何気なく楽天のインスタを眺めていたら現れたこの左側の人、「守屋茜」さんに完全な一目惚れをしまして、(虹花さんごめん)欅坂知ってる友達に名前とか色々聞いたりしました。

 チョロいオタクなので、すぐに顔推しに。そしてその友人から誕生日(6/25)にこの守屋茜さんの写真集をプレゼントされました。まあこの瞬間に色々決まりましたよね。この後の流れは乃木坂の時とほぼ同じで、特定の個人推し→曲好き→グループ好きという流れ。

 夏にサッカーで家に泊まりに来た友人が永遠と「危なっかしい計画」を流していて、「欅坂ってこういう曲もあるのか…!」と感銘を受けた自分は、この曲を中心にメジャーな曲を聴き込むように。特に「アンビバレント」は毎朝聞くくらいには好きでした。

 渡邉理佐さんの存在も大きくて、欅坂のメンバーへの興味も増す一方。下は紅白直後のツイートです。はい、もう完全に欅坂のオタクが出来上がりましたね。お疲れ様でした!



 最後です、日向坂46。今このグループに絶賛ハマっている最中で、古くから付き合いのあるオタクには申し訳ない気持ちが1ミリくらいある。でも日向坂との出会いがおそらく1番遅かった気がします。2019年2月、改名した時のニュースを覚えているかいないかっていうレベルだし…

 でも確か2019年後半に乃木坂や欅坂の曲を聞きまくっていた時期と同じタイミングで、一緒に日向坂の曲も聞いていた記憶はあります。「キュン」「ドレミソラシド」の2つだけだけど。

 2019年10月、この頃はこう言っていますが、多分誰1人としてメンバーの名前は把握していなかったはず。「小坂菜緒」さんすら知らなかった。

 ただこのあたりで転機が。1つはある友人から『「ひなあい」っていう番組が面白いよ〜。「ひなあい バーベキュー」って調べてみな。』と言われたこと。もう1つは「ユニゾンエアーっていう音ゲーがあるから、それインストールしてみな」と言われたこと。この2つが地獄沼の始まりでした(教えてくれて本当ありがとね)。

 ひなあいは後述ということで、ユニエアの件から。これは欅坂46と日向坂46の2グループが同時搭載されている音ゲーで、欅坂の「危なっかしい計画」にハマっていた僕はその曲がやりたい一心でミッションを進めました。ただこのゲームの凄いところは、ゲームを進めるだけでメンバーのプロフィールや性格、言動などが全て分かってしまうというところ。また実際のライブ映像をバックに音ゲーが出来るところも凄い(あとはガチャのSSRの排出率が高いところも推しポイント)。ミッション等を進めるうちに、今まで知らなかった欅坂の曲を知り始め、日向坂(というよりけやき坂かな)の曲もいいなと思うようになり、ガチャで当たったメンバーの名前を覚えるようになったり。まあ初心者でも楽しめて、かなりお勉強になりつつも同時に沼に沈められるような素晴らしいゲームでした。今でもユニエアはやってますが、坂道グループをこんなに好きになるにあたって間違いなくこのゲームが大きなきっかけとなりました。感謝です。


 そしてひなあいこと、「日向坂で会いましょう」。この番組が僕の世界を大きく変えてくれました。

 合法か違法かは置いといて(小声)、友達に言われた通り「ひなあい バーベキュー」などと調べて動画を見てみると…「なんだこれは…!死ぬほど面白いんだけど…!」と衝撃を受けたことが思い返されます。バーベキューロケ3回をあっという間に見終えてしまいました。いわゆる普通のアイドル番組を想像していたのですがこの番組はそんなことはなく、マジで良い意味で”ぶっとんで”いました。オードリーとメンバーの掛け合いが面白すぎて、シンプルにめちゃくちゃ笑っていました。本当にこの番組は凄いです。ぜひもっと多くの人に、一度でいいから見てほしい番組。

 そして極みつけは2019年のレコード大賞紅白歌合戦カウントダウンTV。ここでアイドルとしてパフォーマンスをしている日向坂46を初めて見て、そのパフォーマンスのキラキラさに思わず見惚れてしまいました(その時目に留まった人は、後になって「齊藤京子」さんだったと知るのはもう少し先のこと)。もちろん乃木坂も欅坂も見ていたんですけど、この年末は日向坂の印象が強すぎて強すぎて…。それくらい衝撃が強かったのと同時に、「あっ、僕は日向坂46がもう好きだしこれからハマっていくんだろうな」と本能的に感じました。そんな特別な2019年の年末でした。




乃木坂46、欅坂46(櫻坂46)、日向坂46を追いかけ続けた2020年。そして声優アーティストの方は…


 最高にバカですよね自分、もう10000文字以上も文章書いてますよ。でも、これをここまで読んでいるあなたも正直結構ヤバい人だと思います。「時間奪われた、責任取れ!」といった声には当社は全責任を負いかねますのでご了承くださいね。

 まあ僕はこんな感じで今の推しを見つけてきました。ここからは今現在進行形って感じの話なので、軽めに終わらせようかなと思っています。てか僕が1番このブログを早く終わりに結びつけたいと思っています()

 3つの坂道を知ってその世界に足を踏み入れ、今のようにどハマりするまで。

 まずは3坂道の冠番組を全て見るようにしました。面白いのはもちろん、メンバーの顔と名前を一致させるために。そして曲のお勉強も兼ねて、ユニエアもほぼ毎日やりました。そんなこんなで1月、2月は大量に情報を得てきた日々。知らないことを知り続けていたこの頃が、もしかしたら坂道オタクしていて1番楽しかったかも。



 そして日向坂にも推しが出来ます。みーぱんこと「佐々木美玲」さんです。初期はひなあいに依拠してささみとも呼んでいました。好きになった理由は本当に色々あるんですけど、この時期ひなあいで放送された成人企画が大きかったのかも。ドジでポンコツだったりもするけど、メンバーみんなからの信頼が厚く、ピュアで可愛くて面白さもあり、時々おばさんになったり。なんかもう魅力の塊のような人でした。今でも変わらず僕の自慢の推しです。


 まあこんな感じで相変わらずDDしてたんですけれども()

 他の推しに関して語り始めると多分止まらないので、今回はさすがに自粛させていただきます。


 自粛期間になった3、4月は就活のための諸勉強をしつつ、休憩時間に坂道の番組を見たり曲を聞いてリラックスする日々。ブログも沢山読んでいました。この期間、時間が経つにつれてどんどんハマっていく自分に少し引いてもいた。


 坂道オタクのFFさんを増やしていくにつれて存在を知り興味をもったトーク(メッセージ)アプリ。

最初は取ったら終わりだとか思っていたんですけど、2020年5月26日。「影山優佳」さんの活動再開のお知らせで自分の中の何かが壊れた僕は、勢いでトークを取り始めました。でも影ちゃんの古参オタクな訳でもない自分が、なぜこうなっていきなり影ちゃんを推すようになったのかは今でも疑問だったりする。多分復帰のニュースに伴って色々な情報をハイペースで仕入れて、そこで好きになったのだと思われます。1日で好きに、推しになった存在、「日向坂の最終兵器」影ちゃん。


 6、7月は「少しだけ…」と思いながらトークの数を増加させまくりました。就活大変な時期に、みなさん癒しを本当にありがとうございました。


 ここまできたら、もう今の僕は出来上がりです。完全な坂道オタクと成り果てました。この後乃木坂は「白石麻衣卒業コンサート」、欅坂は櫻坂に改名して「欅坂46ラストライブ」、日向坂も「ひなくり2020」など重要なイベントが沢山ありました。もちろんそれらでよりグループへの好きが深まったのは間違いないですが、自分のターニングポイント的な観点から見ると少し違うので詳しくは語りません。ただ、どれも素敵なライブでした。どのグループも大好きです。

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 そして2019年、声優アーティストの方の決意を新たにしたにも関わらず、こんな風に完全に坂道グループのオタクにもなってしまった自分。普通なら推し変とかしそうなものですが…

うん、大丈夫でした。今までの傾向で言ったら声優アーティストを推すレベルが少し落ち着くのかなとも思いましたが、全くそんなことはありませんでした。というより、坂道グループ推し始めてからそれ以前のコンテンツに興味なくなった例は少ない気がする。「TrySailのトライアングルハーモニー」「愛美とはるかの青春アクティ部!」「たかみなと大西のたかにしや」「Pyxisのキラキラ大作戦!」のセカンドショット番組4つはずっと継続して見ていましたし、「かな&あいりのパッとUP」「れい&ゆいのホームランラジオ!」の前々から見てる番組もなんだかんだ継続して見続けました。

 TrySailやPyxisの二台巨頭は変わらず、ナンスやみっくに対する好きの度合いも落ちることはありませんでした。TrySailの3人は各種SNSを開設して更新してくれたし、そういう新たな面で楽しむことが出来たことはこのご時世の中だったからこそだとも思っています。ライブやイベントに行くことが出来ない状況が続いたからこそ、より一層「もう一度イベント行きたい!」という欲も湧いてきました。


 年末のツイートで色々書いたように、純粋に推しが単調増加して自分の世界がかなり広がった、そんな2020年でした。もちろん悲しくて寂しい出来事の方が多かったですが、その中でも推しからは沢山の元気や勇気、幸せをもらい、楽しい1年になりました。




おわりに(なんとここまで約13000文字)


 いやー、自分語りしているだけなのにまさかの文字数。14000文字くらいまで到達しそうです。卒論並みに書いてますね、はい。むしろ卒論が低クオリティすぎるせいでこっちの方が高いクオリティな気がするから、真の卒論はこっちということに勝手にしておきますか。

 でもここまで書けたのでもうスッキリしました。文章書いてみて、改めて今までかなり紆余曲折ある人生(今回はオタク人生についてのみだけど)を歩んできたなと我ながら思っています。今まで書きたくても書けなかったり、言葉に出来ずにいた思いはほぼ全てここに吐き出せたと思います(それぞれの推しへの想いはもっともっとあるけど)。

 これは本当は2月中に書き終える文章だったけど、サボって長引いてしまいもう3月下旬になりました。 久しぶりの現地ライブだったTrySail、伊藤美来さんの2つのライブを経て新たに浮かんだ想いもあるのですが、それはまた時間ある時に別に書こうかなって思っています。


 こう振り返ると、人生のリアルなターニングポイントでもオタクやっていたおかげでかなり心が支えられていた気がします。高校受験、大学受験、そして就職活動に至るまで、常に推しというかこのような「趣味」があり、時には趣味をするために頑張ったり、時には趣味で心を休めたり元気もらったり。冗談抜きで、このような趣味が無かったら僕の人生で数回はどこかで大きな失敗をしていたかもしれません。こう思うとオタクやっていて良かったなとも思うのです。一時期はオタク嫌いでオタクやっている自分も嫌でしたが、今はもう堂々とオタクとして生きていく自信というか覚悟が出来ました。もちろんそれとの付き合い方は考えなきゃいけませんが、色々な経験をした上で、今が1番良いバランスでオタク出来ているのかなと思っています。

 改めて今まで好きになったコンテンツ全てに感謝です。


 そしてもうひとつ分かったことが。「絶対に〜ない!」という発言は完全にフラグということです。あれだけハマらないと言っていた坂道グループにハマり、遡ればアイマスもボカロもそうだし、なんならオタク自体がそれ。今後これ以上増えるのは流石にない気もしますが(これもフラグ?)、近い将来、またこのように現時点では全く興味ない何かにハマっているのかもしれませんね。


 という訳で、本当にここで終わりにします!数年後振り返って面白く読めるようなオタク自分史が完成した気がしています(その時自分が誰を推しているのかは非常に気になるところ)。

 完全に自己満の文章なので自分だけ読めればいいんですが、もし万が一最後まで読んでくれた方がいたら、ありがとうございます。本当にお疲れ様です。そしてここまで付き合わせてしまい大変申し訳ありませんでした。感想とか言ってくれたらジュース1本くらい奢ります。笑


 よし、終わり!かなりのタイピング練習にもなったし、わずかながらに文章力も上がったでしょう、多分。大学の卒業式はなくなっちゃったけど先生や友達に会いに明日から仙台に向かう予定だし、今なんとか書き終えられて良かった。

 次はTrySailのライブ、みっくのライブを経ての感想など、いつか書き綴れたらなと思っています。サボらないよう頑張ります。


それでは👋





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分からない人のために一応。左が伊藤美来(みっく)さん、右が夏川椎菜(ナンス)さん。自慢の推しです。おそらくこの先もずーーっと推しなんだろうな。


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