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残り1年。

4/1
気慣れないスーツを着て駅を歩く新卒1年目の人たちを多く見た。ワクワク・不安を抱えながら、彼らはそこに立っていたのだろう。そんな社会人になるまで残り1年を切った。

一緒に活動したメンバーとランチをした。
11階にあるお店でランチをして初めての冷麺。そして東京を上から眺めた。僕は1年後には下を歩く人と同じようにスーツを着て、ネクタイをつけて歩いているのだろうか。まずは社会人になれているのだろうか。ワクワクも、不安も、緊張も抱えながら社会へと1歩を踏み出していくのだろう。先の見えない未来、人生を少しだけ想像する。


用事があり大学へ行った。
大学の手続き書類の入った手提げを持ちながら友人と帰宅しようとしている新入生たち。そのすぐ近くで、不安を抱えながら携帯を見つめて、まだ知らない友人たちに会おうとしている姿を僕は見かけた。新入生は白い紙の許可用紙を持って列を作る。同じ列にならび僕は、学生証を出して大学へと入る。僕は1つ学年が上がったことにここで実感する。尊敬していた先輩たちは社会人になり、もういない。自分たちが大学で最高学年になり、残された学生生活は残り1年となったのだと。

4/2
インターンの面談に参加した。
受かるかはわからないが、新しい世界を少しでも知りたいと思い申し込んだインターン。受かればリモートという環境の中で、1年間ここで頑張っていこうと思う。

嬉しい言葉を頂き、夜に父とお酒を交わした。
父とのお酒は久しぶりにたくさん話したし、お酒を飲む頻度も減ってしまったから1週間ぶりのお酒だった。今年は色んな人とお酒を交わしてたくさん話したい。人生、未来そんな話をたくさんして吸収していきたい。

残された時間は1年間。
4/1から数日経ってしまった今、365日もない。

この1年間僕は何をしようか。
何を学び、何で悩み、何を成長させようか。

たくさんの経験やスキルを重視してきた2年間。
日本中を旅して、時間に追われて、自分を追い詰め、寝不足なんて当たり前の生活をしてきた。体や自分自身を気にせずにひたすらがむしゃらに頑張ってきた。最近はその代償が少しずつ体に現れてきた。まずは自分自身の体や有限ある時間にフォーカスしていきたい。限られた時間の中で吸収してを自分のものとしていき、自分を理解できる人となっていきたい。

休学をする多くの友人たち。
一緒に活動した仲間が「休学」という選択をしている。学業を止めて、学生という身分を持ちながら新たな学びを得ようとしている。その選択も昔の僕にはあった。社会人になる前に足を止めて外の世界を見たいと思っていた。

でも学業を止めてまで何かを得たいと僕は3年生が終わってから思えなかった。留学・ワーホリという夢もないから海外に行く理由はない。それに自由に行かないこの状況の中で僕の中には、「休学」という選択肢がなかった。活動が終わった僕は勉強したいと思うようになった。勉強もしてきたが、常に何かと両立しながらだった。久しぶりに教授と会い話をして、さらに勉強をしたいと感じた。教授と会った際にもらった本。まだ読めてないが、自分が2年間関わってきたフェアトレードについて、今年はさらに深めていきたいとその瞬間は思った。ありがたいことに卒業した今年も少しゼミに関わらせてもらえそうなので、はじめましての後輩や一緒に活動して後輩たちと関わる機会がある以上はしっかりと詰めていきたいと感じた。だからこのまま学業を止めずに、学生を続けていく。そうすると残された時間は1年。

今年は自分にフォーカスしていき、健康・勉強・旅と色んなことを吸収して自分自身のものにしていき、今までよりも一回りも大きく成長していきたい。

「日常」というものを大切にして生きていきたい。


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