櫻坂46 3rdアニラで感じたペンライトのあれこれ

櫻坂3rdアニラ最高でしたね。もう1ヶ月経ったなんて考えられません。
アニラの前にこんなことを書きました。

僕がペンライトにまつわるあれこれで感じていることは、

・新曲が出る度に巻き起こるこの曲はこの色にしようというSNSでの呼びかけや、メンバー発信とかメンバーの為という言葉を盾にしてファンの良心を煽るようなズルい同調圧力。

・楽曲ごとのカラーが増えることにより、新規のファンがとまどってしまって櫻坂のライブへのハードルが高くなってしまうこと。

・とはいえ色が揃った景色も綺麗なので、その良い落とし所はないか?

アニラが終わって、あの会場の雰囲気を直で感じて思ったことがありました。
それは、「とりあえず迷ったら照明に合わせればいいのでは?」ということです。

そう感じたのはStart over!と承認欲求のパフォーマンスの時で。
ライブ前は、承認欲求は白かなぁとかStart over!は紫かなぁとかあれこれ思っていましたが、蓋を開けてみたらこの2曲は真っ赤に染まって、かくいう僕もその時は赤色にしました。

「この2曲は赤じゃないでしょ!」みたいな感想もSNSで見かけましたが、「いやいや、あんだけ赤い照明で煽られたらそりゃ赤に灯すでしょ!」と言いたくなるくらい会場は真っ赤っかでした。
翌日のニュースで流れていた赤く染まるZOZOマリンスタジアムはとても綺麗でカッコよくて、その時に結局何色にしたいかというのはオタクたちのエゴで、一番重要なのは揃えるということなんじゃないかと思ったのです。


もう一つはSpotifyで配信されているENCOREという企画。これは3rdアニラの裏話をゆいぽん•まつりちゃん•天ちゃんの3人が話してくれるというもの。

そこで、2日目のStart over!前の三期生によるジャンプ煽りの話になりました。
この煽りは、ファンがStart over!のイントロに合わせてジャンプしている姿を見て「ファンの人達もジャンプしたいのでは?」となり、急遽あの演出が決まって三期生に白羽の矢がたったらしいのです。

これを聞いて、ファンのスタオバジャンプ欲をライブに組み込んでくれるチーム櫻坂は、ファンのペンライトを揃えたいという心理も分かってくれているんじゃないか?と思いました。

考えてみれば今までも曲前の演出も含めて割と揃えやすいようにしてくれている気がします。
ブルームーンキス前の青い幻想的な演出もそうだしセトリも青い曲同士で繋がっていたり、五月雨よでは緑の映像が必ず映し出される。
BANや流れ弾も照明は赤で、ノバフォもスモークや白い照明で演出することが多い気がします。

もしチーム櫻坂がそんなBuddiesの心理を分かってくれているんだとしたら、照明はある意味で櫻坂側から発信してくれているペンライトのリードのようにも思えてきて。そして何より新規の人にも分かりやすいんじゃないかと。

SNSの知らない誰かのエゴ満載の発信やミーグリなどの信憑性の不確かな情報より、ライブのその時の照明に合わせる方がファンの意思を揃えやすいんじゃないかと思ったりしました。


櫻坂のENCOREを聞いてもらえれば分かるのですが、3人もペンライトの話に少し触れてくれています。
コンビナートがオレンジ色に染まって綺麗だったと言ってくれた後に、
「でもペンライトの色変えるのって難しいよね、迷ったら推しメンカラーにしとけばいいですよ。」
「変えるの忘れちゃうこともあるし、ステージに集中して。」
「好きに楽しむのが一番!人それぞれの楽しみ方でね。」

メンバー発信やメンバーの為に!を盾にするような人たちには「これもメンバー発信だよ」と言えばいいと思います。

とはいえ揃えたいという気持ちも分かる。でも強制はダメだしファンの良心を煽るような小汚い同調圧力も僕は嫌いです。
個人的には会場の熱狂とかその場の雰囲気を大事にしたいので、ライブ前にあれこれ決めるのもあまり好きではありません。
だから「迷ったらライブのその時の照明に合わせる。」というのはどうかなぁと思いました。
何度も言うけど、もちろん自由なのは大前提として。

次のライブで白い照明に照らされて承認欲求が披露されたら今度は皆が白く灯すかもしれない。
次のライブのStart over!は違う景色が広がるかもしれない。
3rdTOURの赤いなぜ恋だって今となっては良い思い出…?です。
そういうライブ毎の変化も楽しみたいし、楽しまなきゃなと思いました。

あくまで主役はステージ上のメンバーです。
ライブに集中する!ステージのメンバーや演出に集中する!それがこのゴタゴタを終わらせる方法なのかなと思ったという話でした。

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