2022年5月27日の日記

先日、ダウンタウンの日である5月24日が終わった
私は、2回連続の夜勤の前の17時半ころに自宅でこの文章を書いている
昨日は山形春割キャンペーンを使用し、宿泊料の半額を県から支払ってもらい、2000円分のクーポンをもらって斎藤茂吉の記念館に行っておおいにふけってから、おなじみのハードコア旅館【はたや】に宿泊し,入浴、読書をした
今朝はチェックアウトの時刻である10時に部屋の電話の呼び出し音で起床し「おはよございます。体調悪いわけではないんですよね」という言葉を1日の最初に受けて始まった
すぐに旅館を飛び出し、上山の日帰り温泉所【名人の湯】で湯につかった
湯上りに飲食のできるスペースで水を飲ませてもらっている際に「すいませんね。もうすぐ終わりますから」と女将さんに言われた
「はい、すいません」と返し、飲水後帰った
この「もうすぐ終わる」は推測するに、2パターンが考えられた
一つは入浴当時、私のほかにも男女連れ合いの入浴者がおられ、入浴前にその姿を女将が目撃され、その際の男性の入浴者と私を見間違えられての女性がもうすぐ入浴終了するという意味での発言
もう一つは、外がバケツをひっくり返した用の雨であった為、雨がやむであろうこと思っての発言が考えられた
隣におられた息子さんと思しき人物がうろたえていた為、おそらく前者であると思われる
そして【あべくん珈琲】で珈琲を頂き、豆とはなくそを購入した
そこから、【真理】へと向かった
【真理】は、レストランであり衣料も扱う店舗である
店内には女性客が多数の往来をしていた
こちらのカレーは黒いルーで具がなく、煮たジャガイモが一個入っている
その味は、酸味が強めなのだが舌触りが優しく、林に吹く風のような軽妙さを持っている風である
3年ほど前に伺った際には、年を召された女性の店員さんが骨折され店の運営はされていなかった
その後、何らかの動きがあり今は年を召された女性店員さんは姿を消し、ワンピースを着た適齢期の女性と年を召された白髪の男性店員、厨房には若い女性調理人がおられた
女性の店員さんはせわしなく奔放に走り回られ、店内にはキースジャレットが流れる
隣の女性客方は息子の部活の忙しさ自慢と彼氏との関係などの会話をされていた
現代風の高級衣料と形式化した資本主義のレールの真ん中を行くようなレストランの運営方法をとることで私の嗜好する土着感はなくなり、金の回収がたち浮かび上がるものへと変容を遂げていた
注文してからは30分近くカレーは来ず、細長く切られた野菜と小さいジャガイモが私に女性へにターゲットを絞っているのを認識させた
飲食後トイレに行き「ごちそうさまでした」と店員さんに伝え「ありがとうございました」と返事があったが会計をしてもらえなかった
ここにはもう、過去の厳かで客人がいない中にも規律を持ち、緩やかさの中の心地用い静寂が無い
私の中の【真理】はとうに終わってしまっていた
キースジャレットは思うだろう

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