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長野放浪記3日目

バス停カレーを食べた
10時過ぎ頃だというのに、既に券売機には列が出来ていた
こちらの列は捌けるのが早いので、颯爽と列に加わった
バス停カレーは普通盛りでも量が多い
細い豚肉と安っぽい甘いルーが合う
壁と向き合いながらすぐに食べ終え、KING KONGで郁恵ちゃんのライブ盤を買い、お馴染みの私の居場所ゆきわに行った
併設するギャラリー蔵織では、江戸時代に北前船で京から運ばれたお雛様の展示をしており、拝見した
お雛様の頭に施されている飾りにサンラーっぽさがあり、オリエンタルなギャラクシーといった様相だった
オーナーが変な咳をしていた
sheyeyeとLPキング・JAZZは開店しておらず、萬松堂でバーゲンをしていたので町田康の【残響】【入門山頭火】(山頭火は新書)小浪次郎の写真集【黄色い太陽】を3分の1位の値段で買う
ブックオフよりも断然安い
ロイホでビーフジャワカレーを食べ終え、ノンアルビールを飲んでこれを書いている
山形は非常に残念な事に、ロイヤルホストは存在しない県である
PARCOもユニオンも無い
3つ隣の4人掛けテーブルでは、それぞれ水色、黒、どぶ色のセーターを召した50代くらいの女性3人が、パーキングを管理している親戚っぽい料金係の男の寂しい姿を見た時の情景の共有をし続けている
窓の外には、ものすごく白さのでかい仏像がたっている


メニューと菊地成孔氏の歌舞伎町のミッドナイト・フットボールを凝視してから塩の湯温泉に寄り、旅を閉じる

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