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唯一の仮想通貨の月刊誌

仮想通貨の電子書籍(英語版のみ)があるのを知っていますか?
私の過去のnote「仮想通貨は情報戦」を読んだことがある人は知っていると思いますが、Twitterをみてもあまり知られていないようです。このマガジンがけっこう参考になるので、読まないのはもったいない!と思い紹介することにしました。バックナンバーの内容からサクッと紹介いたします。

発行元:https://www.21cryptos.co.uk/
Twitter:@21Cryptos
連絡先:Contact@21cryptos.co.uk
料金:$10/月
購読可能:2017/11、2017/12、2018/1月号
発行目的は投資家の時間を短縮すること、精神的負担を軽くする為。


内容は、TOP21 Picksランキング、分析レッスン、 コラム、プロおすすめのコイン、イベントカレンダーなどがあります。

仮想通貨 TOP21 ↓(2017/11~2018/1月号参考)

TOP21ランキングは総合評価です。
11月にランキングNo.1になったビットコインを参考に見て頂きたいと思います。

「ビットコインとは」から始まり分析項目は20項目あります。この分析表が毎月21銘柄あります。投資する際に通貨を調べるのって時間かかりますよね。分かりやすいのでとても助かります。

これは ↓ レッスンのコーナーです。

また、11月号のファンダメンタル分析の基礎が分かりやかったので、一部抜粋して紹介します。実践していることが多かったのですが、私も始める前に知りたかった。。


仮想通貨を始める前に知っておくべきポイント
by 21Cryptos Nov 2017


ファンダメンタル分析 part.1

分析ポイントは
価格が過大評価/過小評価されていないか。
他の通貨より優っているポイントは?
価格、時価総額が今後1年、3年、5年でどのくらいになりそうか。
最低3年、5年持つものなのか、などをみていきます。


Key1.時価総額
時価総額 = 仮想通貨1単位辺りの値段 × 仮想通貨の供給量
将来的にあとどのくらい伸びそうか。


Key2.供給量(発行枚数)
発行枚数が多かろうが少なかろうがそこまで重要ではないが、通貨のコンセプトや目的と見合った供給量であるか。

将来的に広がりがありそうかというのは、時価同額と合わせて過去の価格変化をみる。週/月/年日足でみることから始めるとよい。 


Key3.取引所と取引量
デイトレードをするのであれば、ある程度の流動性があるものか。
投機(投資)であれば今後、大きな取引所に上場するなどといった将来性があるのか。


ファンダメンタル分析 part.2
アイデア、ライバル、チーム、開発

1.アイデア
上記のKey数字(時価総額、供給量、取引所、取引量)がよいものか、アイデアがよいか、現実世界で問題を解決する製品なのか、時代についていけてない古いプロセスを改善するものか。

たとえば、BTCのように価値を保存するものか、LTCのように決済で有効的なものか、ETH,NEO,KMDのようなブロックチェーン技術を使って他のアプリのプラットホームのようになるものか、PTOYのように現実問題を解決するものなのか、などの基礎の考えに沿っているものなのかをみる必要がある。


2.ライバル
同じ分野のライバルを分析する。
市場が伸びていても、勝者と敗者はつきもの。
たとえば、NEOは中国版のETHと言われているが中国単体でみても同分野の競合はQTUM(MetaVerse)、ETPなど2つ存在する。3つともファンダメンタルの数字は素晴らしいが、長期で生き残れるかどうかというのは、↓


3.チーム
がプロジェクトの成功に不可欠である。チームやアドバイザーがマネジメントやスキル(開発、マーケティング、コミュニティマネジメント)があるか、1人と1人の過去の実績、これらを調べるのは最重要点です。どんなに素晴らしいプロジェクトだろうが、チーム次第で長期の成功となるか分かれていきます。

ホワイトペーパーやロードマップはどうか。ホワイトペーパーの内容が分からなくても、技術を読むことで成し遂げたい目標をみていきます。ロードマップは予定通りに進捗が進んでいるか。

コミュニティがいかに大切か、ということを賢い創設者は知っています。活発なコミュニティは成長の後押しとなります。

Bitcointalkのスレッド、Reddit、Twitter、Slack、Telegram、Discordをチェックしてどのくらい活発か、信用できる情報元(オフィシャル)のニュース、更新情報、などから価格上昇の要素を読み取れます。

マーケティングがうまくされているか。
どんなに良い製品であっても広める術がなければ普及しない。開発ばかりであるのか、逆にマーケティングばかりで開発はそっちのけか、マーケティングがされてない場合は予定を確認するなどしていく。

以上がファンダメンタル分析となるが、この要素はまったく十分ではない。情報のパズルを集めてスプレッドシートなどで投資の見通しを立てていくとよい。

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以上がコラムコーナーのファンダメンタル分析(基礎)の記事です。

その他にも11人の仮想通貨プロがおススメする銘柄のコーナーもとても参考になります。↓ プロ1人参考(Twitter: @bitcoin_dad オススメ)

他にもどういう心理で投資をするべきか、という精神的なコラムなどもあります。これで$10であれば購読して時間を別に当てれます。

イベントカレンダーもパッと目を通せます。今の傾向はイベント前に買って、イベント当日に売り傾向が続いてますね。短期トレードをする人はイベントカレンダーは重宝するはずです。
参考:1月号イベントカレンダー(2/5ページ目)↓

仮想通貨投資は、テクニカル分析を習得していることはもちろん有利ですが、今の市場においては情報をいかに早くつかめるか、という情報戦になっている気がします。通常、金融の世界では二次情報、三次情報では勝てませんが仮想通貨ではそれで勝負ができるマーケットになっています。Twitterやテレグラム、Slack、ブロガー、アフリエイターのブログなど、情報収集ができるコンテンツはたくさんあります。実際、デマが多く流れてるのも現状です。

現在、21 Cryptosは購読料の他に広告収入が入るのかはわかりませんでした。1つの指標として忙しい人には良さそうです(英語版のみの販売です)。日本では21Cryptosについてブログを書いている方はまだいませんでした。(2018/1/11)


私は「21Cryptos」の情報は無料で取得しました。
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仮想通貨の引き時をウォール街の戦略から学ぶ


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