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【体験談番外編12】突然いなくなった人に対する解釈

こんにちは。とおるです。

僕が普段お世話になっているnoterさんやこっそり拝見させて頂いているnoterさんの間で「突然のお別れを経験した」ということが重なりまして、いろいろと思うことがありましてですね。

具体的にいうと

・昨日まで既読がついてたLINEが既読が付かなくなり反応もなくなった
・付き合ってたと思ってた人が突然目の前から消えてしまった

みたいなことです。はい。

僕も先日LINEを3往復でブロックされたわけでしてHeartbreak真っ只中なのですが(ほぼノーダメだけど盛りました笑)こういった突然のお別れは書いてないだけで大小たくさん経験しております。
で、特に最近のことですが、一つだけ心がけていることがありまして。

それは

切られた場合はどんなことがあろうと
こちらから連絡をしない


ということです。

去る者は追わないということですね。

なのでブロックを確認したり相手からお別れを告げられた場合は、
LINEとかの連絡手段は基本的に削除しています。

削除の目的は「こちらから連絡をしないため」ですらあります。


連絡先や手がかりが残っていると
どうしても連絡をしたくなってしまいますよね。

相手に未練がある場合は特に。

ぶっちゃけ、僕は未だに若奥に未練があります。

↑若奥についてはこちら

ただ、現在別れてもう少しで1年経とうかというところで、以前ほどの苦しみはなく、まあどうでもいいや的な思いではあります。未練があるともいえるし、無いともいえましょうか。(どっちだ笑

時間が来ればここまで落ち着くだろう事も、ある程度は経験上分かってはいましたので、色々なことに顔を出したり首を突っ込みつつ、どうでも良くなるまで待つしか無いよねー、的に当初から捉えておりました。

で今はそうなりつつある、という感じです。

正直なところ「連絡をとってみようかな」と思ったことは、ここまで何度もありました。

思うのは勝手ですからね笑。

僕の場合、消したとは言え、連絡先は実はいつでも手に入る状況でした。
どこかにスマホのバックアップが残っているし、勤務先だって知ってるし、住所ももちろん知っています。やろうと思えば容易い、です。

連絡を取っても彼女はある程度はおそらく受け入れてくれるだろう、とも思います。
なので連絡をして、現在地(相手の状況)を知り、
自分の気持ちに折り合いをつけるという方法もあったと思います。

じゃあなぜこんな苦しみに耐えながら連絡をしなかったのかというと、
この行為はあくまで自分本位の考え方であり、
相手の意向を一切顧みない、
自己満足でしかないとも思ったからです。

実際、
自分で連絡を絶った人から連絡が来たとして。

嬉しくもなんともなく、
うわ、面倒くさい、
どうしよう、

と思っちゃうのですよね。
既読を付けずにそのまま削除することもあるぐらいですから。

そう思うと
連絡を絶ってきた人がこちらと連絡を取りたがってる
・・・とはとても思えないのです。

もし万が一そうだとしたなら、
どうにかして向こうから連絡を取ろうとすると思うのですよね。

でもそれをしないってことは、
「そういうこと」
なんですよね。うん。


この現実を、
まずは重く受け止める必要はあるのかなと思います。

そして「好きだから」「心配している」「理由を知りたい」等々、連絡を取るに当たって切実な思いがあるのは僕もよく分かります。実際僕もそう思ってましたし。

でも、

「好きだから」→相手も好きかどうかは限らない。というか、もし相手もそれだけ好きなら、相手から連絡があって然るべき

「心配している」→好きでもない相手に心配されるほど面倒くさいことはない、心配されるぐらいなら目の前から消えてくれたほうがマシ。余計なお世話

「理由を知りたい」→知ったところで戻ってくるわけでもなく、現状は何も変わらない。その理由が本当の可能性も低く、結局は気持ちの問題でしかない

っていう正論の前には全て説得力を失うのですよね。

ポイントは第三者的、客観的視点でしょうか。

自分がどうあるべきかは、
自分で決めても良いことではあるんです。

が、人からどのように見えているか、人にどのような影響を及ぼすか、ということも同じくらい大事なのではないでしょうか。

なぜなら人は一人では生きていけない生き物だからです。
自分を尊重するまえに、他人も尊重せねばなりません。


とはいえ。

心の奥底で相手から連絡を待ち望んでいるのに、それを待ち続けるのは、苦痛と苦難の連続である、ということも僕はよく分かっています。

泣きはらした目で「なんで私だけが」「どうしてこんな事に」みたいな事を考える事って、誰しもあるんだと思います。それならいっそのこと、相手に無理矢理にでも連絡を取ってみよう、と思うのも無理もないことです。

そこは凄くよく分かるのです。
衝動としてそういうことは何度もありましたから。

ですが是非立ち止まってください。
それは果たして自分のためになることでしょうか。

彼、彼女は世界中で唯一の人間です。
彼、彼女と同じ人間は一人としていません。

ですが。

「今、一緒に居てくれない以上」、
自分にとって、
彼、彼女でなければならないという理由も
ないのではないでしょうか。

だって、一緒に居てくれない人を待つのは
すごく悲しいし寂しいでしょう?

そんな人のために人生の残り少ない時間を無駄に過すより、
もしお別れした彼、彼女をスッパリ諦め、
1秒でも早く新しいご縁を探しに行っていたら。

もっと素晴らしい、
新しいご縁がそこにあったかもしれないじゃないですか?

どんなに素晴らしい人でも。
どんなに綺麗な人でも。
どんなにカッコイイ人でも。
どんなに可愛い人でも。
どんなに素敵な人でも。

自分の側に、一緒にいてはくれない人は、
自分の一番ではないのかなと、思うのです。

少なくとも、相手にとっては、
自分は一番ではなくなった、
ということでしょう。


そして、僕もそうなんですが。

付き合っている最中の、相手の
「もうあなた以外の人と付き合うことはない」
「あなたが最後の恋人」
というような、永続的な、絶対的な言葉に
がんじがらめになってる方も
もしかしたら、いるのではないでしょうか。

僕も「もう離さないよ」と言った記憶があります。

でも、それって、今は
嘘つき!としか言えない状況じゃないですか?
去って行ったわけだから。

でもその時は確かに心からそう思ったけど、
今は違う、ってことなんですよね。


それは僕もそうだったんですよ。
その時は離したくない、離さないよ、って思った。
それでいいじゃないですか。とも思うんです。

人間の
「絶対」
「ずっと」
「100%」
「永遠」は
控除しなきゃダメです笑。

人の気持ちって簡単に変わります。
いや、変えていいんです。変わるんだから。

「私、もうこれでいいや」と思って、
死ぬまでそれを貫ける人って、そうそういないと思うのです。

だって、幼少時に好きだった食べ物と寸分違わず好きな食べ物が一緒、ってこと、ないですよね。
だいたいは増えたり減ったり変わったりするものでしょう。
好きだったものが嫌いになることも、嫌いだったものが大好きになることだってあると思うのです。

それと同じで、あなたを好きになって、あなたとずっと付き合うと決めたけども、それはその時、その状況の話であって。
未来永劫それが1mmたりともズレずに続くとは思ってはダメってことです。残念ながら。

相手の言葉に惑わされないでください。

絶対、ずっと、永遠。
そんな言葉は剥がして解釈しましょう。


だってその人は、
去って行ったじゃないですか?

そして結婚したことがある人なら分かると思うんですが、
結婚するときに離婚することなんてこれっぽっちも考えずに、
神父さんの前で「永遠の愛」を誓いますよね。

でも1/3のカップルは離婚するわけですよ。実際に。

離婚しないまでも、その時と違わず同じ愛情が続く、
なんてことは難しいですよね。
だから、永遠なんて儚い、ってことがよく分かるでしょう。

人間のいう「永遠」って所詮その程度のものなんです。

そして、それがあるのだとしたら。

死ぬ間際に後ろを振り向いて、
「結局私の人生、あなたとずっと一緒に居たわね」
じゃないのかなと。

結局は
「ずっと一緒にいようね」は
「ずっと一緒にいたね」でしかない。



こんな素晴らしい人と出会ったのに。

そういう思いはあると思います。

でも、その素晴らしい人と出会ったって事は、
また同じように、違う意味で素晴らしい人に出会う可能性も
あるってことではないでしょうか。

ゼロから1を想像し獲得するのはなかなか難しいですが、
既に1なり2を経験しているあなたが、
3や4を得るのは容易いと僕は思います。

みなさんの出会いに幸あらんことを。

50代のおっさんが出会い系サイトで色々ヤっちゃうアカウントです。体験談としてお楽しみください。なお、体験談の中身はストーリーに支障のない範囲でフェイクが入っています。