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フィリピン🇵🇭の環境問題🌱

こんにちは!DEAR MEメンバー2年生のSASARAです。🎀

今回はフィリピンの環境問題についてお話ししたいと思います!


フィリピンに到着し、最初に衝撃を受けたのが道端のゴミの多さです。

日本では可燃ゴミはゴミ処理場で焼却され、不燃ゴミは埋立地に捨てられたりリサイクルに回されたりするなど、適切な方法でゴミが処理されています。
ですが、フィリピンではダイオキシンなど有害物質が発生するという理由でゴミの焼却処分が認められていないのです。
そのため焼却施設がないフィリピンでは、集められたゴミはそのままゴミ処理場へ運ばれていきます。

では、ゴミ処理場とは、一体どのような場所なのでしょうか。

実はゴミが山積みに投棄されているだけの、所謂「ゴミ山」の状態をいいます。
つまり、大きなゴミの集積所を作りそこにゴミを集めているのです。

みなさんは「スカベンジャー」という言葉を聞いたことがありますか?
フィリピンには、ゴミ山からゴミを拾い生計を立てている「スカベンジャー」と呼ばれる人々がいます。

劣悪な環境でも彼らがそこに住み続ける理由は、仕事があるからです。

毎日運ばれてくるゴミの中から、お金になるものを探します。
例えば、プラスチックは1キロ10円、ペットボトルは1キロ30円、紙でも1キロ10円ぐらいになります。
安定的な収入は見込めませんが、ゴミを拾えば一定の収入を得ることができるのです。
しかし収入と引き換えにスカベンジャーはゴミ山に住む大きなリスクもまた背負っています。
先程も述べたように、ゴミ山は劣悪な環境下にあります。生ごみと日光が化学反応を起こし絶え間なく煙が上がり、火災の危険性と隣り合わせです。
ただ、火災が発生しても道が整備されていないゴミ山に消防車は入れず、消火栓もないため、燃え尽きるのをただ待つだけで、小さな子どもたちを含めた多くの人々の命が常に危険にさらされています。

スタディーツアーの様子


日本では考えられない、''ゴミ''が人の命を奪う原因になる一方で、
''ゴミ''が生きていく収入源になるなど、長年解決していないゴミによる環境問題がフィリピンにはあります。
すぐには変えられない環境問題があるけれど、すぐに私ができることは、その環境でも笑顔で優しさに溢れたフィリピンの子ども達に最高のファッションショーを開催する事です!!



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