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【フィリピンについて学ぶ】スタディーツアーで感じたこと🇵🇭

NPO法人DEAR ME のREIとKANOKOです🎀

私たちDEAR MEは9/7-9/12の6日間でフィリピンへスタディーツアーに行ってきました🇵🇭
今回は初めてのスタディーツアーで感じたことについてお話しします!

【REI】

6日間のスタディーツアーを終えて感じたことは沢山あるのですが、上手く言葉に表せない感情が多く、どのように表現してお話しするべきかとても悩みました。
まず最初に子どもたちとファッションショーで着たい衣装のデザインを考えた2日間からお話しします。
1日目にフィリピンのNGO団体であるCHILD HOPEへ訪問させていただきました。
CHILD HOPEは路上で生きる子どもたちをゼロにすることを目標に掲げ、子どもたちの権利や福祉を促進、擁護する活動を行なってます。

そして2日目には国際協力NGO団体のKnK(国境なき子どもたち)が管轄するパヤタスとバゴンシーランに住む子どもたちのもとへ訪問しました。
KnKは国境を超えてすべての子どもたちに教育と友情をという目標を掲げ、子どもの権利や福祉を促進、擁護する活動を行なってます。
2日間の中でスタディーツアーに行く前には気づかなかった家族の愛情を感じることができました✨
ファッションショーのモデルになってくれる子どもたちのお宅に訪問させていただいた時に、ご家族からお聞きした言葉が今も心に残っています。もともと家はあったけれど、今の人通りが多い路上で過ごし働く方が子どもの教育費を稼げるからここに住んでいる、自分の生活よりも子どものために、というお話をされていました。路上のfood cartがお家で雨の日はトゥクトゥクで雨を凌ぐ生活をしています。それでも子どもに教育を受けさせてあげたいという子を想う親の気持ちに胸が熱くなりました。

また、別の子どものお宅訪問でもお家の中に子どもの写真が数えきれないほど飾られている様子を見て、貧困で生活が苦しくても子を想う気持ちは共通なのだと実感しました。そして、子どもも家事を率先してお手伝いをしてくれると話されていて、家族の絆を感じました🌱
スタディーツアーに参加する前は子どもたちのためにファッションショーを成功させようという気持ちでした。しかし、ご家族のお話をお聞きした今は、子どもたちの為であると共に子どもたちのご家族や周りの方のためにもファッションショーを成功させて、ランウェイで輝く姿を届けたいと強く思っています。

スタディーツアーの後半にはフィリピンの都会であるマニラ首都圏の地域を訪れました。ブランドのお店が軒並ぶショッピングモールや高いビル、発展した街並みに衝撃を受けました。貧困の地域から車で数十分走ったところには驚くほどの都会がありフィリピンの貧富の差に気づきました。
もし私が観光目的でフィリピンに来ていたら都会中心に旅行をするため、発展しているのだなと思うだけで複雑な気持ちにはならなかったと思います。違う視点からフィリピンについて考える時間になりました。
そして、何よりも子どもたちと過ごした一瞬一瞬が大切な時間でした。私たちの名前を書いてくれる子どもたち、英語が分からない友達に通訳して教えてあげる子どもたち、採寸を手伝ってくれたり重い机を運んでくれる子どもたち、みんな素敵な心を持っていて、子どもたちから沢山の大切なことを学びました。
子どもたちがランウェイで夢の衣装を着て輝けるように本番までの準備を行いたいと改めて感じ、頑張っていきたいと思います。

【KANOKO】

衝撃を受ける場面がとても多かったのが印象的でした。飛行機からみえる家の多さ、交通量の多い道路、フィリピン料理などの日本とは違う文化に何度も驚く瞬間がありました!
2日目と3日目にはフィリピンの子どもたちと交流させて頂きました🇵🇭
凄くパワフルで明るく、常に笑顔な子どもたちに沢山の元気を貰いました。
そして次に思ったことはフィリピンは、家族愛が強いということです。そのため、両親や年下の兄弟のために働く、家事をする、自分の欲を我慢する、いろんなバックグラウンドを持った子どもたちも多くいました。様々な事情がある中、ある子のご家族が「私のことより、子どもたちの教育を優先したい」と話していました。子どもが家族を想う、親が子どもを想う、想い想われの関係に胸を打たれました。どんな子どもでも、夢はありその夢を少しでも大きく、いろんな色で彩るサポートが出来れば良いなと思いました✨

私が1番印象に残ったのは、子どもたちとのウォーキング練習です!最初は、恥ずかしく、なかなか前に進めない子もいましたが、いざ歩いてみると、自信たっぷりで、まさにDEAR MEのコンセプトでもある「ランウェイの上で夢を描く」の体現化でした👗
ファッションショーの価値、私たちの活動の価値を少し体感できました。
4日目には、DEAR MEと連携して開校されたファッションスクールcoxco Labにも行きました。
初めてのお給料を配る瞬間に立ち会うことができ、フィリピンで服を製作し、日本で売り、フィリピンでお金として受け取る雇用とファッションの夢の融合を見ることが出来ました。
家庭用ミシンも触ったことがない子どもたちは6ヶ月間で業務用ミシンを使いこなし、商品を完璧に製作できるほどの技術を身に付けていました。
最初の2ヶ月はデザインの勉強をしていたため4ヶ月間でスキルを身に付けていることになります。
そんなcoxco Labに通う生徒の皆さんが頑張っている姿から私自身とても勇気を貰いました。私がこれからファッションショーまでに何が出来るか考えることができるとても良い機会になりました。
子どもたちとコミュニケーションが取れる様に半年で英語力で向上させることを1つの目標として、頑張りたいと強く願いました✨

このスタディーツアー中に、フィリピンで出会った方々だけでなく、1人1人が子どもたちを、またお互いを想い合う姿からDEAR MEメンバーの人柄の良さを感じ、自分も団体の一員として活躍できていることを嬉しく思いました!
より一層DEAR MEの一員として自信をもって活動できるようにもっと成長したいなと思わせてくれる6日間でした✨
最後までお読みいただきありがとうございました。
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