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【初心者向け】ホラーをどうすれば楽しめるのか

どうも闇です。
妙な挨拶ですね、株式会社 闇です。
会社にかかってるく電話にも「はい闇です」って出るんですホントです。
※株式会社 闇ってなんやねん、という人は一個前のnoteを読んでもらえると話が早いです。
https://note.mu/death_co_jp/n/n55a2b88af6ed

今日は闇として「一番言いたいこと」を書きます。コレを書いてしまえば今年一年もう何も書くことがなくなるのですが、本当に皆様に訴えたいので2018年はこの記事で始めます 打ち止めかもしれません。私にとっても大事なことですが、あなたにとっても大事なことです。5分これを読めばあなたの人生が114.3%より楽しくなります。実践すべきは超簡単な1行の行為です。

皆さんはこんな体験ないでしょうか。私の日常なんですが。

「ホラー映画見に行きたい!」
「お化け屋敷行こうよ!」

って友達に言うとしますよね。
そしたら何が起こるか?

だーれも乗ってこない。

フェスとかBBQとかの話題だったら、例え行かないにせよ話を合わせたり予定を確認するしたりぐらいは普段してる人たちがですよ。
(※フェスもBBQも誘ったことないので想像です)

目も合わせてくれない。

こちらもあの手この手でプレゼンするわけですよ。そうすると貴奴らは異教徒を見る目でこう言うのです。

「なんで金を払ってまで怖い思いをせなあかんねん」


これ!小学校で習う公式なのかと思うぐらい皆が口を揃えて言うこれ!私はこれを「なんで金を払ってまで怖い思いをせなあかんねん問題」と呼んでいます。これは非常に重要な問題であり早急に解決すべき課題なのです。

今日は「なんで金を払ってまで怖い思いをせなあかんねん問題」の
・この問題の本質は?
・その誤解はなぜ生まれたのか?
・どうすれば解決できるのか?

・解決策 → 超簡単に解決できて人生が楽しくなる方法
を書きたいと思います。


なぜこの問題が起こるのか

この意識の本質には「なんで金を払ってまで怖い思いをせなあかんねん問題」の人にとって

【ホラー】→ 恐怖感情を使った自分に害をなすもの・敵・EVIL

という認識があります。これは非常に大きな問題です。この考え方が大多数では株式会社 闇は早々に潰れます。

こちらが想定しているホラーとは下記の認識なのです。

【ホラー → ホラーエンターテイメントの略・恐怖感を味わう娯楽

本来、感情の先には心打ち震えるすばらしい感動の可能性があるのです。喜びや悲しみ、怒りや笑いといった感情の先にはさまざまな文化があります。同様に「恐怖」という感情の先にも素晴らしいエンターテイメントがあるのです
心理学者のロバート・プラッチクは主要な基本感情を8つに分類しました。そのうちの一つが「恐れ」です。当然のことながら恐怖も感情の大事な一項目なのです。
主要な感情の8つのうちの「恐怖」に繋がる感動を自ら潰してしまうなんて人生で得られる満足度の1/8を捨てているようなもの。裏を返せばそれを取り戻すことで、本来のフル感動100%(前回比114.3%)を楽しめることになるのです!やった!

皆さんが大きく誤解していること

私がお化け屋敷イベントの中の人をやってて強く感じるのは「多くの人がホラーの楽しみ方を誤解している!」ということです。そりゃ「ホラー → 敵」と結論づけする人も増えるわいなと。
多くの若いオニイサンがお化け屋敷の中でこんなことを言っているのです。

「俺、全然怖くないし!」
「お前ビビりすぎ!ダセえ!」

本当によく聞きます。
お化け屋敷のような「ホラー」を「肝試し」と勘違いしているんです。これは典型的な勘違いであり、ホラーを楽しめない諸悪の根元なのです。

ここで「ホラー」と「肝試し」の楽しみ方の違いを整理しましょう。

「肝試し」は字の如く「肝を試す」ことが目的となります。恐怖に打ち勝つ訓練であり、恐怖という感情に耐えることが主目的となっています。
つまり「肝試し」はビビらないやつが偉く、ビビるやつはダサいという価値観です。

対して「ホラー」は恐怖という感情を軸にさまざまな設計がされています。つまるところ恐怖という感情を楽しむことを目的としています。つまり「ホラー」はビビることを積極的に楽しめる人が得をするのです。



その誤解はなぜ生まれたのか

なぜ多くの人がホラーに肝試しのマインドでやってくるのか。これは、幼少に触れる本格的な恐怖体験が「肝試し」だからではないかと考えています。
みなさん小さい頃、必ず体験しましたよね、肝試し。ここで「恐怖でビビる」ことを周りに笑われてしまい「恐怖にビビることはダメなこと」って覚えちゃってるのではないかと。幼少の頃、恥とともに覚える学習は非常に強力です。そして恐怖を軸にしたホラーも同様のルールだと誤解しまうのではないかと思われます。
そしてこのマインドがある以上、ホラーは楽しめないのです!(他者への勇猛を示す優越感とかマゾ感情とかそういうのは除く)

このマインドは別の感情エンターテイメントで例えると無茶苦茶な理由が非常に分かりやすくなります。例えばこんな具合。

【感情を楽しまないエンターテイメントの例】
・絶対に音楽にのってはいけない夏フェス。
・笑うと後ろ指をさされ「ダサい」と呼ばれるM-1。

何が面白いねん。
コレだと、感情は楽しむ邪魔にしかならない訳です。こんなエンターテイメントは馬鹿馬鹿しいと思いますよね。

でも!
なぜか!!
ホラーだと!!!
このマインドが多いのですよ!!!!

※逆にYoutuberの人ってビビるコト自体を楽しんでる人多いですよね。ありがたい姿勢であります。


どうすれば解決でき、あなたと私は握手することができるのか

・ホラーなんてつまらない。
・むしろ敵。
・なんで金払ってまで怖い思いをせなあかんねん。
もしあなたがホラーを「肝試し」の要領で接しているのだとしたら、その感情は実は当然のことなのかもしれません。
ホラーを楽しむにはマインドセットを入れ替える必要がありそうです。
でも嫌いなホラーのために
・わざわざマインドセットを入れ替えるなんて面倒だ
・何故自分から努力してすり寄る必要があるのだ
そうお思いでしょう。そこで一つ良い方法があります。
ホラーを楽しむ非常に簡単なコツがあるのです。ノー努力です。その方法は


ホラーを楽しむ超簡単なコツ


・声を出す(意図的に)

これだけです。
超簡単!
ポイントは「意図的に」という部分ぐらいでしょうか。

今までのマインドで「ビビる → 恥ずかしい」がセットされている人にとって、さぁいきなり恐怖を楽しめと言われても難しい部分があります。
そこで恐怖を感じたら意図的に
「怖いかも!」
「怖い!」
声を外に出してやるのです。もちろん悲鳴でもなんでも良いです。大げさでも全然構いません。友達とはもちろん、一人でも全く大丈夫。

お笑いでいうところの「笑い声」を上げるのと同じ要領と考えてください。感情にフタをすることを自分の中で禁止せず、意図的に声を出すことで、ホラーの楽しみ方を掴めるはずなんです。我慢しないことを体感してみてください。

安全な位置から行う場合において、「叫ぶ、大きな声を出す」といった本能に身を任せる体験は本来スッキリできる素敵な行為なのです。

・「恐い」感情が溜まってきたら
・「怖い」我慢せず
・ 積極的に声を上げ感情を発散させる

この一連のフローをお化け屋敷でも、家でホラー映画を見るときでも騙されたと思って取り入れてください。もし今まで肝試しのマインドでホラーに接していた人にとっては今までが何だったんだというぐらいホラーを楽しめるはずです。慣れれば映画館でホラー絶叫上映なんかに行くと最高です。

はい、言いたいことは以上です。2018年出し切りました。人生により良いホラー体験を。


※ちなみにオススメのホラー映画はドント・ブリーズです。心霊系じゃないのでホラー初心者も安心!声を上げれない苦しみを声を出してお楽しみいただければと。合わせてご査収ください。


株式会社 闇ではディレクターを募集してたり
案件のご相談をお待ちしてたりします。あと大阪から東京に引っ越ししようと思ってるんですが、どこに住んだらよいか相談にのってください。


会社でホラー映画観ます。