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コミケ行くと思う事

コミケ行った。恋人がいる時は恋人が里帰りしている隙に行ったりしていた。今思い出した。

今年は暑さ+天気の悪さの年だった。幸い僕は豪雨に降られるほどではなかった。降られても楽しいイベントとなるのがコミケのすごいところ。音楽フェスと大差ないじゃないか、と勝手に思う。

以下ちょっと性的な表現を含むよ


コミケは基本的にえっちな本、ROM、ゲームが即売されている。表現方法に制限をほぼ設けないイベント、個という個を前に押し出す事を自己責任で許されるイベントなのである。

おれはジャケ買いもするが、エッセイ系の作家さんが好きなので応援も兼ねて買う。今年は2万使わなかった。もともと買わない方だったけど、年々ちょっとずつ増えている。良い傾向だ。

今回は
・要領さん
・田滝きききさん
・森島コンさん
・有洗米さん
・たろきちさん
という方々の本を買った。性癖が浮き彫りになる。

要領さんは絵が近年稀に見る可愛さの人である。以前本領はなると言う名前で活動していたらしい。知らなかった。女の人が描く女の子ってなんであんな可愛いんだろうな。性差すら感じる。あんな可愛くキャラクター描ける人男で見たことない。絵が好きすぎて買うなんてこと、あるんですねと自分で思った。いくら積んだらジャケット描いてくれんのかな。お金貯めます。

田滝きききさんは面白エロを描く鬼才である。クンニカーストタワーマンションってなんやねんと思いながら読んだら普通に笑った。セックスの誘い方も好きでAmazonて読ませて頂いた。面白くて買った。こんなことってあるんだ。

森島コンさんは言わずと知れたおねショタの巨匠である。他に紹介することがないくらいおねショタのパイオニア。話作る時ショタから先に決めるらしい。その解像度すごすぎる。今回も良かったです。

有洗米さんは知らなかったんだけど、みきぷるんさんという好きな方がいて、売り子をしてらっしゃるとのことだったので一目見れれば…!と思って行った。全然イケイケのギャルだった。みきぷるんさんは背が高くて、みきぷるんさんがメルカリで出してた服買ったんだけど、おれでピッタリだったのはみきぷるんさんの身長の高さからきてるんだなあと思った。本は売り子買いしてしまったのにも関わらず絵が良かった。お得になってしまった。

たろきちさんは何度か本を買わせて頂いていて、今回はあまくだりさんとカードショップを出店した時のエッセイ漫画だった。タメになる話、シュールな笑いもあり、普段の風俗エッセイとはひと味違う楽しさがあった。買って良かったし日本橋行きたくなったね。

西ホールの工学エリア(?)で自作キーボードキット、自作ニキシー管時計キットなるものを発見した。買わなかったのだが、「この人たちは自分たちの好きな事、知りうる事を最大限誰かに伝えようとしている…」と思って目頭熱くなった。
おれが音楽活動を「全部自費でやろう…」と同じスパンで思えるのは夏と冬のコミケのおかげである。皆ではないかもしれないが、大半の人は熱い気持ちと共に創作しており、それを誰かが受け取る…という構図に心打たれる。

好きな事を好きと言う勇気、続けていく勇気が凝縮された空間だったね。おれはジジイになっても参加するんだろうな。



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