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【第10話】私たちの関係ってなんだったの?~10万円でお別れしたコイビト~ ②

当時の恋人の助言でアルバイトから派遣社員になり、給料も上がり気持ち的にも余裕が出てきた返済彼女。
彼との関係も良好だと思っていたある日、急に会えなくなり―…相手には新しい彼女ができていました。

彼が新しい彼女の存在を隠し、私を諦めさせるために送ってきたA4レポートのようなダメ出しメール。
そこには、几帳面な彼が許せなかった私のズボラな部分が箇条書きでびっしり書かれていました。

その中に『目上のひとにご馳走になったら「ごちそうさま」を言う』
というのがありました。

もしかしたら、“年上の恋人”という彼の存在に甘えて「ごちそうさま」という言葉をいわないこともあったのかもしれません…しかし、奢られて当たり前なんて思ったことはないし、財布からお金を出そうとする私に「(返済彼女。)ちゃんはいいよ」といってくれたのが“彼の気持ち”だと思っていました。
しかし、陰では“ご馳走してもお礼もいわない無礼な女”のように思われていたということがショックだったし、なにより、彼は最後まで恋人として別れ話をすることは『私たちの関係はなんだったの?』という言葉に対しても「なんだったんだろうね(笑)」というだけでした。

彼は私の“目上のひと”であって“恋人”ではなかったのだなということに腹が立ち、今まで“彼に借りていたお金”として10万円を叩きつけてその場を立ち去りました。

悔しかった。

その後、当時とは別の…私よりも若い会社の女性を妊娠させ、その後結婚。
今は幸せに暮らしていると風の噂で聞きました。

私の憧れたその人は、40歳を過ぎ、会社では役職のある仕事“は”デキる男なのかもしれません。
しかし、若い女性に次々に手をつけ、責められるのが嫌だという理由から過去の恋愛にきちんとケジメもつけられない、決して“かっこいい大人の男性”ではありませんでした。

あの10万円も消費者金融から借りたものでした。
月10万円そこそこのアルバイトからステップさせてくれたことに対しては感謝していますが、私が低収入なことに対して『バイトを増やせばいい』『寝る間も惜しんで働けばいい』と私が頑張っていないと遠まわしにいってくることもありました。
そんな風に思われたまま別れるのが悔しくて「お金がなくてお前にたかっていたわけじゃないわ!!!!!」というお金でした。

でも、そんなお金に対しても
「こんなものをもらいたいわけじゃなかったんだけどな~…
でも、君の気持ちだから受け取るね!
お返し…っていったら変だけど、今度またごはんでも行こうよ♪」
と全然響いていなかったので、今でも私にとって10万円は大金だし、後悔でしかありません。

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返済彼女。

借金アラサー女。 新卒入社の企業に理不尽な理由で自主退職を強要され、無職時代の家賃支払のために消費者金融にお金を借りたのが始まり。 どうしたらいいかわからずにいた借金と向き合うきっかけは真剣に結婚を考えているという彼の言葉。借金完済して19年・秋に入籍することが目標。

返済彼女。への道

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