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両親にされて嫌だった事を私が他人にしている事は他にもある。

曖昧な態度を許せない。白黒付けない人は狡い、問い詰めないと気が済まない。傷ついたり軽く扱わられる事が嫌い。謝られないとすごく腹が立ったり、自分の価値を人の反応で測って勝手に想像して、相手を責めたり、自己卑下する。

更に母からは古い観念を刷り込まれていた。上げるとキリがないけれど、Twitterの言葉の匠と賢者達が私の中の、世に抱いていた理不尽と差別を教えてくれた。

母や父が丸を付けてくれる、喜んでくれる、ヒステリーを起こさないようなを物言いをしている事にも最近気付いた。
ほぼ無意識で、頭で思って気づいて、口で発する際に頭の中で言い直す時、鼓動が速くなるし、怖さがある。
気をつけていないと、平気で誤魔化しを混ぜたり、曖昧な物言いになる。他人には許せないくせに、自分がやっているから自分も相手もたまらない。
今までこれを感じずに発言していて、ならどれだけの人を不快にさせていて、今もしているのかと思うと口を開きずらくなってしまった。
処理が遅いパソコンか、混乱すると噤むしかなくて、貝になってしまう。

とはいえ会話により、話す時はやはり馴れ馴れしく話す。人を選んでもいると思う。そして不快にさせていたら本当にすみません…。

その点TwitterやLINEなら推敲ができるし、あれこれ考えてまとまり難い自分の思考を明文化出来るので、より正確に伝えられる。絵文字もあるし。
長文になりがちな私には、ノートは最適だった。

本来はやはり他人に垂れ流すべきではない自分の事情、と分かっていながら、やはり誰かに見て欲しいから。
分かって欲しいとか、配慮を求めたい訳では無いけれど、こんな私ですが頑張って生きていますと主張したさがある。
分かってくれなくても同意しなくても、全部聞かなくても、薄っぺらい相槌で私の存在を肯定して欲しい、そんな欲求が物凄い、そんな感じです。

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