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Bana-naの魅力【デバッグモンキーズ】

こんにちは
デバッグモンキーズのサニィです。

本日は、どんな方へBana-naがお勧めできるのか、どんな人がBana-naを好きになるか書いていきますね!


Bana-na~ゲームの概要~

このBana-naというゲームは、「チップ配置×チップ移動×変則競り」のパーティーゲームです。2-4人で遊べて、大体20分くらいでゲームが終わります。

ルールとしては、大きく①サルを木に並べる、②バナナの木が育つ、という2つのステップを自分の手番で行います。バナナの木が規定本数育つとラウンドが終了して決算を行います。決算によって点数を稼いでいき、結果として1番バナナを集めたプレイヤーがゲームに勝利です。

チップがなんと80枚以上入っていて、コンポーネントの量は結構あります。
パッケージも箱ではなく布袋ですので、棚の隙間に入れられます。
持ち運び〇です。箱の角が丸くなることはありません。

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Bana-naが合わないはこんな人~ミスマッチを減らそう~

さて、まず最初に!どんな人に刺さらないか、お勧めできないかを書きます。

がちがちに考える戦略ゲームが好きな人には、Bana-naはお勧めできません。すいません。
今後は重くて考えるゲーム作ります。ご期待ください

そして、理不尽が嫌いな人にもBana-naはお勧めできません。すいません。
完璧に思い通りにいくゲームにはなってません。理不尽があります。ご了承ください。


Bana-naが合う人~こんな人にお勧め!~

さて、ここまでフィルターを通しておけば、きっとミスマッチが減るでしょう!
ここからは、デバッグモンキーズのような比較的ライトボードゲーマーが残ってると思います。読んでくれてどうもありがとうございます。

本題に入ります。
このゲームは、ダイスを振って一喜一憂できる人にお勧めです。
このゲームでダイスを振るわけではないですが、布袋からチップを取り出してランダムに結果が変わります。これはダイスを振るとほぼ等しい行為です。
なので、そういう運に期待し、運を楽しめる人にお勧めです。


もっと踏み込んで書きますと

Bana-naは、布袋からチップを取り出すことにより、ランダムでバナナの木が育ちます。これは確率が決まっています。なので、その確率を考えて、どのバナナの木が期待できるか?を考えていくゲームです。そういう確率に期待して楽しむゲームです。

ぜひ、そういう人にお勧めしたいゲームです。

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Bana-naのシステムの裏側

さて、僕はゲームデザインをしているわけではないですが、テストプレイを重ねているときの話を振り返って少し書きます。

Bana-naのような、運要素があって確率を楽しみそれを期待するゲームの特徴ですが、ステップの処理順が「プレイヤーの意思が介在するステップ」→「プレイヤーの意思が入らないステップ」の順番であるということがあげられます。

逆に、いわゆるダイスドラフトゲームなどの、運も絡むが戦略ゲームと呼ばれるゲームは上の順序ではありません。つまり、「プレイヤーの意思が入らないステップ(例:ダイスを振る)」→「プレイヤーの意思が介在するステップ(例:ダイスの出目の応じてアクションをする)」という順番です。

上記のような場合、プレイヤーが勝つための方法を考えて探索する量は無限にあります。「運の要素で生み出された結果を最大化するためにはどうしたらいいか?」を考える必要があるからです。

ステップを逆にするだけで、勝つための方法を考え探索する量が減ります。なんてったって考えても運次第なんでね!
このステップを逆にするだけで印象やプレイ感が変わるという話は、ちょうどBana-naのテストプレイをしていた去年の年末から年明けの時期にBoard Game Advent Calendarを読み漁っていた時期にとある記事で見ました。(どの記事だったかを忘れてしまった、、、すいません、、、)

なので、Bana-naを遊んでいて「考えても無駄じゃね?」と思うのはある意味では正解です。どうなるかわからないからね!
これは狙って作っているので問題ないです。探索の量を減らしたかったのです。もっと、運でわいわいしたかったのです。

だからこそ、考えることをしたい人にはお勧めしません。
ちょっと考えて、「まぁこれでいけるっしょ!」という楽観的な人が特に向いてます。

と、考えないゲームという印象になってしまいましたが、勝率を上げる方法はありますので、考える余地はあります。どっちやねん、という感じですけど、割合でいうと7:3=運:戦略です。


ぜひぜひ、ご検討ください。


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