21.12.8 ゆるゆるやすみに重い映画【673日目/1000日】

今日は平日休みで一日を自由に使えるんだ!とゆるゆる過ごしていたらあっと言う間に日が暮れてしまっていた。師走の貴重な一日なのにゆるっと過ごしてしまう自分はだらしないなぁと呆れるものの、まぁ、もともとの私はこんなもんだと開き直ったりもする。これだから進歩ないのかもしれない。

そんなゆる休日に見たのはなかなか重い映画@U-nextで。

切れ味が良くてわかりやすくて、それでもって自分を正当化してくれるヘイトを放置する社会が行き着く先を教えてくれる。そんな「大声」に触発されて溢れ出す憎悪は一度溢れ出てしまったら止められない。それどころか加速するのだ。この映画はあくまでフィクションなのだけども他人事では全くない。普通に暮らしているだけなのにいつ襲われるか分からない恐怖に怯えなきゃならない人がいる前提の幸せって何なんだろう。自分の正義を守るために誰かを攻撃するのは正義なんだろうか。ラストで新首相が演説するシーンでは「デンマーク」という国名を他の国名にしても(特に本邦)違和感がなくて、その違和感のなさにゾッとする。この映画の中の世界はずっと永遠に「作り物」であることを祈るばかり。つい先日起こった放火事件を思い出しながらとても暗い気持ちになった。自分「だけ」の幸せなんてありえないはずなのに、誰かを排除したらそれで問題の全てが解決する訳ではないのに。誰かを貶めて自分の「場所」が良くなる訳じゃないのに。そんな「じゃないこと」をたくさん挙げて行くほどの余裕もないのだろうか。追い詰められているんだろうか、洗脳されているんだろうか。複雑。

2020→2021→2022年の自分へ

2021年の自分へ
2019年の私はライブに行って心地よい疲れにうっとりしていたようです。あの時はこういう「疲労感」がずっと続くと思っていたのだけど明日の事は本当にわからないのだと思い知らされる2020年になりました(継続中。そしてゴールは見えない)。ここで一旦中断した事で私は根っからの出不精に磨きがかかってしまったように思います。ライブのような人混みやその道中を耐えられる気が今は全くしていません。一度ラクを覚えてしまうと元に戻るのはなかなか難しいようです。さて2021年、わたしはどこかに出かけられて心地よく疲れる事が出来ているのでしょうか。そうだといいのだけれど。
2020年に返信と2022年の自分へ
2年前はライブに行ってたんだとため息まじりに過去noteを読んでいました。2021年の私はライブどころか外食も満足にできていない状況です。あ、外食は先週、超久々に個室完備のお店に3人だけで食事しましたっけ。でもこの先も外食の予定はないしライブも旅行の予定もありません。感染状況はずいぶん収まってきているのでこの調子で終息してくれると先の予定も立つのでしょうけど、ただ出無精の本性があらわになってしまった私の気質の方はなかなか収まらないかもしれませんね。2022年の今頃は忘年会みたいなことをしていたりしますか。


今朝の朝活書写

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