前回「SUZURI」というサービスでクリエイティブ・コーディングの作品を元にグッズを作った様子を記事に書きました。

今回は「ラクスル」という印刷サービスで名刺とポストカードを作ってみましたので紹介します。

作った動機は前回同様、GMO ペパボさんのイベント「Pepabo Maker Festival Kagoshima 1st」に作品を展示させていただけることになりまして、作品の画面表示だけじゃ物足りないし、自己紹介に使える名刺もあったほうがいいかなと思ったからです。

日数に余裕があるほど安くなる

利用にあたって会員登録が必要ですが、登録はとても簡単。
利用ガイドも充実していてわかりやすいです。

名刺やポストカード以外にもポスターやクリアファイル、タペストリーなど様々な印刷物を作ることが出来ます。

料金は部数が多くなれば単価が安くなるのはもちろん、急ぎでなければ、つまり注文から出荷までの日数が長ければそれだけ安くなります。

イラストレータが無くても大丈夫！

発注には印刷データが必要になります。
データ作成に便利なテンプレートも用意されています。

Adobe イラストレータ、MSワード、MSパワーポイントのテンプレートをダウンロードできるようです。

でも私…、イラストレータもワードもパワポも持ってません…

でも大丈夫！
ラクスルさんのサイトには「オンラインデザイン」という Web 上で印刷データを作成できるツールがあるんです！

これは嬉しい！

印刷データの作成から注文まで

オンラインデザインでもテンプレートが用意されていますが、今回自分の作品を元に作成したかったので「白紙から作成する」
を選びました。

画像はもちろん、フォントもいろいろ使えて便利です。

でも、画像サイズがどれだけのものを用意すればいいかがよくわかりませんでした。

下記は2つの画像を並べた様子です。
大きい方の青い作品の画像は元は横幅 3,000ピクセル、QR コードは横幅 147ピクセルの画像なのです。

どうもピクセル数の等倍では配置されないようなんですね。
ともかく、印刷の解像度は画面の解像度よりかなり大きい値のはずなので、作品はできるだけ大きいものを作成しました。

オンラインデザインで作成したものはマイページに保存されます。

印刷のイメージを PDF でダウンロードすることもできます。

流用を防ぐ目的か、ラクスルの透かしが入ります。

注文はデータを入稿した後に行います。
順番としてはこうなります。
　１．オンラインデザインでデザイン作成
　２．注文
　３．作成済みのオンラインデザインを入稿

私のイメージ的には入稿と注文は順番が逆だったのでちょっと戸惑いました。

一度注文すると、もう一度同じものを注文（増刷）するのは簡単にできます。

注文したもの届きました！

今回名刺 100部、ポストカード 50部 x 3種類 で送料込み 4,903円でした。
19/04/17 の夜中に発注、同 4/24には到着しました。

名刺はメール便での送付。

ポストカードは 1種類ずつクロネコヤマトの宅急便コンパクトで送付されてきました。

ポストカードの梱包はこんな感じ。

名刺はケース付きでした。

初めて自分の作品を印刷してみましたが、個人的に出来には大満足！
ポストカードでは発色、細い線、発光表現のある作品を試しましたが、思っていた以上にきれいに印刷されていて嬉しいです。
発光表現はもう少しコントラストを効かせたデータで作ったほうがよかったかも。

急ぎでなければオススメです

急ぎでなければ名刺 100部で 463円、ポストカードは 50部 1,250円と安価（※送料、税別）で作れるし、印刷の品質も満足。
しかもこれが特別なソフトウェア無しでできちゃう！

これはオススメです。
皆さんも印刷物が必要なときは利用してみては？

急いで必要という場合は、 ritoco さんのコンビニで名刺を作るという方法が最速かも。