女の子の肩を抱いてホテルに行こうとしたら、号泣されて「逆になんでイケると思った?」と注意された話

どうも。小太りといいます。


ぼくは高知県出身の田舎ものだ。

新卒で高知のテレビ局に入社して、2年目で東京支社の配属になった。

人生で初めての「県外&東京」でぼくのテンションはぶち上がったのを覚えている。

実際に東京にくると、街を歩く女性が綺麗だったり、深夜になっても活気がある様子を見て「これが東京か!!!」と衝撃を受けた。


田舎の純朴な少年だった自分も東京に染まり、徐々にチャラついた遊びをするように。

仕事がマスコミ系だったこともあり、来る日も来る日も合コンばかりしていた。

その頃には「どうすればコスパよくゴールできるか」ということしか考えておらず、ゲス度120%だった。

当時遊んでいた女性に「キスされた記憶がない」と言われて、「自分がやりたいだけだった」と深く反省したのが最近のこと。


試行回数を増やすべく、数人の女性とデートに行って「これは!!!」という女性がいた。

なんでもミスコンとかに出てるような人で、正直めっちゃ可愛かった。

1回・2回とデートを重ねて、3回目のデートで、ぼくはマイホームの「新宿」をセレクトした。

ホームなので土地勘もあり、ホテルからの逆算もバッチリである。

いろんなビジネス書に「目標達成するのは逆算が大事」と書いてあるが、その通りだと思う。

デート前にホテルまでの道のりを予習しているぼくは、最強のビジネスマンだっただろう。


そして、ついにデートが始まる。

待ち合わせのアルタ前に早めについて、彼女を待つ。

彼女がくる。しかも集合時間よりも早くに。

相変わらず可愛い。


1軒目は彼女からのリクエストの「焼肉」

正直ぼくは焼肉が苦手なのだが、かんばって食べた。

だって、このあと戦が待ってるんだもん。


2軒目はバーに入る。

そのバーはホテルに程よく近く、駅からは逆方向。

全てはゴール(ホテル)からの逆算の上に成り立っている。

ぼくは最強のビジネスマンだった。


2軒目を出て、いい感じの二人(だと思っていたのはぼくだけ)

「いつやるの?今でしょ」と数年前に流行ったセリフが脳内をよぎる。

広告代理店のイケメン同期がやっていたように、黙って女の子の肩を抱く。

あとは、優しくホテルまでエスコートするだけ。

ぼくは最強のビジネスマンだった。


しかし、そこで事件が起きる。

なんと、彼女が泣いているのだ。

「どうした?」と焦るぼく。あわあわしている様子は、はたから見ると童貞だっただろう。


そして、彼女がひとこと

「逆に聞くけど、どうしていけると思ったの?」

衝撃的なひとことだった。ぼくは壮大な勘違いをしていたようだ。

どうすることもできず、最寄りの駅まで送ることにした。

歌舞伎町から新宿駅までの道のりが、あそこまで長く感じたことは初めてだった。

ぼくは最強のビジネスマンではなかった。勘違いした童貞だった。



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小太り

愛すべきダメ人間

ダメ人間のカリスマたちが失敗談をポップに紹介していくよ。
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