生まれたての赤ん坊はかわいいものです。

生まれてきてくれてありがとう
宝物だ
目に入れても痛くない

と、壊れ物を扱うように大事に育てられるのも束の間

いつの間にか日々の忙しさに忙殺されて
大変な子育ての毎日がはじまります。

そんな中、頭の中で、
「子育て」
という文字との格闘がはじまります。

いい子に育てたい
立派な大人にするには
やっていいこと、悪いこと
勉強ができる人に
いい成績、いい性格
100人みな友達
なかよくしなさい
喧嘩はいけません

「子育て」とは言いますが、
子育ての文字にとらわれている人は多いです。

そもそも、子供は、育て方で変わるものなのでしょうか？

ちょっと思い出してみてください。
あなたの知り合いに双子はいませんでしたか？

できれば、一卵性の双子がいいです。

思い出してみてください。
その双子は、見た目はそっくりだとは思いますが

性格は同じでしたか？？？
体格は同じでしたか？？？
声色は同じでしたか？？？

双子って面白いです。
性格が大体、真逆になります。
片方は勉強が得意で真面目系で優しくておとなしい感じ
もう片方は勉強はそっちのけで体を動かしてばかりで強くて頼りがいがある感じ

双子の話は終わります。

兄弟姉妹はいますか？

あなたと兄弟姉妹の

性格は同じでしたか？？？
身長は同じでしたか？？？
体格は同じでしたか？？？
声色は同じでしたか？？？

違いますよね。
性格も身長も体型も声も違いますよね。

そっくりではないですよね。

もし、子供は育て方が大切
と思っていて、それに縛られているようでしたら
このことをよく考えてみてください。

性格も、身長も、体格も、声も、、、
成績も、運動も、職業も、、、

人それぞれ適正は異なりますし
その多くは育て方で変わるものではありません。

もし育て方で性格が変わるのなら
双子は同じ性格をしているはずですし
兄弟姉妹も似た性格になるはずです。

身長も生活習慣で大きく変わるようなら
兄弟姉妹は同じような身長になるはずです。

なので、育て方って
そんなに影響はありません。

だから、子供が思ったような人に育たなかったとしても
それは別に親のあなたのせいとは限りません。

子供の大部分は勝手に育つものです。
親はそこに少しのサポートをしてやるだけでいい。

あと大切なのは
人類が続いているのは代々子孫が繁栄しているから
代々続いていて、これからも続いていくこと
それこそが人類にとって大切なこと