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FCoin 張健:FCoinに関する3つの真相、一つの計画と切り札

3つの真実とは:
「FCoinのコールドブートが成功したこと」
「FTが将来採掘され尽くすることはいいことである」
「手数料マイニングを真似する取引所はすべてなくなるだろう」
1つの計画「FCoinを3ヶ月以内にコミュニティに返す事」
切り札:手数料マイニングは発行段階の一時的な計画であり、透明性とコミュニティ化がFCoinの本質である。透明性、またコミュニティの自治と監督は、FCoinの将来の最大の切り札です。
真相その一 FCoinのコールドブートが成功したこと
革新的なコミュニティベースとトークンエコノミーのモデルに基づき、FCoinはゼロから発展しました。実際、FCoinの発展スピードは当初の計画を大幅に上回っています。そのため、急速な発展によってもたらされた一連の問題に対応しなければなりません。しかし、どんなに多くの困難に直面していても、何回の攻撃を経験しても、事実、FCoinコールドブート(訳注:ゼロからの立ち上げのこと)は正常に起動しました。メカニズムの改善により、FCoinは穏やかな発展に進んでいます。ここで、皆が気になるFTのメカニズムについて話します。
FTの発行メカニズムには本当に問題がありますか?私はこのメカニズムを設計したとき、実際のプロセスを予測することは難しいので、初心と結果に着目しました。
現状から見た事実を逆から見れば、FTの発行体制は強気相場で上手くいきますが、弱気相場で圧力を受けるはずです。 FTの価格に関して、言いたいのは、100倍になる通貨は弱気市場でも、強気市場でさえも多くの圧力を受けるという事です。
しかし、FTの現在のDYNAMIC P/E(<1)は、時間が経つに連れその価値はますます認められると信じています。特に、FTの価値は、中身や収益性のない「草コイン」が多数存在する市場でより明らかになります。
また、取引量に関して、私が言いたいのは、FT発行のメカニズム(手数料マイニング)のため、取引量が非常に大きくなりました。しかも、制度の調整、またマーケティングイベントの終了によって、取引量には若干の変動がありましたが、収入の80%を分配しているため、どの取引所も事実、FCoinの取引量と比べることができません。
この点は、仮想通貨業界が成熟するにつれて、その重要性は徐々に明らかになるでしょう。
真相その二 FTが将来採掘され尽くすることはいいことである
この問題に関して、実際にFCoinメカニズムに対して誤解と誤読が多いです。私は以前メディアの取材で、「取引マイニング」はただのFTを発行するためのメカニズムと手段であり、FCoinの目的では無いと繰り返して主張してきました。
よって、FTが発行量の上限100億枚に達した後、FCoinからすれば、解決する問題ではなく、むしろ良い事であると言えます。なぜなら、その日にFCoinは「取引マイニング」を通して、FTの発行の完了とコミュニティ化を完了したことになるからです。
FTのメカニズムの設計からみれば、発行は初期の行動に過ぎず、80%の分配と、真のコミュニティガバナンスはFTの長期的な価値となります。
真実その三 手数料マイニングを真似する取引所はすべてなくなるだろう
FCoinが話題になった後、多くの取引所はこのモデルを真似し、「手数料マイニング」を真似しました。模倣能力の高い新興取引所や、ライバル取引所もこのモデルを真似しています。私が言いたいのは、「手数料マイニング」という仕組みの運営は非常に難しく、厳しい要求があり、真似をするのは基本的にできません。
運営の難しさについて語りましょう。これは総合的な能力を表します。
システムの設計、基礎技術、アップグレードのスビート、セキュリティメカニズムなどには非常に厳しく要求されています。初心は誰も気にしないことです。しかし、それがすべての真似をする者が失敗する主な理由です。先に結論を言います。手数料マイニングというモデルを行う取引所は、出発点が公的な心ではなく利己的な欲の場合、結果はなくなるに違いません。
これは二つの理由に基づいて判断しています。
1:公的な心でない場合は、すべての決定が捻じ曲げられ、だんだんコミュニティ化の本質から離れるでしょう。
2:公的な心ではない場合は、公共の心を持つ取引所のとの競争で勝てないでしょう。
1つの計画 「FCoinを3ヶ月以内にコミュニティに返す事」
実際、多くの人々がFCoinの創設者である私に、あなたの目標は何ですかと聞きます。フォーブスに名を連ねることですか?数え切れない金を稼ぐことですか? と。
FCoinは会社ではなく、私の目標はお金でもなく、FCoinをコミュニティに返すことです。それを叶えるために既に明確な計画とタイムラインを考えています。
現在、FT自体の価格変動、上場プロセスおよび裏にある意思決定の動機のため、大きなプレッシャーを感じました。私が言いたい事は、前回のICOの盛り上がりで暗号通貨界隈で前例のないバブルを作り出し、今はバブル崩壊の段階ということです。このようなことは、今世紀初頭のインターネットバブルの崩壊など、歴史の中で何度も行われてきました。
数多くの.com企業が一夜で倒産しました。しかし、歴史をよく知る人々は、インターネットバブル崩壊の後に、Google、Alibaba、Tencentなど、世界的に活躍しているインターネット企業が生まれたことを知っています。
したがって、困難は多いものの、私の初心は変わっていません。今後3ヵ月、コミュニティシステムの設計に身を投じます。次の段階の最も重要な目標は、FCoinをパーソナルガバナンスからコミュニティガバナンスへの構造の変革を完了することです。これがFCoinのコミュニティ全体にとって立派なマイルストーンであり、FCoinがさなぎから蝶になる唯一の道だと考えています。私は周りの人によく話しましたが、FCoinにとって私が重要で無くなった時、FCoinは本当に成功したと言えるでしょう。
切り札:透明性とコミュニティガバナンスと監査がFCoin将来の最大の切り札である
多くの人々は、「手数料マイニング」というメカニズムの成功を見ましたが、このメカニズムを設計した目的を理解していません。このメカニズムを設計する本当の目的は、FTコミュニティー化での発行を完成するということです。
これは計画全体の最初のステップにすぎません。このすべての本質、また将来の最も有力な切り札は、手数料マイニングではなく、透明性とコミュニティガバナンスと監督ということです。
ビットコインが代表するパブリックブロックチェーンでは、透明性のパワーが示され始めています。暗号通貨業界全体は初期段階にあり、また暗号通貨は元々金融​​業界の初期の特徴及び高いリスクと組み合わされているので、参加者の大半は業界のバブルの天辺にある時、短期的な相場上昇にしか注意していません。コミュニティーの特性を表現するかどうか、また十分な透明性があるかどうかにも気にもしていません。しかし、どの業界においても、バブルを維持することは不可能であり、最終的には経済また価値の創造の本質に回帰しなければなりません。
よって皆さんはわたしの報告を読み、FCoinを更に深く理解し、これらの改革に積極的に参加し、業界が飛躍的に発展する事願っています。

最後に、「ローマは一日にして成らず。」と言いたいです。
実際には最近、たくさんの提案や批判を受け取りました。
しかし一方で多くの人々が、FCoin とFTが生まれてからわずか2ヶ月足らずということを重視してくれません。
もともとは素晴らしいものですが、未だ乳児の段階にとどまっており、まだまだ成長しています。

もう少しの辛抱を頂けたらと思います。
たった2ヶ月で新しい事ができるのであれば、それはきっとたいしたものではないです。
私がいるかどうかに関係なくFCoinは偉大になることを願っています。皆様、ありがとうございました!

FCoin 張健

2018年7月30日

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