好きな船擬人化キャラ(副題:銀髪とえっちとシリアスと)

 諸君、私は艦船擬人化ゲームが好きだ。
 ここ数年「艦これ」の台頭を皮切りに艦船擬人化ゲームが(主に中国で)大量にできている。

 そんななかで様々な切り口の艦船擬人化キャラも数多く出てきた。

 今回は簡単に自分が触ったことのある艦船擬人化ゲームを簡単に紹介するとともに、その中でも性癖に突き刺さったキャラをピックアップして語っていきたいと思う。
※性癖に従って書いているのでいろいろ注意


1.艦船擬人化ゲームの簡単レビュー

・艦隊これくしょん(艦これ)

艦これタイトル画面

 擬人化界隈以外にソーシャルゲームという枠組みでも様々な影響を与えた艦船擬人化ゲームの先駆け。
 基本的なゲームシステムやUIは、後世のソーシャルゲームに良くも悪くも一石を投じるものとなった。
 ゲーム性、というか難易度は個人的には合わなかったものの、初めて触れた擬人化ゲームとして思い出深い作品。


・アズールレーン(アズレン)

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 スマホアプリでの艦船擬人化ゲームといえば「アズールレーン」という人が多いだろう。
 シミュレーションではなくSDキャラを使ったシューティング、スキルシステム、美麗なイラストに豊富なスキン、Live2Dとキャラ性能も高い。
 それ以外で、後半海域の難易度の高さやイベントストーリーのシリアスなど、ゲームとしてユーザーを楽しませようとする一面も。
 デイリーが熟しきれずリタイアしたが、今でも時々ログインしてキャラを手に入れるためにガチャをまわしている。


・最終戦艦 with ラブリーガールズ(サービス終了済)

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 人気が出るものもあれば沈むものもあり。
「最終戦艦withラブリーガールズ」は、そんな沈んでいった作品の1つである。
 艦これのような所謂「艤装型」と呼ばれる、実艦の装備を身にまとうタイプではなく、こちらは「蒼き鋼のアルペジオ」のような、実艦のコアとなって操作する「メンタルモデル型」の擬人化で、当時は同タイプの擬人化ゲームがなかったので触れた覚えがある。
 ゲーム性自体は悪くなく、様々な艦、特に潜水艦が豊富だったのが何よりの特徴だったのだが、重課金ゲーだったために断念。
 ゲーム自体もサービス終了済だが、キャラを流用した陸海空の擬人化を本国で開発中のようなので、楽しみに待っていたい。


・ガーディアン・プロジェクト(守護プロ、超次元大海戦)

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 ガーディアン・プロジェクト。通称守護プロ。
 こちらもまたメンタルモデル型の擬人化で、全キャラの立ち絵にLive2Dが搭載されている。
 バトルは実艦の移動先を指定し、スキルでもって敵を一掃するシミュレーション。艤装による細かい射程や威力、装備する場所で変わる射角など、細かい部分にこだわりが見える仕組みがあった。
 ……が、現在運営は放置状態。いつのまにか日本運営が元の中国開発に戻っており、それ以前に起きた問題で課金も停止している状態。(確認してみたら公式サイトも消えていた)
 どうやら中国開発側でごたついているらしく、その間に日本運営との契約が終了になったのではという推測がされている。
 どうなるのか先が見えないが、キャラもストーリーもいいのでじっくり待ちたいところ。


・戦艦少女R

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 艦これフォロワーの先駆けであり、中国では今も一定の人気を保っている艦船擬人化ゲーム。(上記の画像は前身とも言えるP7時代のもの)
 実装されている艦船数は他艦船擬人化を抑えてぶっちぎりの数を誇り、有名どころである赤城加賀やミズーリフッド等以外に、ノヴゴロドやスフバートルのような戦前やイロモノ艦まで幅広く取り揃えている。
 戦闘は艦これ方式ではあるものの、SDキャラの採用やスキルシステム、深く考えず火力重視での装備積みである程度OKなど、優しめのシステムをしている。
 今も続けているゲームで、毎日ログインしてはアイオワの建造を夢見る日々である(来ません)。


・蒼青のミラージュ(サービス終了予定)

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 上記の戦艦少女のスピンオフという立ち位置で開始されたタワーディフェンスゲーム。
 メインストーリーがない戦艦少女とは違いがっつりと世界観を構築し、ストーリーもあったこと、艦船擬人化としてはめずらしいタワーディフェンスものだったこともあってか、戦艦少女からではないプレイヤーも少数いた模様。
 しかし様々な問題(難易度の高さ、ストーリーやイベント追加の遅さ等)があってか、2020年3月にサービス終了することが発表された。
 戦艦少女にはいないキャラも数多くいるので、せめてキャラだけでも追加されないかと期待している。


2.好きなキャラの紹介

 全員あげていくとキリがないので、1作品につき1人に絞って紹介する。
 性能とかは語ってないのでご容赦を。

・叢雲(艦隊これくしょん)

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 多分ニュースでみて興味を抱いて、18歳になったからやるぞー!と始めたのが(艦船擬人化沼にはまった)すべての始まりだった。
 初期艦選びで迷った中で、最初に印象に残ったのがこの叢雲だったと思う。
 強気な口調、小学生のような体格に武骨な艤装。その時は深く考えていなかったが、多分銀のような青い髪にも惹かれていた。触角のような頭のパーツもいいよね……。
 攻略情報は調べてなんぼのゲームだったが当時はそんなこといざ知らず。よくわからないままずっと叢雲を旗艦にして頑張っていたなぁとしみじみ思い出す。お気に入りの子ができたなら意地でも一番育成したいじゃん……?(余談だが、筆者はポケモンで意地でも御三家をメインに入れ続ける人です)
 そんな叢雲は改二になった姿も麗しかった。

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 華美な装飾が増えたわけでもなければ、装備が爆発的に増えたわけでもない。ただ小学生っぽかった少女がちょっと背伸びをして中学一年生あたりにまで成長したかのような風貌に変化している。
 また腹部に浮き出ている独特なしわがその小さな体躯に隠された筋肉を思わせて、大変よろしい。そのくせ下半身の臀部から太ももにかけた部分でちょっぴに肉付きが表現されているのもいい。
  髪の質感もストレートからふんわりとした柔らかいウェーブを描くようになり量が増えているのも、どこか成長を実感させられる。
  何が言いたいかって叢雲は最高ってことですよ。


・綾波(アズールレーン)

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 アズールレーン日本版の初期艦の一人。
 いろいろ言いたいことがあるけれどこの風貌にCV.大地葉のぼんやりクール系ボイスは卑怯だよ……。
  まずなにをとっても適度な露出。普通にこんな服着てたら二度見するけど二次元だからヨシ!
  服の下から見える腹部の引き締まり方や鼠径部のチラリズムが大変エッチです、ごちそうさま。脇がちらちら見えているのもいいよね。あと足のソックスが両足で違うのも大変いい。後述する改造形態でのソックスの変わり方が際立つ。
  また顔つきがどことなくぼんやりしているのもあって、ボイスを聞いたことがない人でも「無口でぼそぼそしてそうだな」という印象を抱くのではないだろうか。
  胸についている艤装についても言いたいがこれ以上変態になるとよろしくないので改造形態について話そう。

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 総合的にみて露出が減っているはずなのに増えているように感じる不思議。
 
何が原因かってチラリズムする胸のせいだよ!
 先ほど詳しく語ろうとして自重したが改造前の綾波でも胸はちゃんと膨らんでいる。恐らくサイズはそこまで変わっていない。
 それなのに改造後はさりげなく胸のサイズを示唆する影が追加され、左右両方で実際の双丘がチラリズムするようになっている。
 上半身が素晴らしいのは事実だが、しかし下半身の素晴らしさにも目を向けないといけない。叢雲でも触れたけれどソックスのゴム部分でちょっぴりムチっとしているのっていいと思いませんか?
 あとやはり程よく引き締まったお腹と鼠径部。どっかのゲームのせいで鼠径部フェチに目覚めたせいでこういうのがたまらなく好きになってしまったんですどうしてくれるんだ。
 別の話になるがセーラー服を思わせる改造前から、和服の振袖を思わせる袖を追加したことで和を取り入れた改造後、どちらも大変よろしい。
 綾波はゲーム内での人気も高いのか、スキンが大量に出ている。全部レビューすると文字数がやばいことになるので自重するが、興味が湧いた人はぜひ調べてほしい。


・グラーフ・ツェッペリン(最終戦艦withラブリーガールズ)

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 最終戦艦自体サービス終了して1年はたつので記憶をさぐりさぐりの話になるが、このゲームLive2Dでうねうね動く。そこまで精密なものではなかったけれど、新鮮味にあふれていた。
 グラーフ・ツェッペリンの場合、服や髪が風に吹かれるように動いていた覚えがある。風によってたなびく細部っていいよね……。
 このグラーフ・ツェッペリンは他にも惜しみなく見せつけてくる脚線美や上乳を露出しておいてきっちりケープで肩回りをガードして上半身の露出度は抑えていること、銀髪に赤い目というある意味で王道の組み合わせ、鍵十字が使えないためによく使われる十字があしらわれた大きなベルト、青いバラのブローチをつけることで「不可能」=未成艦であったことの暗示をするなど、細かいところにこだわりを感じられる。
 ☆2と低レアで手に入りやすかった(このゲーム廃課金仕様な上に高レアの入手難易度がすごく高かった)のもあって、すごくお世話になったキャラだった。


・クリーブランド(ガーディアンプロジェクト)

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 キャラ紹介で見た時から好きでした。(突然の告白)
 露出こそそこまでないけれど、数少ない露出箇所がフェチを刺激してくる。下腹部と横乳のチラリズムがたまらない。
 服は色合いやコートなどから軍服のようなものだと推測できるが、それをあえて着崩していることで彼女の自由奔放な性格を示唆している。肩まで着ない上着という細かすぎるフェチにも応えている、じつによし。
 あと細かいところだとスカートの腰に当てている右手の指先の位置とか、胸に食い込んでいるブラの紐とか、よく見るとヒップラインがわかるスカートの皺とか、上向きの良い形をしているであろうことがよくわかる胸のラインだとか、アメリカの艦船だから様々なところに国旗があしらわれていることとか、挙げるとキリがない。
 守護プロもLive2Dが搭載されており、このキャラも動くのだが、投げキッスしてきたりするのがとても良い……良い……。
  戦闘中や勝利ボイスでの勇ましい声色も相まって、いい感じの大人のお姉さん感があって非常に好きです。だから守護プロ頑張ってください(懇願)


・クラウゼヴィッツ(青蒼のミラージュ)

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 絵師の木Shiyoさんが好きだというのもあるけれど、一番はやはり銀髪と赤目である。
 ここまで読み進めた人なら気づいたかもしれないが、私は銀髪をはじめとした色素が薄い髪が大好きだ。なんか影がある人間とか、冷たい雰囲気を感じるのがいいのだと思う。
 それはさておき。
 ソノミラの世界観に置いて、クラウゼヴィッツは第三艦隊の参謀隊長、並びに作戦計画責任者をしている。外交で不在がちな隊長の伊吹に代わり指揮をとることもしばしば。
 基本的に物静かで理性的だが、伊吹曰く堅物らしい。(伊吹が曲者過ぎるが)
 衣装は露出がほぼないフォーマルな軍服を思わせるもの。首まで覆う長いマントと艤装には彼女が所属しているNeoForceの紋章が刻まれている。
 スカートなのに下半身のラインが見える描き方をされているのが非常にえっち。胸のラインも陰影で控えめに強調されており、露出がないのにすごく色気を感じる。
 脚部を覆うのは黒タイツ。細かな色彩の変化で素足より脚線美が強調されているように見えるのは気のせいだろうか。
 先ほどちらっと触れたが、クラウゼヴィッツの艤装は両側に大きく展開されている、艤装型擬人化の戦艦系ではよくみられるパターン。しかしここまで横幅をとっている艤装はそうそうなく、威圧感が大きい。着崩した服装をしていないのも相まって、隊を率いる者としての風格を表している。
 クラウゼヴィッツはソノミラのオリジナルキャラ。サービス終了とともに消えてしまう可能性が高い。(ストーリーの展開を思い出すと何とも言えない気分になる)公式様、ソノミラキャラを戦艦少女に実装してくださいお願いします。


・シリアス(戦艦少女R)

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 大本命です。彼女を推したいがためにここまで書いた。
 
まず最初に言っておくと、シリアスは序盤の海域で比較的手に入りやす金レアの軽巡洋艦。CVは雨宮天(改造後はボイスなし)。
 まず何がいいかって太ももの内側の露出。こういう風に開いているズボンは実際にあるのか、ちょいちょいこの手のデザインは見るが、ぴっちりしたタイツがこうなっているのが非常によい。えっち。
 つぎに上半身。へそ出しするような七分丈のシャツが非常によい。胸の露出も(この手のものだと)王道である。
 だがそんなことは重要ではない、大事なのは「銀髪+眼帯+投擲武器(魚雷)」だ。
 先も述べた通り、私は銀髪が好きだ。儚かったり、暗い雰囲気をまとっているキャラが大好きだ。
 そんな中シリアスは「銀髪+眼帯+投擲武器+物静かなCV.雨宮天+透明感のある紫色の瞳」と性癖のバーゲンセール。この子に沼らず誰に沼るといいたくなる位にはストライクだった。
 そんなシリアス。長いこと改造が解放される、育成だけはしっかりしてあったが倉庫番になっていたころに改造が実装された。それがこちら。

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 これぞ王道進化……!
 
劇的ビフォーアフターするわけでもなく、差異がわからないくらいの控えめでもなく、露出は減ったはずなのに増えたようにもみえる適度なチラリズム。そして変わらない銀髪+眼帯+投擲武器。
 眼帯のデザインが多少変化し、特徴だった紫色は残しつつ黒味を足すことで儚げな雰囲気から夜に舞う歴戦の暗殺者のような雰囲気に。
  下半身はガーター付きのハイソックスになり、濃くなった色味もあって艦船擬人化らしい鋼鉄感が出てきている。
 下着に関しては改造前は「そんなところ開いてていいのか」と思っていた穴らしきものが控えめになっていてちょっと好き。
  改造前からあった前髪からの三つ編みはそのままに、先端部分に輪っかをあしらう遊び心も。
  艤装も大きくなり、性能がさらに増したことを思わせる。
 ブーツも、改造前の厚底ブーツから、軽やかにジャンプが出来そうなつくりをしたごく普通のブーツに変わっている。
 戦艦少女Rには中破グラというものが存在しているのだが、そこで眼帯の中身が見れるのも実に良い。
 

 最後に、シリアスのスキン(日本未実装)をレビューする。

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 ……………………。
 ふぅ。


 以上、好き放題艦船擬人化のキャラ萌えについて語ってみた。
 それぞれに特色があって実に良い。日本製の艦これと中国製のその他擬人化で微妙に描き方がちがうように感じられたのもよかった。
 艦船擬人化というと艦船の歴史とかに詳しくないと幸せになれないとか思われていそうだけれどそんなことはないわけで。気になるキャラがいたらとりあえず触れてみるでも十分に楽しめると思う。ゲームの良しあしはあるけれど。
 というわけでここまで読んでくれた人はどれか一つでもいいから艦船擬人化ゲームに触れなさい、いいね?
  ここには載せていないが中国にはまだ「深海戦線」という闇落ち基準の艦船擬人化だったり「蒼藍誓約」という艦これACにすごく近いゲーム性(オブラートに包んだ言い方)のゲームも待機している。どちらも日本上陸を計画しているような動きがあるので、今後も艦船擬人化に注目して欲しい。

ポテトサポートです、イモだけに