見出し画像

前澤友作

※安定に汚い表現ばかりです。






 皆様の性の目覚めは何歳くらいのことでしょうか。私は、恐らく10歳くらいの頃に祖父が入院していた病院に置いてあった『週刊ポスト』を読んだことからである始めて見た自分の家族以外の女性の裸体を見た時の衝撃は今でも鮮明に思い出す事ができる。
 そこからは至って普通の日本男児のように性に対する興味は尽きる事なく、今に至るのであるが、その人生の中で一度大きな危機にたたされた事がある。

あれは中3の4月、あるいは高1か高2の4月のことである。普段通りの生活を送っていた私に異変が起きた。朝、寝起きの目をこすりながらトイレの前に立ち、出来立てほやほやのおしっこを出そうとすると、(ん?なんか痛いぞ?)そう、おしっこを出す時、下腹部がやけに痛くなるのだ。ただ、この時はすぐに治るだろうと思い用を足すときは痛みに耐えながら過ごしていた。だが、一週間経っても治らない。流石に身の危険を感じ、思春期真っ只中(尚、反抗期はなかった模様)の私は親に相談し、病院に連れてってもらうこととなった。

地元の泌尿器科の入口を通ると、そこにはたくさんのおじいちゃんおばあちゃん。学生服を着た若者など一人もいない。まあ、そりゃそうだよなと思いながら待合室で30分近く待っていると診察室に呼ばれた。どんな先生なんだろうと思いながら診察室に入ると、そこには小柄で髭を生やした渋めの先生が鎮座していた。(いや、これはもう前澤友作やん)と私は思った。

先生「今日はどうしたの〜?」

ワイ「なんか、1週間くらい前からおしっこする時に痛みがあって……」

先生「あ〜、じゃ一回前立腺見てみよっか〜」

前立腺、それは男性のみが持つ生殖器官のことである。
どうやって調べるのかというと…

先生「じゃあ、ズボン全部脱いでそこのベッドに上がって四つん這いになって〜」

は?え、待って俺これから何されるん?

先生「じゃあ、お尻の穴に指入れていくからね〜」

え、待って待って早い早いまだ心の準備が、

止める間もなく先生の指が体の中に入っていくのを感じる。
なすすべも何もない。人権なぞあるわけない。

先生「あ〜、こりゃ前立腺が腫れてるね〜多分だけど、前立腺炎だね〜」

前立腺炎とは恐らく雑菌か何かが入り込んで前立腺が腫れる病気である。

先生「んじゃ、薬出しとくね。一応、採尿もしたいからおしっこ出してって〜」

こんな感じであっさりと私の初アナルは奪われてしまった。
意外と痛いとかは感じなかったので才能があるかもしれない。最悪だ。

あと、前立腺炎になった原因だけど多分シコりすぎだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?