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【知られざる大阪の祭り】デコトラカラオケDQN仕様に進化を遂げた「南河内だんじり」がヤバすぎる

毎年9月のこの時期になると大阪・岸和田市で開催される毎年恒例の「だんじり祭り」が各種メディアに報じられ、だんじりと言えば岸和田、岸和田と言えばだんじりと言われるまで「だんじり」イコール「岸和田」のイメージが内外に強烈に根付いている。しかし、地域ごとの神社の祭礼でだんじり(地車)を曳くという文化は岸和田市とその周辺に限る事はなく、大阪府内の大抵の地域で毎年続いている土着の文化である事も是非頭に入れてもらいたい。

特に富田林市・羽曳野市・河内長野市・大阪狭山市・河南町といった大阪府南河内地域では「だんじり祭り」が珍妙な進化を遂げて独自の文化を形作っている。この「南河内だんじり」について、大阪DEEP案内では2007年に富田林市某所の祭礼の様子をレポートしその強烈さを伝えたが、悲しいかな、あれから10年経っても全然メジャーになっていない。あんなに見所のある祭りは他に無いと思っているのにもったいない…という事で、再度その魅力を伝えるべく今回の記事をしたためた。

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