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【売春大国韓国の現実】ソウル五大置屋街の一つ「ミアリテキサス」がほとんど死にかけてた件

2004年、盧武鉉政権時代に成立した「性売買特別法」は韓国の社会問題として顕在化している社会的に弱い立場にある貧困女性の雇用機会をむしろ奪う結果になり、置屋街が衰退する代わりに「商売」は地下に潜りより一層当事者の実情は分かりづらくなった。

そして韓国でおまんま食い上げになった女性が近隣諸国に出稼ぎに行くようになり韓国は「売春輸出大国だ」と陰口を叩かれるまでになった訳だが、本場韓国の首都ソウルには「五大置屋街」と呼ばれる、所謂「ちょんの間地帯」が存在する。

有名な「清凉里588」をはじめ、ミアリ、永登浦、千戸洞、龍山といった地域があったが、このうち龍山は再開発によって街ごと潰され現存しない。

ソウル特別市城北区下月谷洞88番地、「ミアリテキサス」と呼ばれる置屋街が駅前にどーんと横たわる、地下鉄4号線吉音(길음)駅にやってきた。明洞から地下鉄に揺られておよそ15分。

ミアリテキサスとは言うものの、その名前の由来となったここから2キロ程離れた場所にある「彌阿洞」の地名が付けられたのには置屋発足当時の業者が「知られた地名を付けた方が客が来る」との判断からだった。おかげで彌阿洞の住民が売春街ミアリテキサスとしてのイメージダウンに苦しみ、とうとう2008年に地名まで変更したという曰くつきの土地。彌阿3洞が新「彌阿洞」として残った他は、旧・彌阿1、2、4~9洞が全て別の地名へと変更されてしまったのだ。

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