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【鯨肉食は日本の文化です】関東唯一の捕鯨基地・南房総市「和田漁港」でクジラ解体作業を見学する

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このレポート記事にはツチクジラの解体作業の画像が含まれております。多量の出血を伴う画像となりますのでグロ画像に耐性のない方、または動物の解体作業に嫌悪感を感じる方、愛玩動物としてクジラが好きな方、もしくは捕鯨反対の方、シーシェパードのメンバーの方の閲覧をお勧め致しません。早急にページを閉じて下さい。

日本には江戸時代以前からある「捕鯨」と「鯨肉食」の文化。乱獲などによる個体数の減少や世界の捕鯨に対する眼差し等様々な要因があってこの日本においても捕鯨基地と呼ばれる場所は少なくなってきた。有名なのはシーシェパードの抗議活動でも度々槍玉に挙がる和歌山県の太地町。他には北海道の網走、函館、宮城県の鮎川浜、既に捕鯨が行われていない場所では古式捕鯨で有名な山口県青海島の通(かよい)など、全国に捕鯨で栄えた港町が存在する。

全国でも5ヶ所しか残っていないという現役の捕鯨基地のうちの1つが何と東京の隣の千葉県に存在していた、という事を聞いた。場所は南房総市和田(和田浦)地区。房総半島南部では17世紀頃から小型沿岸捕鯨が行われてきたそうで、現在も毎年6月20日頃から8月下旬に掛けてこの地域ではツチクジラ漁が行われる。

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