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「大阪DEEP案内が選ぶ 関西住みたくない街」は何故作られないのか、という問いに対して

拙著「東京DEEP案内が選ぶ 首都圏住みたくない街」(駒草出版)が発売されてから、来月で1年を迎える。まあ時間が経つのはなんとも早いものですが、一時期は都内の超有名大型書店で軒並み大量に平積みされている光景を見て、この世の終わりのようにも思いましたが、最近もぼちぼち売れているようです。

それでこれまで何度もリクエストを受けている話だが、「大阪DEEP案内が選ぶ 関西住みたくない街」を出版する気にはならないのか、ということ。首都圏版もあれば関西版もあっていいだろ、という声が大きいのはごもっともである。著者としても、これが売れるかどうかは別にしても、企画としてやってみたい気が全くないわけではない。しかし、それを実現させるためには、ちょっとやそっとでは済まされない問題が転がっているのである。

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