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【その他】予選リーグ第1戦を終えて【ロシアW杯2018】

いや〜やっぱりサッカーって面白いスポーツだとつくづく実感しました、この数日間。寝不足の方も多いと思いますが、熱い戦いはまだまだこれからです。決勝トーナメントに入ってガス欠とか最悪なパターンなので。

ということで出場32ヶ国がそれぞれ1試合づつ戦ったことになるので、ゆる〜いレビューを書きたいと思います。お前全試合観たのか?と言われれば、消化できていないのが事実ですが。ちなみにフルタイムで観れていない試合は右記のものとなっています。(エジプト×ウルグアイ、ペルー×デンマーク、クロアチア×ナイジェリア、コスタリカ×セルビア)

グループA(ロシア、サウジ、ウルグアイ、エジプト)
居酒屋メニューで言えば、鶏皮ポン酢レベルの国が集まったグループA。(プロフェショナルのケイスケ・ホンダのように「どういうことか、...」と説明はあえて入れません)ロシアとウルグアイが先勝しましたが、ムハンマド・神・大統領選2位・サラーが復帰するエジプトがロシアに勝てば、1.ウルグアイ、2.エジプトとなるのかな。ウルグアイはアトレティコ所属の両CBが好調のようで嬉しいです。ただ、決勝トーナメント1回戦の相手は刺盛レベルのスペインとポルトガルなので厳しい戦いを強いられるでしょう。

グループB(スペイン、ポルトガル、モロッコ、イラン)
なんといってもスペイン×ポルトガルはアツかった。いちいち主張する必要はないけれど、言わせてください。「クリロナはスーパー!!」CL決勝を戦った疲労は微塵もなく、トリッキーなフリックでカウンターを加速させ、ボックス周辺で前向きになったら積極的に仕掛け、ルーズボールには背中を当てて時間を作る。そしてファールを誘い、自分で仕留める。自分ができること、必要とされていることを十二分に理解してプレーできている証です。といっても1.スペイン、2.ポルトガルは固い印象。モロッコも侮れないし、同じアジアのイランには善戦を期待。

グループC(フランス、OG、デンマーク、ペルー)
EURO2016準優勝の勢いそのままに〜で期待していたフランスは正直イマイチだった。居酒屋メニューでいうなら、刺盛と串盛を並べた感じ。たたきキュウリとかトマトスライスといった一品モノがないと意外とお酒って進まないよね。とりあえずデシャンはデンベレ、グリーズマン、ムバッペの共存は早めに諦めて、EURO2016で機能した4-4-2に戻してほしい。ただ、メンバーを見たところサイドハーフをできる選手がいなさそうだし、ここにきてシソコの重みを感じることとなるとは。でもなんちゃ1.フランス、2.デンマークになると思う。決勝トーナメントでは隣の死のグループの勝ち上がりとの対戦になるので、グリーズマンのファンとしてはグループリーグのうちに最適解を見つけてほしい。

グループD(アイスランド、アルゼンチン、クロアチア、ナイジェリア)
あまり印象はないけれど東欧のブラジルって呼ばれてるクロアチアのみ先勝した死のグループD!アイスランドのソリッドな守備を崩せなかったメッシ率いるアルゼンチンはちょっと闇が深そう。ここも刺盛・串盛状態。前回大会でチリの躍進に貢献したサンパオリ監督も頭を悩ませていることでしょう。メッシ外しでディバラ中心のバランスのとれたチームに転換とか出来ないもんな。第2戦でクロアチアに敗れることになれば、予選敗退も現実的に。マンジュキッチが血だらけになりながら、オタメンディに競り勝つ姿がなんとなく想像できる。ここは強気の1.クロアチア、2.アイスランドで。話は変わるようで変わりませんが、アグエロのお尻力スゴかったね。やっぱサッカーはケツでやるもんだと再確認。

グループE(ブラジル、スイス、セルビア、コスタリカ)
これまたブラジルも想像の斜め下だった。期待値が高すぎたってころもあるけれど。スイスがお手本のような4-2-3-1をやっていたことを抜きにしても。こちらは刺盛・串盛状態と言うよりは、刺盛だとマグロやカンパチなどに混ざって盛り付けられているノドグロの主張が強すぎるイメージ。ネイマールは怪我からの復帰直後とあって、サッカーが楽しいのか知らないけれどいつの間にかバルサ移籍前のネイマールに戻っていた。フットボールの美しさってムダなプレーにあるのかもしれないけれど、現実主義で機能美に惹かれる身としてはちょっと複雑。ただいい具合にチッチがチームを締めてくれると思うので、1.ブラジル、2.スイスかな。セルビアは観てないからなんとも言えないけれど、マティッチみたいなデカくて走れて強くて上手いセントラルが日本にもほしいよね。あと、ペップにシティから追放されて、ローマで頑張ってたコラロフの得点が個人的に嬉しかった。

グループF(ドイツ、メキシコ、スウェーデン、韓国)
いや〜スペイン×ポルトガルと同じ、いやそれ以上にアツかった!ドイツ×メキシコ!戦略のための戦術とそれを実行する選手のレベルの高さの両方があって、前回大会王者のドイツを完膚なきまでに叩いてくれました。相変わらずやる気のなさそうなエジル、相変わらず煽り力の高いミュラー、絶対に2次会に参加しなさそうなクロースといった面々を揃えて、完成度の高いサッカーを見せてくれる予定だったドイツでしたが、質的優位をなかなか作れずチャンスも少なかった印象。ブラジルからWGを1人くらい借りられたら全然違うんだろうけれど。ドウグラス・コスタとかほしいね。とは言いつつ、鼻ほじりレーブが有能なスタッフ陣とともにチームを再構築するんだろうけれど。スウェーデン×韓国は、ただワーワーやってた感じなので、1.メキシコ、2.ドイツで。となると、衝撃的なスコアだった前回大会の準決勝のカードが決勝トーナメント1回戦で観られることに。ブラジルは2位抜けを狙ってたりしてね。もちろんマルセロが主導して。

グループG(ベルギー、パナマ、イングランド、チュニジア)
このグループは戦力の差が歴然としていて、勝ち抜けを予想するのは容易かと。ただその両チームは第1戦にきちんと勝利は収められているものの、個で殴ることができていたからこそな印象。それでもメルテンスのシュートはボールから全く目線を外さないいいシュートだったし、デ・ブルイネのパスコースをチラつかせて交わした後のクアレスマは見事だったし、あんな巨体であんな顔をしているのにあそこで浮かすルカクはさすがだった。マルティネスはこの調子でフェライニ爆撃に頼るゲームを控えてほしい。あと俺の期待のイングランドはシティの見過ぎで、短期間では仕込めないゲームモデルを採用しているのかなぁと。でも歩数があわずにドフリーを外すスターリングを見て安心したところはある。ラシュフォードのブレイク待ち。1.ベルギー、2.イングランド。あとパナマのキャプテン超かっこいいからみんな注目してて。体重は99kgだったと思う。

グループH(ニッポン、コロンビア、セネガル、ポーランド)
ハリルホジッチの電撃解任から謎のオールジャパン体制に舵を切った我らがニッポン。パラグアイ戦を見るまでは、まじプロフェッショナルな気持ちになっていたけれど、香川と乾のプレッシングで少し希望を持てた。そしてセレッソのファンタジーは正義な気がしてきた。したがって、柿谷と清武と扇原を追加招集してくれ。まぁ冗談はさておき、すごかったねー!ニッポン!なにがあるのか分からないのがサッカー!だし、やっぱ母国が勝つってこんなに嬉しいんだね!浦和で喧嘩ばかりしていた原口がふらふらになって走っていたのを見て、やっぱりヒトは環境が全てだと思いました!はい。ただ、冷静にセネガルもポーランドもばり強い。特にセネガルはデカくて強くて速い選手たちが頭が良くて頑張るって、マジで反則。居酒屋メニュー例えが浮かびません。でもまぁ今大会のニッポンはなんかもってるよ!酒井宏樹と原口もしくは武藤が相手の左サイドを抑えることができたら、なんかある!ただカウンター返しとかはホントに注意。日本式では赤信号のところでも関係なくドリブルで突っ込んでくるから。セネガルとポーランドになんとか引き分けよう!希望を持って、1.セネガル、2.ニッポン

第1戦が終わってからの予想なんか卑怯じゃないかと言われても知りません。次は予選リーグ終了後に答え合わせということで。それでは。

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