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地元の人に混じって、食べたい、飲みたい、語りたい。そんな旅がしたい。
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福山のレトロかわいいをめぐる旅【大学生・畑唯菜】like a local in Fukuyama

はじめまして、畑唯菜(はた・ゆいな)です。私は今、尾道の大学でデザインの勉強をしています。福山の伏見町にあるまちやど「AREA INN FUSHIMICHO」のイベントに参加したことがきっかけで伏見町に通うことになり、そこで出会った人たちにエリアを案内してもらううちに、福山の魅力にすっかり取り憑かれてしまいました。そんな私が見つけた福山のまちのお気に入りの場所を、イラストとともに紹介します。 1. 伏見町の看板 デザインの勉強を始めてから、「書体」に興味を持つようになりま

福山最大の祭り「ばら祭」を旅して、福山を知る like a local in Fukuyama

毎年5月、初夏の訪れを告げる福山市民のお祭りとして開かれるのが、「福山ばら祭」。その名前から、園芸ファンやシニア中心かと思いきや、地元内外から子どもから大人まで幅広い世代が訪れる福山最大のイベントだ。いったい、何が人々をそこまで惹きつけるのか。その理由を探しに、お祭りに出かけてみることにした。 「ばらのまち」の始まり そもそも、福山が“ばらのまち”として歩み始めたのは戦後のこと。1945年8月8日の大空襲で市内中心部の大半が焼失し、多くの尊い命が失われた後の混迷を抜け出せ

旅してみたい福山ローカルイベント / 2019年4月〜8月 like a local in Fukuyama

瀬戸内への旅の玄関口となる福山には、先人たちがつくり上げた伝統を絶やさぬようにと守り続けられている祭や、ローカルの魅力を知って欲しいと地元の人たちによって企画されたイベントなど、旅に合わせて訪ねてみたいイベントがたくさん。2019年4月から8月のイベントをご紹介。 1. 4/14(日)「おやまのいろどり春市」(山野町) (写真提供:おやまの実行委員会) 自然に囲まれた山野の魅力を発信するマーケット 福山北端、四方を山に囲まれた山野(やまの)町に、季節の変わり目に現れる市

まちのオススメを聞かれたら(夜編) 【伏見町の人:伏見町子】 like a local in Fukuyama

福山駅を降りたらすぐ目の前にある伏見町エリア。ここに、2018年12月に私たちのゲストハウス「AREA INN FUSHIMICHO FUKUYAMA CASTLE SIDE」がオープンした。レセプションを出た路地の先には、70年老舗から続く店やニューオープンの店まで、個性溢れる店が広がっている。昼は老舗のお茶屋さんや和菓子屋さん、喫茶店めぐり。夜は酒場を回遊するのが楽しい。 「ひとりで入るのはちょっと……」と、不安に思わないで。ここで紹介するのは、すべてカウンターがあって

まちのオススメを聞かれたら(昼編)【伏見町の人:伏見町子】like a local in Fukuyama

新幹線「のぞみ」が停まる福山。駅から福山城を背にして降り立つと、目の前の一画に伏見町はある。このまちは戦後、交通の便の良さもあり、全国各地から仕入れに来る人々で賑わい、繊維街として栄えた。当時と比べればお店の数は随分減ったが、戦前から続く老舗もあれば、若手が手掛ける飲食店も根を張り始めている。そして、私たちのゲストハウス「AREA INN FUSHIMICHO FUKUYAMA CASTLE SIDE」も2018年12月にオープンした。 そんなふうに、「今」と「昔」のふたつ

福山3時のおやつ like a local in Fukuyama

福山のまちで、時々、美味しそうだなぁと見惚れてしまうおやつがある。 「あの店のプリンは私の青春の味よ」「あのソフトクリームは家族みんなのお気に入り」と嬉しそうにまちの人たちが教えてくれるおやつだ。 旅先で訪れたいのは、飾らないけど感じが良くて、ローカルが通う店。旅の予定に加えたい甘美な楽しみが詰まったお店を紹介。 ① 純喫茶ルナのプリントップ(元町) 1956年5月11日にオープンした「純喫茶ルナ」。寿命30年とも言われるという喫茶業界で、62年の間続き、今も姉妹店を

福山はしご酒 like a local in Fukuyama

旅に出ると、そのまちだけの時間の流れを感じる。その流れに一緒に乗りたくて、ローカルたちの後を着いていく。 慣れた手付きで扉を開けて、定位置らしき席に座って、メニューも開かず「いつものお願い」なんて言う姿が、やけにかっこよく見える。ああ、いつか言ってみたい。 福山には、古くから土地に根付いた名高い店もあれば、気軽に入れる立ち飲みスタンドもあって、ついついはしご酒、となってしまう。 「とはいえ、常連ばかりの店って旅行者は入りにくいでしょ?」と戸惑う人もいるかもしれないけれど