まちのオススメを聞かれたら(昼編)【伏見町の人:伏見町子】like a local in Fukuyama

新幹線「のぞみ」が停まる福山。駅から福山城を背にして降り立つと、目の前の一画に伏見町はある。このまちは戦後、交通の便の良さもあり、全国各地から仕入れに来る人々で賑わい、繊維街として栄えた。当時と比べればお店の数は随分減ったが、戦前から続く老舗もあれば、若手が手掛ける飲食店も根を張り始めている。そして、私たちのゲストハウス「AREA INN FUSHIMICHO FUKUYAMA CASTLE SIDE」も2018年12月にオープンした。

そんなふうに、「今」と「昔」のふたつの時間がともにあることで濃密なまちの時間が流れているのが伏見町の魅力。このまちならではの時間を楽しめるスポットをリストアップ。まずは昼のオススメから。

1.  地元ファンも列をなす洋食店

伏見町の老舗食堂を訪ねるなら、洋食屋「ともんちゃ」へ。創業は1966年。みんながスプーンを握って待っているのが、名物のふわとろオムライスだ。ポークソテーやハンバーグ、ハヤシライス、ラーメン、どれも、レトロなビジュアルがずるい。ちなみに、先代と奥さんはもともと福山の老舗酒場「自由軒」の従業員同士。そこで出会って恋に落ちたらしい。

ともんちゃ:伏見町4-3
11:00-16:00、17:00-21:00 水曜定休

2.  薪で炊いた本物の餡を味わう

甘味なら、伏見町内で70年以上続く和菓子屋「富久屋」。ご主人が毎朝5時に起きて薪を焚べ、鉄鍋で小豆をじっくり炊くという昔ながらの餡づくりの製法を守り続けている。「一番美味しく召し上がって欲しいから」と、添加物も一切使わずに仕上げた餡はピュアな味。ちょっと照れ屋な女将さんの温かい人柄にも癒される。手土産のイチオシは、福山城の伏見櫓(やぐら)の瓦を象った皮に挟まれた「伏見最中」。

富久屋:伏見町4-16
8:00-17:00 日曜定休

3.  88年続く老舗の日本茶で一服

「富久屋」の次は、隣の「今川茶舗」にお茶やお菓子を選びに行くのが私の定番コース。優しい若旦那やスタッフさんにお茶の種類や淹れ方を聞きながら「どうぞ」と出していただくお茶で一服していると、あっと言う間に時間が過ぎてしまう。茶葉を選びオーダーすれば、オリジナルの丸缶(手毬のデザインが愛らしい)に詰めてくれるのも嬉しい。

今川茶舗:伏見町4-14
10:00-18:00

4.  昭和にタイムスリップできる“the喫茶”

まち歩きの合間の喫茶ならここ。扉を開けると、まるで昭和の時代にタイムスリップしたかと思うような空間が広がっている「喫茶IVY」。こだわりの内装は、全部おしゃれ好きなママが自らデザインしたもの。「本物の素材を使うとあぐ(飽き)が来ないのよ」と備後弁で迎えられてほっと和む。

喫茶IVY:伏見1-5
8:00-21:00 第1・第3日曜定休

5.  広島県民のソウルフード

やっぱりお好み焼き、と言うなら「ねぎ房’Z」。店主オススメの「ねぎ房’Z焼き」は、豚肉、イカ天、チーズ、もち、卵、そばが入って、1枚でたっぷりお腹が満たされる。カープ愛溢れる厨房で焼かれてなお旨い。

ねぎ房’Z:伏見町3-25
11:00-15:00、17:00-21:30 日曜定休

6.  個性溢れるローカルと出会うユニークな昼スナック

伏見町で長年続いたスナックがコミュニティ空間に変身した「ザ・スナック」。店長は日替わり制で、昼と夜の2部構成。火曜日の昼は喫茶、水曜日の昼はスパイスカレーなど、個性溢れるローカルがママとして立つ。開店日はFacebookページをチェック。

ザ・スナック:伏見町4-16
不定休

7.  まちをひとつの宿に見立てたゲストハウス

そして、ぜひ、私たちのゲストハウス「AREA INN FUSHIMICHO CASTLE SIDE」へ。レセプションに隣接するAREA INN LOUNGEは、宿泊ゲストでなくてももちろん利用可能。

LOUNGEにはWi-Fiと電源も完備されているから、旅だけではなく出張でも快適に過ごせる。がっつり仕事するなら、併設のコワーキングスペース「halappa」のデスク(2h 540円〜)をどうぞ。

ドリンクやフードは、福山の豊かさを体験していただけるようなラインナップ。昼は、添加物を使わずにつくったサンドウィッチや特製キーマカレー、土鍋で炊いた卵ご飯。東広島の西条酒蔵通りで自家焙煎珈琲店を営む「くぐり門珈琲店」にお願いしてつくっていただいたAREA INNオリジナルブレンドと合わせて楽しんで。

AREA INN LOUNGE:伏見町4-33 FUJIMOTO BLDG. 1F
11:00-21:00 水曜定休

どの店にも、私が胸を張ってオススメしたいあの味、あのメニュー、あの居心地がある。さらに楽しむコツは、思いきってお店の人たちに話しかけてみること。伏見町の人はみんな優しいから、きっと喜んでまちのことを教えてくれるはず。

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like a local in Fukuyama

地元の人に混じって、食べたい、飲みたい、語りたい。そんな旅がしたい。
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