旅してみたい福山ローカルイベント / 2019年4月〜8月 like a local in Fukuyama

瀬戸内への旅の玄関口となる福山には、先人たちがつくり上げた伝統を絶やさぬようにと守り続けられている祭や、ローカルの魅力を知って欲しいと地元の人たちによって企画されたイベントなど、旅に合わせて訪ねてみたいイベントがたくさん。2019年4月から8月のイベントをご紹介。

1. 4/14(日)「おやまのいろどり春市」(山野町)

(写真提供:おやまの実行委員会)

自然に囲まれた山野の魅力を発信するマーケット
福山北端、四方を山に囲まれた山野(やまの)町に、季節の変わり目に現れる市。地元のお母さんたちや山野を愛する人たちが集まって実行委員会を立ち上げ、地元に足を運んでもらうきっかけづくりとして2018年にスタート。春市では、おいしいコーヒーや地元の食材を使ったフードやワイン、手づくりの雑貨など30店舗が並び、草木染めなどの体験コーナーも。自然のなかで地元ミュージシャンの歌声を聴いて、子どもも大人ものんびりと楽しめる。

おやまのいろどり春市
日時:2019年4月14日(日)10:00〜14:00
*小雨決行、雨天中止
会場:山野農村公園
アクセス:福山駅から車で45分
Facebookイベントページ

2. 4/20(土)「UTSUMI FISHERMANS FEST」(内海町)

(写真提供: KOSHIKI FISHERMANS FEST)

地元の魚を食べて、漁師と友だちになるフェス
内海大橋で渡る福山の離島、漁業のまち内海町で、漁師と一緒に地元で獲れた魚を味わい、魚を食べる楽しみをシェアするフェス。運営者となっているのは、地元漁師だけではない。料理人や農家、編集者、デザイナーなど、内海町をこよなく愛する地元の仲間たちだ。「どんなふうに魚を獲っているの?」「この魚のおいしい食べ方は?」と問いかければ、普段はなかなか知り合うことがない漁師さんたちが気さくに答えてくれるはず。獲れたての魚をみんなで味わって、魚の楽しみ方を知る。魚を食べることが楽しくしてくれそうな福山ならではのフェス。

UTSUMI FISHERMANS FEST
日時:2019年4月20日(土)10:00〜17:00
*小雨決行(雨天・荒天の場合は翌21日(日)に順延)
会場:クレセントビーチ(福山市内海町)
アクセス:福山駅からバスで50分
入場料:無料(漁師の浜焼きに参加する方のみチケットが必要*)
*漁師の浜焼き 食べ放題チケット(先着200名) 
前売券:4,000円 当日券:4,500円
伏見町のゲストハウス AREA INN FUSHIMICHOでも前売り券販売中。
公式サイト

3. 4/28(日)「とも・潮待ち軽トラ市」(鞆の浦)

瀬戸内の食材が並ぶローカルの朝市
西の山麓に鎮座する沼名前(ぬなくま)神社の参道で、毎月開催されている朝市。地元で採れた新鮮な野菜や果物はもちろん、パンやシロップなどの加工品から鯛味噌などの特産品までずらっと並び、地元民も多く駆けつける。観光名所だけじゃない、等身大の鞆の浦の日常をのぞくことができるローカルな時間が流れている。立ち上げ人である地元企業の経営者小川真平さんは、「朝市を通じて鞆の浦の魅力をもっと伝えたい」と、2011年に実行委員会を発足。鞆や福山市で働く経営者や有志とともに運営を続けている。

とも・潮待ち軽トラ市
日時:2019年4月28日(日)8:00~11:30分 *小雨決行、荒天中止
会場:沼名前神社参道
アクセス:福山駅からバスで30分
公式サイト

4. 4/28(日)〜「鞆の浦観光鯛網」(鞆の浦)

(提供:福山市)

鞆の浦の初夏の風物詩、鯛しばり網漁が見もの
江戸時代から伝わる瀬戸内海を代表する漁法「鯛しばり網漁」を船上から見られる迫力満点のイベント。鞆の浦の渡船場から仙酔島までフェリーで向かい、航海の安全と大漁を願う樽太鼓と大漁節とともに弁財天の使いや乙姫が大漁祈願の舞を披露するのを鑑賞したら、その後は、普段は見られない漁の様子を観光船から眺め、そのまま鞆港を周遊して美しい瀬戸内の海を楽しむ。希望すれば親船に乗って「網引体験」をすることもできるそう。鞆の浦の初夏の風物詩であるこの行事は、2015年には福山市の無形民族文化財に指定されている。

鞆の浦観光鯛網
開催日時:4月28日(日)、29日(月・祝)、5月3日(金・祝)~26日(日)午前の部10:30~(日曜日・祝日のみ開催)、午後の部13:30~(開催期間中毎日開催) 
会場:福山市鞆町仙酔島田の浦
アクセス:福山駅からバスで30分
鯛網観覧料:大人(高校生以上)2,800円、小中学生1400円
*駅前鞆鉄バス案内所ではバス券つき観覧券を販売。大人3,300円、小中学生1,650円で購入可。福山駅から鞆の浦へ向かう場合は、バス券つきチケットがオススメ。
福山観光コンペティション協会サイト

5. 5/3(金・祝)「うつみ大漁まつり」(内海町)

(写真提供:小川真平)

漁師町ならではの文化を五感で楽しめる祭り
「売切れご免!獲れたての魚がビックリ値!!」のキャッチフレーズとともに、朝8時から内海町の箱崎(はこざき)漁港で始まるイベント。生簀に入った新鮮な魚介類を眺めるのが楽しい。旅人なら、鮮魚は買えなくとも、海鮮バーベキューで旬の海の幸を思い切り堪能し、持ち運びができる魚の干物や珍味、特産の海苔などをチェックしたい。内浦小学校の生徒による「箱崎大漁節」を聴いたり、大漁に沸く漁師たちの心意気に想いを馳せたり、魚のすくいどりに挑戦したりと、大人も子どもも楽しめる体験も充実。

うつみ大漁まつり
開催日時:5月3日(金・祝)8:00〜15:00
会場:内海町の箱崎漁港(大漁旗が目印)
アクセス:車で約42分、福山駅からバスで約1時間35分(乗り換え有り)
田島漁業協同組合サイト

6. 5/18(土)19(日)「福山ばら祭」(福山市内)

(提供:福山市)

福山が「ばらのまち」と呼ばれる理由を知る
美しいばらをまち全体で楽しむ福山と言えばな、一大イベント。実は、福山は戦時中の大空襲(1945年)に市街地の約80%を焼失。その時、人々の心に和らぎを取り戻して戦後の混迷期を抜け出そうと、荒廃したまちに手作業で千本ものばらの苗を植えたまちの人々がいたことから、「ばらのまち」と呼ばれるようになったストーリーがある。「福山ばら祭」は、1968年に始まり、約5,500本の美しいばらが咲き誇るばら公園や緑町公園、周辺の商店街を舞台に開催され続けている。福山の歴史に思いを馳せながら、その美しい姿と優雅な香り、パレードなどの見物を楽しみたい。

第52回福山ばら祭2019
開催日時:5月18日(土)、19日(日)*時間未定
会場:ばら公園、緑町公園、花園公園、中央公園、中心部商店街
アクセス:福山駅から徒歩20分、福山駅からバスで約6分
公式サイト

7. 5/25(土)「福山鞆の浦弁天島花火大会」(鞆の浦)

(提供:福山市)

瀬戸内に夏の訪れを伝える花火大会
花火大会といえば夏を想像するけれど、鞆の浦では“瀬戸内でもっとも早い花火大会”として春の終わりに開催。舞台となるのは、弁才天を祀る弁天堂が建つ小さな島、弁天島。江戸時代より「煙火祭」と称され、地元住民による鞆の浦の伝統芸能「アイヤ節」で祭り気分を高めた後、弁天島から約2,000発もの花火が鞆の浦の夜空を鮮やかに染める。水中花火や仕掛け花火など、こだわりの演出が見もの。対岸には夜店が軒を連ね、ぐるりと楽しめる鞆っ子自慢の祭り。

福山鞆の浦弁天島花火大会
開催日時:5月25日(土)19:00~20:30
会場:弁天島および鞆一帯
アクセス:福山駅からバスで30分

8. 7/13(土)「お手火神事」(鞆の浦)

(写真提供:福山観光コンベンション協会)

火の粉が舞う、熱き氏人たちの祭り
中世以前から鞆の浦に受け継がれ、福山市無形民俗文化財にも指定されている火の祭典。京都の「鞍馬の火祭り」、和歌山の「那智の火祭り」と並ぶ日本三大火祭りのひとつで、白装束と白足袋に身を包んだ氏子(その土地の氏神を信仰する人)たちは長さ4メートル、重さ約200キロの巨大な松明(たいまつ)を三本担ぎ、沼名前神社の拝殿までゆっくりと進む。そうすることで、炎が辺りを清め、魔を祓ってくれるのだとか。頭に水をかけられながら熱に堪え、雄々しく拝殿を目指す氏子たちの姿は圧巻のひと言。

お手火(おてび)神事
開催日時:7月13日(土)20:00~
会場:沼名前神社
アクセス:福山駅から車で約35分、バスで30分

9. 8/3(土)4(日)渡御・還御祭(鞆の浦)

神輿を力強く廻しながらまちを練り歩く
太鼓のリズムに合わせて神輿が廻る、鞆の浦の淀媛神社の祭り。鞆港の西に位置する明神岬の上に鎮座するこの神社では、神功皇后の妹と伝える淀媛(よどひめ)を祭神とし、古くから鞆の浦の平(ひら)地区の人たちを守る神として祭られてきた。毎年8月の第1土曜日、日曜日には例祭が行われ、広場で神輿を投げるように廻すことから「平の投げ神輿」、また、祭りの前日に餅の真ん中に窪みをつけてその窪みの上に餡子をのせる、平地区独特の団子を作る習わしがあることから「だんご祭り」とも呼ばれているそう。その立ち廻りは勇ましく目を奪われる。旧暦の七夕と重なっているので、まちなかで開催されている七夕飾りを一緒に楽しめるのも魅力。

渡御・還御祭(淀媛神社例祭
開催日時:8月3日(土)、4日(日)
会場:沼名前神社の境外社
アクセス:福山駅から車で約35分、バスで30分

10. 8月14日(水)、15日(木)「福山夏まつり」(福山市内)

(提供:福山市)

福山藩士から伝わる踊りと花火でまちが熱気づく
最後は、福山の夏を盛り上げる夏まつり。県無形民俗文化財で、三味線、尺八、太鼓の演奏に合わせて練り歩く「二上りおどり」は、江戸時代末期(19世紀前半)に江戸へ勤務していた福山藩士によって伝えられたものが原型らしい。踊り手は、男女とも浴衣をからげた白足袋姿。男性は頭にねじりはちまきを締め、女性は手ぬぐいや笠で覆い、気品と哀調を含んだ独特のリズムに合わせて四つ竹(カスタネットのような打楽器)を鳴らしながら踊る。祭りのフィナーレを飾るのは、芦田川の花火大会。広い水面と山並みに花火が映る光景には、都市部では味わえない贅沢がある。

福山夏まつり
開催日時:8月14日(水)、15日(木) *時間未定
14日(水)は「二上りおどり」や「いろは丸YOSAKOI」同日開催
15日(木)はあしだ川花火大会
会場:福山市内各所
アクセス:福山駅から芦田川まで車で約16分、バスで約19分
公式サイト

長い歴史のなかで大事に受け継がれてきた祭りから、ローカルの地元愛から生まれたこだわりの市まで。すべてのイベントに、“福山らしさ”がぎゅっと凝縮されている。気になるものがあったら、予定に合わせて旅の計画を。

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地元の人に混じって、食べたい、飲みたい、語りたい。そんな旅がしたい。
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