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【結果報告】AWS DeepRacerリーグに出場! 7秒台を刻むもトップには手が届かず

こんにちは、Deep4Driveです!

2019年6月12日~6月14日のAWS Summit Tokyo 2019内で開催されたAWS DeepRacerリーグ東京大会に出場してきました!

今回は簡単なイベントレポートと共に、僕たちDeep4Driveの結果をこの場をお借りしてご報告させていただきたいと思います。

(そもそもAWS DeepRacerって何?? Deep4Driveって何者?? って方は、まずは過去記事をご覧ください)



1. レース参加まで

今回リーグ大会が開催されたのは、AWS Summit Tokyo 2019という、AWS(Amazon Web Services)社主催のカンファレンスになります。今年の開催会場、千葉県は幕張メッセ!

(天気良かったです。)

カンファレンスなので、本来はAWSサービスに関連する企業や団体が出展して情報交換やコラボレーションを行う場ですが、一ヵ所だけ明らかに人がごった返しているところがありました。

何を隠そう、DeepRacerリーグが開催される、通称"Summit Circuit"です!

(上の写真は大会終了後に撮った写真なので、全然人いないじゃないかというツッコミはどうかご容赦ください...笑)


Summit Circuitブースの前には受付があり、そこで簡単な登録を済ませて順番が来るのを待ちます。

(DeepRacerリーグの完全公式ルールをこのタイミングでゲットできます。PDF版はこちらから!)

ちなみにですが、DeepRacerリーグに参加するための行列が物凄くて、中の人が最終日に行った時は一時、 300 分待ちを記録してました....(ディズニー並みというか、それ以上笑)

(並んでいる間もせっせと学習モデルの強化に励むDeep4Driveのメンバー)


2. 準備

順番を待って出番が近づくと、通称パドック(競馬やモータースポーツに詳しい方なら馴染みのある言葉ですよね)と言われる場所で出走の準備をします。

実はこの大会、DeepRacerの実機は主催者側が用意してくれるので、基本的には自分たちで作成した学習モデルのデータが入ったUSBドライブを実機にインストールするだけで準備完了です。

また、初めてDeepRacerを走らせる方のために、主催者側で用意した学習モデルも用意されていました。

あとはDeepRacer実機のキャリブレーション(動作確認)をして、出番を待つのみです!


3. いよいよ出走!

Summit Circuitで使われるコースは長さ26フィート(≒8m)、幅17フィート(≒5m)左右合わせて5つのコーナーがあり、自動運転ラジコンカーを走らせるにはテクニカルセクションの多い難コースです笑

(出典: AWS DeepRacerトラック設計テンプレート


1回あたり4分間の持ち時間が与えられ、時間の許す限り周回を重ねていきます。4輪が全てコース上から出るとコースアウトとなり、それを4回繰り返すとそのラップのタイムは無効になってしまいます。

(コースアウトすると中にいるトラックボスという方がDeepRacerを元の位置に戻してくれます。これが中々大変そう笑。お疲れ様でした。)


DeepRacerは自動運転ラジコンカーではあるのですが、スピード調整のみ、付与されるタブレットで操作できます。最初は40%くらいから始めて、徐々にスピードに乗ってくると50%、55%、60%とスピードアップさせてる方が多かったです。

また、時間を重ねるにつれ多くの人がDeepRacerを走らせるので、時にはコースアウトして壁に激突したりといったのを繰り返し、実機へのダメージがかなり激しそうでした。

今回のAWS Summit Tokyo 2019では、Summit Circuitが2つ設置されており、途中から、「どうやら一方のコースにある実機の方がダメージが少なくてタイムが出やすいらしい」という情報を嗅ぎつけた僕たちは、それ以降片方のコースにしかいなかったです。笑


4. 結果!

AWS DeepRacerリーグですが、東京大会の前にもパリ、シンガポール、ソウルといった世界各地で開催されており、そこでの優勝タイムは9秒台、早くて8秒台といったところだったので、優勝するにはそのくらいのタイムをマークすれば良いと考えていました。


そんな目論見を立てながらまず1日目の結果です!

水曜日というド平日の中、チーム代表が一人有給を取得して参戦していきました。結果はこちら👇!!

おおおお!2位!!

しかもタイムは8.260秒と、他国のリーグ成績を比べても圧倒的に速い。

一位は7秒台をマークしているものの、初日でこのタイムは十分射程圏内、これはイケるのでは?? と僕たちの期待も高まっていました。


しかし、AWS DeepRacerリーグ東京大会が史上稀に見る超ハイレベルな大会になるとは、このとき誰も予想していませんでした....。

優勝の機運が高まりつつある中、臨んだ大会二日目。結果はこちら!!



4位・5位と順位を下げたものの、

ついに7秒台に突入!!


でも1位めちゃめちゃはええええええ。

1位の7.440秒は、なんとワールドレコードというのだからもう驚きが隠せませんでした。


僕たちの最速ラップはこちら、


ちなみに1位~3位を独占したDNP(大日本印刷株式会社)さんは、社内教育の一環としてDeepRacerを導入しており、大会には30名ほどの大所帯でいらしてたようです。


前日の期待とは裏腹に、思わぬハイレベルな戦いとなった今大会、12月にラスベガスで開催されるre: Invent 2019での決勝大会に出場できるのは1位のみです。


つまり、僕たちDeep4Driveが勝つためには世界記録である7.440秒を超えなければいけない。

ワールドレコードホルダーとしてラスベガスに行けるかもしれないという可能性があるのを聞くと、僕たちのやる気はもう誰にも止められませんでした。

その日の大会が終わった後も、Slackではどのモデルを使うか、学習させるか喧々諤々と夜遅くまで議論していました。


そんな中迎えた大会最終日です。

この日は中の人も有給を取り、またTeam ADのメンバーがわざわざ名古屋からヘルプに駆けつけてくだったので3名体制で臨みました。

1日目・2日目は18:00まで大会が行われていたのですが、最終日は表彰式がある関係上、16:30までとなっており、走らせるチャンスはそこまで多くありません。なので1回1回の走りが重要になってきます。

(AWS本国の撮影クルーから密着されているチーム代表)


この日はAWS本社から来たというアメリカ人の方がチーム代表をひたすら密着取材していました。(1位~3位が全てDNPさんに独占されてる中、プライベーターであるDeep4Driveが華麗に表彰台圏内に食い込むというストーリーを作り上げるために、僕らのことを追っていたのではと勝手に予想していました笑)


(出走する最後の1秒まで準備に余念がありません)

この日は3人で3回づつの合計9回トライしました。


そんな中での僕らの最終結果としては、このようになりました!


順位は4位・5位と変わらず、タイム更新もかなわずでした...。

やっぱり1位はめちゃめちゃ早かった...。(それでも僕たちのタイム7.920秒は他国のランキング全てを突き合わせてもTOP10には入るくらいのレベル。だからこそ、余計に悔しい。)

1位~3位・6位でDNPさんがタイムをレコードしており、その牙城を少し崩せただけでも良かったと思っています。

大会終了後にDNPさんのメンバーとお話する機会を頂き、色々伺っていたところ、会社内でSummit Circuitを製作して、走行会などを開催しているそうでした。


くー、うらやましい。(今度遊びに行かせてください笑)


5. Deep4Driveのこれから

というわけで、Deep4Driveの最初の目標としていた、AWS DeepRacerリーグ東京大会での優勝は、残念ながら達成できませんでした。


でもこれでラスベガスの道が閉ざされたわけではありません。


AWS Summit内でのDeepRacerリーグと並行して、オンライン上で設定されたコースでのタイムを競うバーチャルリーグも開催されており、そこでの勝者もラスベガス行きの切符を手にすることが出来ます。


もちろん、Deep4Driveはバーチャルリーグに参戦します!!


そのためにもクラウドファンディングをはじめ、自動運転やモビリティをキーワードに色々な活動をしていこうと検討中です。

これからのDeep4Driveも引き続き応援していただければ思います。

宜しくお願いします!!!


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