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火なんていらない

 お世話になってます。田舎歯科医のひとり言です。

 いきなりですが、火使いたくないですよね。

 普通に今日ろう堤作ってたら火傷しましたもん…笑

 当たれば火傷確定のプラガーとかを口腔内で使うのってかなりこわいじゃないですか。

 そんなリスクはできるだけ減らした方がいい。ストレスの少ない診療環境へ。

 今回はそんな企画。

 メニューはこちら
①プラガー
②仮封
③バイト
④咬合採得

 いつも記事が長くなるんで今日はサクッと行きましょう!

①プラガー

 プラガーは1番ストレス高いですよね。それでガッターカットを買ってみたものの、なかなか切れないみたいな経験はある先生も多いと思います。

 しかし、最近ではシングルポイント根充が増えガッターカットでも基本的にはストレスなく切断できるケースが増えたと思います。

 手技の方からガッターカット側に寄ってきてくれた珍しいパターンですね。

 根充編のnoteはいずれやりますのでお楽しみに!

 Ciで売ってるUpperカットは振動しながら切断

BSAのカタログに載ってたクイックカッターと同じかな。

 垂直加圧充填用のヒートプラガーを利用して切断する先生も見たことあります。


②仮封

 ウチは院長というか先代というか父がストッピングしか使わなくてですね…。コスパ考えたらいいのかもしれませんがこれもできれば使いたくない。

 根管用の仮封はキャビトンが当たり前。


 水硬性セメントでもっとやすいのはCiのキャビシールでしょうか。

使いこなすまでに2日くらい必要なキャビシールですが、その分除去はしやすいです。デメリットをメリットみたいに捉えられる人は使って下さい。

 僕はキャビシール使ってます。

 あとはインレー仮封。

 デュラシール系は鉄板。

僕の中では期限内に使いきれないで有名です笑

 他社商品もいいですが、スピード感あるのは光硬化のデュラシール系ですよね。

 この前はCiの紹介したんで、今日はBSAのを。FEED仮封材もこれと同じです。

 6月からCADインレーが増えてくると思いますので、インレー仮封のスピード感は大事になってきそうなので、よかったらぜひ!


③バイト

 パラフィンでバイトとるときはお湯でいいですよね。ウォーターサーバーやら湯沸かしポットやらおいて、それでやるのが1番安全。スピードもそんなに変わりません。

 シリコンバイトもいいですけど、コスパとの勝負。安くて精度いいの探して電卓叩いてみて下さい!

④咬合採得

 義歯のバイトっすね。

 これくらい火使えよという意見もあると思いますが、まぁ企画なんで…笑

 ワックスペンは山八が安くていいですね。

なんの不自由もなく使えてます。

 スピード感だすならこれもおすすめ。

 均一に溶かしてガブっといけます。ミニじゃなくてもいいですけどね笑

まとめ

 とりあえず皆さま、火傷には気をつけて!

 特に患者さんの口腔内まわりの安全性は少しでも上げたいと思います。ちょっと参考にしてみてもらえるとうれしいです!

 ではまた!

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