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Outer Wildsプレイ日記㉙DLC9日目

本記事はOuter Wilds Echoes of the Eyeのプレイ日記です。Outer Wilds本編、DLCに関するネタバレになりますので、未プレイの方は閲覧せずに、まずプレイしてください。

今までのプレイ日記はこちらから。



三つ目の封印を解けるのか。というところからスタート。一晩考えたけど、糸口が見当たらない。デバッグモードでちぐはぐな足場が見つかったのはいいけれど。

世界の下へ入って、違う角度から眺めてみる作戦と、あのインターフェースが足場と連動しているのではないか説の実行を試してみる。

まず違う角度から眺めてみると、三つと思った足場が五つあった。お嫁さんが「五つあるってことは、やっぱインターフェースじゃない?」と推測する。

いざデバッグモードにしてインターフェースを動かすと、足場も連動して動いてくれた!!うおおおお!!あっという間に解決した!!

三つの封印をすべて解き、ついに保管庫をあける。開くと光が漏れ出す…!!!と思っていたのに、開いたら奥に向かう暗い道に繋がっていた。保管庫というか、閉ざされた入り口だったのか。


少し開けた部屋に出る。窓の外を眺められるようになっている?…奥の扉が開く。遺物を置くとエレベーターが起動する。深く深く潜っていく。

たどり着いた小部屋。VR世界への移動に使う?ベッドがある。肝心の中身(中身?)はいない。奥には緑色の炎が灯る遺物。近づくと、ヌッと手が出てきて遺物を掴む。現れたのはカッコヨ族の一人。ひい!襲われる!(Solanumちゃんに初めて会ったときも後ずさりしてたなこの男)

とはいえ多くのプレイヤーはここで後ずさりをしたのではなかろうか。

距離を取って様子を見ていると、特にこちらへ近づこうともせず、じっとしている。近づいてみると、「話しかける 囚人」の表示が。ここで二人とも「「ええーーー!!!!」」と大声が出た。囚人!!!?え、角が折れてるじゃない…アナタ…。

話しかけるときの選択肢がsolanumちゃんのときと同じ選択肢なのにフフッとする。話しかけると、やはり言葉は通じない。スタスタと歩き、杖を手に取り、ヴン…と投射してくれる。これを覗き込んだらいいのかな。

見せてくれた光景は、彼…囚人くんがなぜここにいるのかという顛末だった。宇宙の眼妨害電波を解除した囚人くんは裏切り者扱いされ、ここへ収容されていた。解除した妨害装置は改めて作動し、宇宙の眼の信号は再び封じ込められることになった。

保管庫というか、独房だったんだな、ここは。

映像を見せてくれた後、その道具…ビジョントーチを私に貸してくれる囚人くん。このあたりでもう、囚人くん…キミってやつは…と情が湧いている。見様見真似でトーチを弄っていると投射できた。一瞬囚人くんに向けたら「うおっ まぶしっ」という素振りをしたように見えたから離しちゃった。壁に投影?なんなの?とモチャモチャしたけど、改めて囚人くんに投影したら覗き込むようなモーションをしてくれた。


ここからがたまんねぇんだよなー…音楽も馴染みがあるもののアレンジだし…ここの答え合わせになる。囚人くんが解除したことで一瞬発せられた信号が、長い長い時を経てNomaiの元へ届く。Nomaiはそれを辿ってワープしてくるものの、古い信号だったこともありイバラのやべーとこに到着してしまう。命からがら脱出ポッドで離脱して、生活を始めて、でも宇宙の眼の信号を見つけられないまま侵入者によって滅びてしまって。

そこにHearthianが現れて、一部の壁画を回収して、主人公がそれに出会って、宇宙に旅立って………。

…という繋がりを囚人くんと共有する。それを見た囚人くんの雄叫びが…。プレイしているときはびっくりしたけど、今思い出しながら書いていると、その意味を…その思いを考えると感情の洪水がドバドバになって襲ってきますね。慟哭だと受け取ったんだけど、それだけじゃない複雑な感情が混じりに混じっているんだろうなぁ。

ウオーンした後、囚人くんはスタスタとどこかへ行ってしまう。途中で「返して」されたのでビジョントーチを返却する。スタスタとエレベーターに乗って行ってしまう。ま、まって…行かないで…。どうして…。

慌てて追いかけても、その姿はない。えー、どこ…。ウロウロさまよってしまう。焚き火から来たとこまで戻ってしまう。俺もう死にワープしてるからどうにもならんのよ…。

途方に暮れていたら配信でもコメントもらって、水辺にトーチがあるのを見つけた。トーチの光を覗き込むと、囚人くんと自分が船に乗って旅立つような映像を見せてもらえた。

一緒に旅立とう!ってことなんだろうか。いいよ、行こうよ。どこ行っちゃったのよ…。どこ行っ…(22分END)


えー。


配信していなかったらもう一度行ってたろうなぁ。配信で先人たちが祝福してくれる。これが一区切りなのか。

となると。

先立って公式のツイッターで「DLCは本編のエンディングにもちょっと影響するよ」みたいなことを言っていた気がする。となれば、いくしかあるまい。

久しぶりのFinal Voyageだったけれど、難なくいけました。あの最後のアンコウ3連地帯、他の配信を見ていると、ど真ん中を突っ切っていく人たちが多かったけれど、私はクリア当初左下に潜り込むように進んでいたんですよね。なんであれ真ん中当たらないんだろう…(今回は真ん中から行った)

無題259

↑当時の私(自分も寝そべりながら回避してました)


宇宙の眼にたどり着いてからは先人たちが割と「取りこぼさないように」アドバイスをくれました。そのうちの一つが、ワープした後に見上げると「宇宙の眼妨害装置(通称ネギ)」を見つけられること。おお…ネギ…(ネギ…)というかNomaiの船も浮かんでましたっけ。前からあったなら見落としていたなあ。

楽器集めでは囚人くんの音も拾えました。墓があって、穴に入ると写真が飾ってある小部屋に出て。空を見上げると囚人くんたちの故郷から見えた土星のような惑星が見えて。

飾っている写真がとてもいいですね。囚人くんたち、Hearthian、Nomai。私が教えたから写真を飾ってくれているのだろうか。その前のロウソクを吹き消さなければいけない。ゲームプレイヤーとしては消すギミックにすぎないけど、なんだか消していくのは寂しいな。

すべてを消すと扉が開く。奥には鏡があり、自分の姿が映っている。ここのロウソクも消さないといけない。後々「こういった思い出や姿を吹き消すということ」の意味を考えるようになったけど、操作している最中にはそこまで考えが及ばなかった。吹き消すと、鏡越しに見える囚人くんの姿。振り返ると、VR世界で何度か見かけた弦楽器が置いてあった。

焚き火に戻ると、ちょっと遠慮がちな距離で待っている囚人くんがいました。また会えたし、お話もできるね。

カッコヨ族の方々が宇宙の眼の信号を拾ってやってきて、改めて宇宙の眼を分析したら「宇宙の眼によって自分たちが滅びる未来が見えて怒った」と思っていたけれど、ちょっと違ったんだな。

「宇宙の眼の潜在能力を恐れた」「結末を知るのが怖かった」と語る。宇宙の眼の潜在能力というのはちょっと理解が足りていないかもしれないけど、詰まるところ「終わりを観測する」以上のものではなかったということなのかな。崇め奉るような救世主ではなかったのは確か。

そうして信号を封じ込め、VR世界に引きこもった――封印を解いた囚人くんを幽閉した上で――種族。彼らのことも「思い出す」のか?と主人公に問うてきます。
「一緒になろう。何が起こるか見てみよう」
「あなたの旅はもう終わりだ。お疲れ様」
ここの選択肢で下は選べないなあ。ゲームだとしても選べない。

結末を見ようとしなかったカッコヨ族に対して、主人公…好奇心駆動マンらしい選択肢ですよね。「何が起こるか見てみよう」。カッコヨ族を思い出すことでまた怖いことが怒るかもしれないけど、見てみよう、つって。

その後みんなと一緒に焚き火を囲んでいる囚人くん見るとほっこりしますね。オレンジ色の焚き火を見て「暖かい」と言っているのもいい。そうだね、緑色の焚き火はどこかおどろおどろしかったもんね。

彼らの世界の灯りは全部緑だったっけ?と思ったけど、スライドリールの記録などではちゃんと「火」もあったように思うんだよな。最終的には緑色の火ばかり使うようになっていた、とかなのかもしれない。

「さあ、他のものを見つけにいくんだ。次は一人ではできない。」
あああああ。。。(膝から崩れ落ちる)

「誰かが信号を捉えるなんて敢えて期待しないようにしていた。ほんの一瞬しか解放できなかったから…。」
「私はこの瞬間をずっと待っていた。とても長い間。もう少し待つくらいなんでもない。」

あああああああ。。。。。(胸がいっぱいになる)

「では始めよう!私たちの輝きを闇の中へ送り出す時が来た」
は゛し゛め゛よ゛う゛…!!!!!

囚人くんのこれまでの冷たい孤独を思うと、このあたりが本当に胸いっぱいでしたね。


あと、一人増えたところでみんなの会話が変わらないのがいいですね。変わらないけれど、言葉に少し違う意味が含まれるように聞こえるのがいい。「次のときは奴らがいるといいな」とか。

そしてエンディング。終わり、そして始まりへ。


気が遠くなるほど先の宇宙で、また違う種族がいるのを観測しました。




次は終わった後にいろいろ振り返る記事を書きますね。

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