運動負荷試験について

自分のテスト勉強のためにポイント纏めます。特に深堀はしてないです。

運動負荷試験って?

現在循環器系検査の中で最も多く行われている。
トレッドミルやバイクなどで負荷をかけて、心電図、血圧、最大酸素摂取量、ATレベル、最大脂質燃焼量などを測定する。
漸増的に負荷を増していく方法がある。単一負荷形式は負荷の強度が一定であり、体育学の分野ではこれが多く、臨床でも増えているよう。
自転車エルゴメータは安価で静か、負荷が十分ではないという特徴がある。
トレッドミルは高価、騒音がすごい、負荷は十分にかけられるという特徴がある。

本来スポーツを行う人全員が実施するべきです。検査できる施設の問題から、現在はスクリーニングにひっかかる人が対象の様です。僕もこれまでの現場ではやったことないです(アメリカ含めて)。

安全なエンドポイント(テストの終了点)を決定することも重要。その指標には、息切れ、胸の痛み、心拍数などがある。

目的は?

胸痛の診断
心疾患の治療効果の判定
心疾患の予後の判定
心疾患リハビリテーションのメニュー作成のため
健康・維持のための運動処方作成のため

スポーツ中の突然死のほとんどが心疾患なので、この部分のスクリーニングは悲劇を避けるためにも大切ですね。

結果は?

運動負荷心電図の結果で重要なのはST変化
・運動負荷によりST下降or上昇があれば、心筋虚血性変化あり
・ST下降が出現しても右上向型(Jタイプ)の場合は心筋虚血の可能性が低い
・同じくで、盆上型(horizontal type)や右下向型(sagging type)は心筋虚血の可能性が高い
・運動負荷試験中止後から3分以上経過しても有意なST下降が認められる場合は真の心筋虚血

・安静時の不整脈が消失した場合は、その不整脈の重症度は低い
・この逆は重症度が高い

過去5年間の問題を見る限り、この辺を抑えておけば試験対策にはなりますね。

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