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NFLでのサマーインターン 前編

こんにちは、LEBO Conditioning Salonのでぐのぶ(@Degunobu)です!

僕はアメリカにいたとき、世界最高峰のスポーツリーグであるNFL(ウィキペディア貼っときます)のセントルイスラムズ St.Louis Rams(現LAラムズ)というチームでアスレティックトレーナーのインターンをしていました

ちょうど数年前のこの時期から始まったので、思い出を振り返りながら、インターンに至るまでや、その内容を紹介します!

NFLのインターンって

多くのアスレティックトレーナーの目標がプロチームで働くことだと思います。
数あるスポーツリーグの中でも最高峰といえるスポーツリーグの一つがアメリカ4大メジャースポーツのNational Football Leagueです。

とにかくすごいリーグで、規模も選手の身体能力も異次元です。

ある一定数のアスレティックトレーナーはここで働くことを夢見たりしてるわけですよ。僕もかつてはそのうちの一人でした。

NFLでのインターンは2種類あって、約6週間プレシーズンのサマーキャンプでインターンするサマーインターンと、シーズンを通じて行うイヤーインターンがあります。
僕はサマーインターンに参加しました。

応募の流れ

インターンのポジションを得るまでの流れは
①resume(履歴書)とcover letter(志望動機)を送る。
②先方からの連絡を待つ/連絡が来て面接
③合格⇒いろいろなペーパーワーク
④acceptance letter(内定通知書みたいなもの)が届く。
そしてこれにサインして送り返すと完全に契約成立です。


resume(履歴書)とcover letter(志望動機)を送る

NFLには約30チームがあって、インターンしたいと思ったらレジュメとカバーレターを全チームに送るのが通常だと思います。

でも実は、僕はラムズにしか送ってません

応募を決めた(僕が応募したのは1月中頃、本来なら年内に送っておくほうがベターらしい)ことが遅かったことや、地元セントルイスのラムズで無理なら、もう他のチームも無理やろって思っていたこと、アメリカでの師匠の押しがあったこと、これらの理由から本命一本勝負でした。

けっしてこれが王道ではないということをわかってください

②先方からの連絡を待つ/連絡が来て面接

ほとんどの人が返信の連絡すら来ないようです。
インターンを担当していたチームのスタッフも話していました。「全員に返信するの無理や笑。多すぎるわ」って。

返信を貰うのに最も大事なのはレファレンスです。レファレンスとは、あなたを推薦してくれる人のことです。通常は学校の先生達に頼むかなと思います。

レファレンスになってくれる人でインターンが決まるといっても過言ではないでしょう
。アメリカにいる学生の方は頑張ってつながりの強いレファレンスを集めてください。

面接では
・なんでATになりたいのか?
・自分の強みは何か?
みたいなどこでも聞かれるようなことを尋ねられ、そのあと施設を案内してくれました。

僕は強力なレファレンスがあったので、実質この面接は通過儀礼のようなものでした。もちろんめちゃくちゃ緊張しましたけどね。
この面接の為にクラスメイトが練習に付き合ってくれたことには、感謝しています


③合格⇒いろいろなペーパーワークについて

最初の方にも書いたように、僕はイヤーインターンではなく、夏(トレーニングキャンプ/プレシーズン)だけのサマーインターンでしたが、雇用契約を結ぶためにソーシャルセキュリティナンバー(SSN)CPT (一時的に働く許可証)などなど準備が必要でした。

ラムズでは2週間に一度給料が支払われました。最初の給料日に、この書類が届いておらず、お金がもらえなかったというハプニングもありました。
もちろん届いたらちゃんともらえましたよ!

④acceptance letter(内定通知書)が届く

もう書類を提出している時点で決まってるようなものでしたけど、これはやっぱりうれしかったですねみんなにめっちゃ見せた記憶があります

契約上のインターンシップは7/19日からだったのですが、それまでの間にrookie campとOTA (organized team activities)に行ってきました。

住んでいるところが近いというのはかなりの利点でした。家から車で10分くらいのところにラムズの本拠地があったんです。

やっぱりNFLは世界最高峰のスポーツリーグなだけあって、母校の大学(Lindenwood univ NCAA D2所属)とは大違いでした。
施設はもちろんですけど、スタッフも一流というかプロフェッショナリズムがすごいです。
尊敬できる人ばかりで刺激も多く楽しくできました。ただラムズでの活動はめっちゃタフでした。

インターンを始めるにあたって

突然ですが、
1.Be a GOOD PERSON. Always seeks the way of truth, human dignity, and faith.

2.Be a professional, look, act, respond professionally

3.Concentrate on what you are doing, see the big picture, do not function independently unless what you are doing is part of the big plan.

4.Develop good habits, attention to detail; do not do just the minimum.

5.Learn and take advantage of your time here so it can help you in the future. Always evaluate problems and solutions for future reference, do not repeat mistakes.

6.Display mental toughness. When faced with adversity keep your composure and normal thought process, control your emotions.

7.Loyal: you have a number of relationships to develop. Be mindful of conflicting loyalties because there is no recourse and they are always damaging.

8.Work Together: Learn to use and be used by your peers.

9.Promote yourself: Promote your job, your staff, and your university. This extends to all of your affiliations. If you cannot promote these things to others, be honest with yourself and the people affected: re-evaluate you’re continue participation.

10. Have a sense of humor: Don’t be afraid to laugh, most importantly HAVE FUN!!!!!

これはインターン先からのこういう感じでインターンしてねっていうパッケージの言葉です。なんか最後とかアメリカっぽくていいですよね♪

6週間のインターンシップに向けて、推薦してくれた人達や、母校LU、僕の背中を推してくれた日本の友人達や愛する人のため、そして日本人代表として誰よりもハードワークをするという決意を立てたのが懐かしいです。

ラムズでインターンができたのは、単に僕がLUで成績優秀者だったからじゃなくて、僕を評価して背中を教えてくれた人がいたことを今でも忘れません。

僕はいろいろあって、もうアメリカではチャレンジせずに、学校を卒業してATCになって日本に帰ろうと思っている時期がありました。

それでも一時帰国した際に多くの声援をもらい、もうちょい頑張ろうと思い奮い立てて本当に良かったと思います。友人の皆さんには心から感謝しています。

これまでのラムズでの活動を通じて、自分の大学でのATSとしての活動は本当にcomfortable zoneでやっていたなと思いました。
Comfortable zoneからUncomfortable zoneに来ることでまだまだ自分の伸ばせる点を見つけることができたのはとてもうれしく思っています。
やっぱりチャレンジを忘れたらだめですね。
僕は牙を折られたライオンだったわけですよ。

過去の自分のブログより引用

まじでエモいっすね。

長くなったので、肝心のインターンの内容については次回にします。
すぐ更新しますのでお楽しみに!後編です↓



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