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千葉大学で講義してきました ~自分の体験が誰かの為になった話~

こんにちは、でぐのぶ(@Degunobu)です。

今回はいつもとは少し趣向が違いますが、この前千葉大学でゲストスピーカーをさせていただいた時の話です。

まずは講義の話から

職場のお客様に先生をやられている方がいたことが発端となり、ノリと勢いで彼女の「スポーツとの出逢い」という授業の1コマを頂きました。

テーマはアメリカの大学スポーツと僕のスポーツの関わり方でした。

こんな感じで、アメリカの大学スポーツ、NCAA、現在話題の日本版NCAAであるUNIVASを中心に講義?(おしゃべり?)を進めました。

そして留学トークでは、NCAAのDⅡの大学を卒業した自分自身の経験を話しました。

皆さんが知っているようなアメリカの大学とは規模は全然違いますが、母校での実習、高校やNFLでのインターンの話などなど盛りだくさんに。

さらに箸休め的に用意した留学トークのコーナーでは留学時代の闇やtipを紹介しました。(写真はATの同級生。みんな元気かな)

「ハグは世界を救う!」は鉄板ネタだったのですが、これを話すためには欠かせないアリソンとのヒストリーは大学の授業という観点から自粛した為、いまいちな盛り上がりだったのが唯一の心残りです。

なんでもない話が重要なのかも

僕らアスレティックトレーナーや仲間であるストレングスコーチなんかは専門職故に知識や技術の話がメインになりがちですよね。

実際僕のノートもほとんどが専門知識の話と言えます。(最近はネタが多いですが)

今回一応NCAAやUNIVASについて自分の認識が間違っていないかを調べましたが、大半は自分の経験(思い出)を話しました。

アメリカで暮らしていただけの話が、「学生支援課の職員さんに情報は入れていたのですが、強引に誘うべきだったと思いました…。留学の話も学生は興味深々だったと思います。」と、感想を頂き嬉しく思います。

伊坂幸太郎さんのモダンタイムスという小説に「人生は要約できねえんだよ」っていう名言が出てくるのですが、まさにそうだなという感じです。

僕のアメリカ生活を要約すると、

入学して、ATの学部に入って、卒業してATCになった。という感じです。
たったの1文で終わることしかしてないんですよね。

でも実際は、コナン君見続けたり、カジノ行ったり、ボルダリング始めたり、幸せそうにしてる人を爆発させたり、just a friendに恋したりと、取るに足らない生活があったんですよね。全部懐かしい思い出ですわ。

これ全部を話したわけじゃないけど、今回の講義で自分の経験に意味があって、それを知ることで勇気みたいなものを持ってくれる人がいるんだなと感動しています。

やっぱり発信って大事ですよね。

最後に

僕はいつもアメリカのことを話す時は、これは僕にとってのアメリカなので、アメリカ全部がそうではないかもしれないと話しています。

ボストン(東海岸)でATCになった奥様のアメリカと僕のアメリカは全然違うんですよね。

なので、「アメリカは日本と違ってこうです」みたいに言う人はぶっちゃけ信用できません笑
そしてこれは、その場に行ってない人ほど言いがちな印象です。こうなんでしょ?みたいなステレオタイプで話す人いますよね。

一人の経験だけではアメリカは語れません。論文で統計出してるならまだしも、一人の所感だけでアメリカを語るなど言語道断です。

僕の見てきた中西部のアメリカの話が聞きたい人は気軽にお声かけください。もちろんATCになるまでの話とかも含めてね。

さいごに講義を聞いてくれた学生の皆さんありがとうございます!
そしてこの機会をくれた先生には心からの感謝を送ります!

では皆さんまた次回の投稿で!


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