[ブゥードゥー系ヒロイン爆誕]プリンセスと魔法のキス

映画感想の時間です!

冷めやらぬD熱の中に、某チップスに「プリンセスと魔法のキスのヴィランもシコいぞ」と教えられたので秒で借りてきて某チップスと一緒に観ました。

これは子供のころに観た覚えがないので完全初見です。はてさて…どんなかわいい悪役(プリンセスと読む)が出るのやら!

☆基本情報
『プリンセスと魔法のキス』(原題:The Princess and the Frog)
公開年:2010年
監督: ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
主演:アニカ・ノニ・ローズ(声)
ジャンル:ディズニー、ファンタジー、オカルト
予告編

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『プリンセスと魔法のキス』の舞台は1920年代頃のアメリカ・ニューオーリンズ。つまり童話が原作ではなくディズニー完全オリジナルの話になっています。
主人公のティアナは死んだ父の夢であるレストランを開業するため毎日死ぬほど働くワーカホリック・ウーマン。友達が遊んでいる中、一人仕事をし続け、昔は好きだったおとぎ話にもとんと興味を示さない現実主義の女性です。(たぶん18~20くらいだと思う)

舞台であるニューオーリンズがどんな街かはエンゼルハートで予習済なのですぐに世界観に入ることができました。

ある日ニューオーリンズにマルドニアの王子ナヴィーンが観光に来ます。ナヴィーンは金遣いが荒くナンパなダメ王子でした。しかし彼はニューオーリンズ1の金持ちの娘と結婚して将来大金持ちになる予定です。

そんなナヴィーンに目をつけたのがスーパープリティなクソ詐欺師の魔術師ドクター・ファシリエでした。ファシリエはブゥードゥーの力を操る闇の魔術師、通称「影の男」と呼ばれる邪悪な存在です。エセ・シンシ・フクに身を包みエセ・シンシ・ハットまで被った頭からつま先まで胡散臭い黒人の男ですが、ナヴィーンは好奇心に誘われてファシリエのブゥードゥーマジックにかかってしまいます。人の魂を奪う恐ろしい魔術ブゥードゥー…エンゼルハートでやった!(ミッキーロークゼミ)

そのあとはナヴィーンはカエルになってティアナもいろいろあってカエルになり、カエル珍道中のあと二人は両想いになってファシリエぶっ殺してハイおわり!ハッピーエンド!!完!!

2010年という比較的新しいディズニーアニメなのにきっちり因果応報でブチ死ぬファシリエは100点満点でした。アナ雪のハンスが死ななくてショックを受けた身としてはやっぱりこうして惨めに死んでくれたほうがホッとします。な!フロロー!

ファシリエ抜きにしても面白い映画でした。ただまあ…個人的にディズニーアニメの映画って人間がぬるぬる動くところを見たくて見てる節があるから「全編カエルかあ…」というガッカリ感はちょっと…あった…。でもそこ以外は楽しかったです。おすすめ。

あとヴィランソングである「ファシリエの企み(Friends on the Other Side)」がめちゃくちゃかっこいいからそこだけでも見てほしいですね。


☆評価(各☆5つで満点)
おもしろさ:☆☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆
テンポの良さ:☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆☆
う~ん…非処女!:☆☆☆☆☆



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