見出し画像

胡乱ゲー記録:The Pirate: Plague of the Dead その1

めちゃめちゃ久しぶりの胡乱ゲー記録だが聞いてくれ、今日突然神胡乱ゲーに出会った。もしかしたら胡乱ゲーの神が私を導いてくれたのかもしれない。

今回紹介するのはつい数時間前からやり始めた『The Pirate: Plague of the Dead』。プレイ時間短いのにレビューしていいのかよって言われそうだけどとりあえず聞け!!!な!!!

世はまさに大胡乱海賊時代

『The Pirate: Plague of the Dead』、タイトルのとおりまた胡乱海賊ゲーです。以前もスマホ向けの本格胡乱海賊ゲーム『海賊の戦闘時代の船』を紹介したので胡乱海賊ゲーがどんなジャンルかはみなさんもご存知かと思います。

実は私、半年くらい前にfireっていうAmazon専用タブレットみたいなものをセールで手に入れてまして、胡乱ゲーはこれでやってるんです。というか対応してるアプリが少なすぎてモンストか胡乱ゲーしかDLできないという魔法のような板なんですよねこれ。

それで『THE PIRATE CARIBBEAN HUNT』とかやってたんですけど、あ、これは胡乱すぎてレビューすらしてないんですけど見たい人が居たら書きます。今日また新しくゲームをやりたくなってpirateとかで検索して適当にDLしたのが『The Pirate: Plague of the Dead』でした。


めくるめく神胡乱の世界へ

パイプレ(私が考えた略称です)を立ち上げるとまずはイントロ。特に絵が動くでもなく文字がだーっと並びますが……

「18世紀初頭、カリブ海はブゥードゥーキングのカルフゥ率いる海賊同盟によって支配されていた。黒髭、チャールズ・ベイン、ジョン・ラカムを始めとするあらゆる恐るべき海賊たちの軍団<フライングギャング>はカリブ海を欲しいままにしていた。」

あ、私のてきとうな訳なのであてにしないでください。

イントロが既に熱いワードで埋め尽くされているぞ!専門用語もガンガン出てきておる。カルフゥというのは元々ブゥードゥーの世界で悪魔に匹敵する存在の名前のようです(ここではキャラ名だけど)。黒髭は黒髭、チャールズ・ベインも同時代の海賊、ジョン・ラカムはあのアンとメアリーを従えていた海賊です。そしてフライングギャングは実在した海賊同盟の名前。うん、イントロの1枚目でこんなにトバす?

しかしこのフライングギャングは激ヤバなスペイン艦隊によって壊滅し、参加していた海賊はことごとく虐殺されてしまったとのこと。しかしただ一人生き残った男がいました。

「1719年、ジョン・ラカムは虐殺を免れ生き延びていた。ラカムはカルフゥの助けを借りるため、彼の行方を探す旅に出た。このとき既にフライングギャングに、いやカリブ海全体に新たな波が押し寄せていた…」

まさか……まさかこの展開は…

ラカムだーーーーーーーー!!!!!

そう!なんとこのゲーム、主人公がラカムなのです!つまり俺が、俺たちがラカムだ!史実通りちょっと気障っぽそうなのもGOOD!

FGOだと負け犬クソ野郎としてディスられまくっているラカムですが、実は海外では結構人気の海賊なのです。というか白木綿の服をまとったオシャレさんで、不必要な暴力を働かず、仕事はスマート、って人気出ないわけないよな。

チュートリアル的なステージをクリアするとあっさりカルフゥが見つかります。カルフゥはラカムに「いろいろヤバかったけどこれからは全部うまくいくからダイジョーブ!恋人ともイチャイチャできるよん!」となぜか自信満々。

「カルフゥ、悪いがなに言ってんだ?カリブを取り戻す?そりゃすごいや。俺一人であの宗教裁判官の艦隊をどうにかできるってワケ?それにアンは……死んだよ……」

スクショ取り忘れたのでかなり曖昧なんですがなんか敵のスペイン艦隊を率いてるのがInquisitorなんですよね。たぶんこっちがブゥードゥーの魔術師だからあっちもまさかのときのスペイン宗教裁判で対抗してきたのだと思うけど単に私の訳が間違ってるだけかも。アンというのはもちろんアン・ボニーです。

悲しむラカムを見てもなおも自信を崩さないカルフゥ。そして突然「そういえば黒髭を知っているな?」と切り出します。

「…ティーチ?う、嘘だろ…あんたメイナードに殺されたはずじゃ…カルフゥ、こりゃ一体…」

「うっきゅきゅ~!じょん!ふらいんぐぎゃんぐが復活するってこと、これでもまだしんじられまちぇんか?」

うそ~~!!!出てきた~~~!!

これ見た瞬間に興奮してfire投げそうになった。めっちゃかわいくない?やば!しかもラカムはティーチ呼びなのに黒髭はジョン呼びなのやばない?ピクシブで2000件見た!

「悪いがイカれた集団ってのは旗振り役が必要でな。やる気も根性もあるお前ならいいだろうよ。とは言え相手も悪魔みてぇな野郎だ。この計画がバレたら一貫の終わりだと思え。まぁこの俺はもう"終わった"身だが…お前に出来る限り力を貸すさ」

デ、デレデレ~~~!!?

っていうかもう訳がガバガバなんですけどstubbornじゃなくてheadstrongを使ってるってことはそんなに悪い意味ではないよね…?え…わからん…何もわからん…

黒髭っぴはどうやら生き延びたわけじゃなくカルフゥに生き返らせてもらったみたいです。だから立ち絵もちょっとゾンビっぽいのか?いくら黒髭と言えど亡者が生者の上に立つわけにもいかないらしく、これからはラカムの補佐に回ってくれるとのこと。

そこまで読んでドキドキしながらパーティ画面を開きます。

居る(気絶)

まさかのチュートリアルで本命が加入したんですけど…!?これもうティーチじゃなくてクーフーリン[キャスター]じゃん。えっ待ってこれ自分がラカムになれるだけじゃなくこうしていろんな海賊とイチャイチャできるの…?マジ?どの層向け?あ、俺か。

というわけでここから黒髭ぴっぴとこの俺、ジョン・ラカムでアンの死体を探すことになった。どうやらカルフゥは死体さえあれば魂をアレして生き返らせることができるらしい。なんか話がうますぎる気がしなくもないがアンに会いたい!行くぞティーチ!「うっきゅ~!」

ちなみにこの時点では船が1隻しかないのでラカムの船に皆乗ってます。自分の船に黒髭が乗ってるの気まずすぎるな。空気死んでそう。

形式上ラカムがリーダーになってるものの、経験は黒髭のほうが上なのでアン探しにすったもんだしてる間も地図に印をつけたり200円お小遣いをくれたりしてラカムを助けてくれます。黒髭[ママ]です。

そして極めつけはこれ。

「そういやデッキに火薬樽があったな。少しいいことを教えてやろう、小僧……おっと、""キャプテン""。いい頃合いになったら俺があの樽を投げてやる。なに、お前はきちんと船を動かしてればそれでいい。あとは奴らの船が踏むのを待つだけだからな」

このゲーム作ったの私か?

もうラカ髭の嵐だよ…なんだよこれ…頭おかしくなるよ…あ、これはスキルの説明ですね(正気)。なんとこのゲーム、キャラごとに固有スキルがあるのだ。黒髭のスキルは海に樽爆弾を設置。これがまた全然当たらないクソスキルなんだけど、そもそもこのゲームの敵は他の胡乱海賊ゲーと比べて機敏に動くのでトラップ系はほぼほぼ当たらないんじゃ?と思っている。上手く進路をふさぐように設置しないとだめかも。

まあ案の定異常に長くなってしまったので今回はここまで。次回は戦闘システムや操作性などもっとゲーム面に焦点を当てた内容にします。とにかく設定だけで5億点。ありがとう。

そんな『The Pirate: Plague of the Dead』はSteamでもDLできるぞ!みんなもラカムになって黒髭とイチャイチャしよう!



ヴォンボに投げ銭して運気を上げよう!