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何度も繰り返す後悔に向きあう

図書館で本を借りる行為そのものが、私の心の状態を表している。

あぁ、ちょっといま、ムリだわ。

借りていた本を全て返却した。今回は9冊だった。

会社の近くにある図書館は、上限が30冊と振り切れている。
なんだか気持ちが上がっているときは、たくさん借りる。予約で取り寄せた本のほかにも、気になる本を手にとる。貸出カウンターも無人化になり、たくさん借りることにも恥ずかしさを感じない。

図書館に寄って、本を借りるくらい気持ちに余裕があるとおもっていたから。重たくなったカバンも、少し誇らしさすら感じてしまう。

役に立つと評判の本やネットで見かけて気になる本を片っ端から借りてくる。

借り過ぎてもいけない

10冊以上、手をつけないままに返却期限がやってくる。何を借りているのか把握できなくなり、図書館サイトでタイトルを確認する。

予約したときが読みたい度MAXだった本が手元に届く。なんでこの本が読みたかったのか、思い出せない。
単行本が多いから、冊数が増えるととにかく重たい。
カバンに入りきらず、トートバッグに入れて運ぶ。

なんで、こんなに借りたんだろう。

数週間前にホイホイと借りてきた自分に、読めると思って借りたのか?と問いただしたくなる。
この手の後悔を半年くらいの周期でやっている。

そんなにひたすらに本を借りるのは、何を求めていたんだろう?

読んだ本を積み上げたいだけなのか?

読み終わったときに、どこかでなんか聞いたことがあるなと思いつつ、読書ログをつけようとして、数年前にすでに読んでいたという記録に出くわす。
そういうのに限って、そのときの感想が「忘れないようにやっていきたい」とか書いてる。ごめん、忘れていたよ。

さて、今回は、図書館の分はリセットしてみた。

テンションと図書館の貸出数、私はかなりシンクロしていると改めて実感した。
しばらくは、フラットに過ごそう。


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