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これなら全国目指せるといわれたから

平成の思い出といえば、小学生から中学とバレーボールをやっていたんです。高校でも部活動で続けていました。まぁ、どんなに頑張っても東京だと学校の数も多くて、それこそとっても強い私立高校がたくさんあったんてす。
だから、都大会でもよくてベスト32まででした。

大学のバレーボール部は、体育専門の方々もいて、大学にスポーツ推薦で入っちゃうようなすごい人ばかりでした。ここじゃ、無理だなぁ。と、早々に諦めました。

なにかはやりたいなぁと思ったところに、こんな風に誘われた部活がありました。

「これなら全国大会目指せるよ!」

全国大会!?え?ほんと??と、大きく心を動かされたんです。
メジャースポーツのバレーボールじゃはじめっから頭になかった発想でした。
マイナースポーツだからこその、先輩からの誘い文句でした。

アイスホッケーやりました。

もちろんスケートは、滑れません。
生まれてからスケート体験は数回、滑るよりは刻むような足取りもおぼつかない状態からでした。
ヘルメットと防具をつけて滑ると、転んでも痛くない代わりにフィギュアのスケート靴とちがって、先っぽにギザギザがついてないので止まれません。
歩くこと、止まることからの克服は、なにも出来ない自分を嫌というほどつきつけられた日々。
練習は営業時間後のスケートリンク、車で片道2時間はかかりました。アルバイト代はほとんどアイスホッケーに飛んでいきました。

その当時は、チームも今以上に少なくて、全国大会予選からはじまりました。卒業して数年経つと、後輩たちが大学女子アイスホッケー大会を立ち上げてくれました。

あの無茶な挑戦が、新しいことにためらう自分の背中を押してくれるんです。

今でも滑れるかって?
数年振りにリンクで調子にのって滑ったら、おもいっきり尾てい骨をうちました。過信しちゃだめですね。

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