今日家電侍を最終回まで見た。

退院後2回目になる。

このドラマは、現代失ってしまった、豊かさ、日本の良さ、について警鐘を鳴らすために作られたドラマではないか？と思えてきた。

ドラマで感じることは人それぞれあるんだと思う。

私は、昭和40年生まれで、まさに高度成長期に育ってきた人間であり、家電メーカーで30年以上働いている、家電大好き人間。

私が感じたことは、家電が女性の時間を解放し、生活を豊にしてきたことは間違いない、と思うが、失ったものもあるんだと思う。

家電侍を見るとわかりやすい。

例えば、洗濯機

洗濯という作業はほとんどやってくれるので、便利になったが、井戸端のコミュニケーションがなくなった。

意外と、この井戸端会議というコミュニケーションは、豊かさに対してプラスに働いていたのではないか？と考えるようになった。

現在、情報収集はネットですぐにできるようになった。。
レコメンド機能があり、自分の興味がある情報はどんどんと入手できる。
自分の意見はSNSで容易に発信できる。

新しい技術を否定するつもりはないし、それらを使いこなして、時代にマッチした新たな豊かさを考えるべきだと思う。

まだ答えは見つかっていないが、そんなことをぼんやりと考えている。