野沢直子『笑うお葬式』を読んで
野沢直子『笑うお葬式』を読みました。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163907307
2018年のベスト3には入るぐらい、すごかった。
(残りの2冊も後日出来たら紹介したいです）。
とにかく「手に取って読んでください」としか言えないのだが、破天荒×５の父親を持つ娘・野沢直子が書き綴る、TVで見る彼女からは想像ができない、まとまった、とても読み甲斐のある文章がギュギュっと詰まっています。
（ブックライター的な方がいたのかな？）
まー、人間ていうのは前向きな生き方ができるんだーとお父上の生活を読ませてもらって感じましたよ～。
第三者として読ませてもらうには本当に楽しい。
でも、身近な家族にいたら……。
まあ、苦労は絶えないでしょう。
それでも、こまったちゃんの野沢直子のお父さんは、妻はじめ家族、親戚、友人知人から、たくさん愛されていたというのがどーんと伝わってくるんですよ。
愛すべきこまったちゃん。
だからお葬式の時も涙と笑いが絶えない時間をみんなが過ごせたんだろうと思います。
こんな風に、送る時に笑って送ってもらえるのはいいなー。
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