発達デコボコ息子とわたし #3 4年生を振り返って①好きな科目だけ出る作戦

2017年4月始業式。
息子は始業式にはでることはなく、その日は放課後私一人で学校へ。
新学年のクラスの掲示が玄関に貼ってあり、息子のクラスを確認すると職員室に向かいました。

新担任の先生に挨拶。昨年度も同じ学年の担任を務めていた人で、息子のことも知っていました。

「クラスにいるところを見ると、ほかの生徒と同じに動いているし、目立っているわけでもないですよね」

ええ、中に入ってしまえばです。
学校に入るまでに、息子の中に葛藤があるようで。。。

「本人に無理に学校へとは思っていませんので、○○くんのペースにあわせてやっていきましょう」

それで始業式は終了。

少したって、授業参観&保護者会(というなの役員&係決め)。
簡単な自己紹介をすることになって、順番が来た時に

「1年生から学校へ行くのが難しく、行ったり行かなかったりを繰り返して、3年生は昼間ほとんど行けず、夕方先生とやりとりをしていました。発達の特性があることがわかりました。今年はお友達の多いクラスなので、できるだけ学校に行けるようになればと思います。よろしくお願いします」
のようなことを話しました。

係は5月にあるPTA総会出席。早めに終わる係なので、時期もこの係がいいなと思っています(役員は1年次に終了。今思うと早めにやっておいてよかった。その後が嵐だったんで)。

そして、早々に1学期の授業開始。

ここで教育センターの先生と作戦を練ることに。

時間割を見て
☆息子が好きな教科にでる
ことになり、
本人と教育センターの先生で、この曜日は、この教科にでて、◎時から〇時までと綿密な計画を立てました。

ついては、私が全部送り迎え対応。
ええ、かなり大変です。

さて、やってみましたが、予想はできましたが10戦9敗位の結果になりました。

そもそも「学校に行きたくない」状態なので、例えば2時間目だけ行って帰るということも、本人にはかなりのハードル。
その日は朝から起きない、嫌がって暴れる、隠れる、泣くの繰り返し。

時たま行ける日もありましたが、1時間が限界。お昼だけ食べて帰るもありました。

自宅が学校から至近距離なのが救いで、これで片道徒歩20分以上だったら私がもたない。。。

毎日、「行く、行かない」のやり取りは、かなり不毛なやりとりで、今思うと「行かない」でよかったような気もします。

でも、この頃は、新学期、新しいクラスで先生、いいスタートを切って欲しいという期待を持っていました。
それが難しいと分かり、次の取り組みに進むことになりました。


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