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雨の日に飲みたいお酒

酒はKoimeに限る、Usuiです。

先日、関東地方も梅雨入り宣言が出されましたね。

今の季節って湿度が高くてジメジメして、おまけに気温も高くてなんだかモワッとしませんか?

こういう時期ってアルコール度数高めの、飲み口が重いお酒や、丸みのある味わいのお酒よりも何かこう、バチバチと鋭い味や飲みごたえのお酒の方が個人的には美味しいと思うんです。

今回は独断と偏見ではありますが、そんな「モワッと」を吹き飛ばす酒を紹介していきます。

①ハイボール

甘くないけど飲みやすいお酒の代表格。

はじける炭酸に、ウイスキーのスモーキーな香りとレモンの爽やかな酸味が心地よいですよね。霧かがった視界がハイボールを飲むと一気にクリアになる、上手く伝えられないけどそんな感じです。

ハイボールと相性の良いアテは個人的には、断然お肉、中華料理、そして揚げ物!
唐揚げ、エビフライ、串カツ、エビチリ、麻婆茄子、焼肉、ステーキなどなど…。
脂っこい(良い意味で)食事にはスッキリとした後味のお酒が食事を引き立ててくれるので、食事を邪魔しないお酒が重要になってくると思います。

「同じ炭酸系ならビールでもいいじゃん」と思うかもしれませんが、ビールの場合だと、それだけで飲みごたえがあり、お腹が満たされてしまうんです。
わたしのような食事もお酒もしっかり楽しみたい「よくばり人間」には、ハイボールの方がいいんです。
それにビールより糖質が少ないので、プリン体を気にせずにたくさん飲めるのも酒飲みにとって、かなりポイントが高いところだと思います。

②ホッピー

ホッピーって関東近辺の人にとっては、どの居酒屋に行っても置いてあり、ポピュラーなお酒の1つなんですけど、関西の方に行くと知名度が低いって聞いたことがあるんですよね。
全国的に流通しているようですが、製造元によると売上の9割が関東圏で占められているとのことで、知名度に差が出るのも頷けます。

ホッピーって、そもそもどんな飲み物なのか簡単に説明すると、焼酎と「ホッピー」という麦芽飲料を割ったビール風味のお酒です。
ビールと決定的に違うのは、プリン体が含まれないこと。
ビールは飲みたいけど、最近ちょっとお腹周りが気になりだしたなぁっていう人でも気がねなく飲めるんです。
ちなみにホッピーには白と黒の2種類があり、味がそれぞれ違います。白はふつうのビールの味に近く、黒は黒ビールのように香ばしい味わいとなっています。

そしてホッピーの最高の楽しみ方は、焼きとんやもつ煮込みをアテに「3冷ホッピー」を流し込む「下町スタイル」な飲み方に限ります!
上野や赤羽、亀戸、北千住あたりの下町の居酒屋に行くとだいたい、焼きとんともつ煮込みとホッピーがあって、個人的に三種の神器と呼んでいるので、「下町スタイル」って勝手に名付けたんです。それだけです、はい。

甘辛いタレを付けて焼いたプリッとした食感のもつ焼きを豪快にかぶりつき、3冷ホッピーでグイッとキメる。
東京の空を覆い尽くしている雨雲も吹き飛ばしそうな爽快感ですね。

「今日もお仕事がんばってよかった〜!」
「はぁ、生きてるって感じ!極楽!」
というフレーズが瞬時に脳裏によぎっていきました。

そして「3冷ホッピー」ってなんぞやと思った人もいるので、ここで簡単に説明したいと思います。
製造元のホッピービバレッジが推奨するホッピーをより美味しく飲むスタイルのことで、凍らせたジョッキに、冷やした焼酎とホッピーを注ぐので、はじめからキンキンに冷えた状態のものを味わえます。
この飲み方、氷を使わないので時間が経ってもお酒が薄まることがなく、最後まで美味しく飲めちゃうんです。
「鉄は熱いうちに打て」といいますが、「ホッピーは冷えてるうちに飲め」ということなんでしょう。

まとめ

大いなる独断と偏見で、いまの時季にぜひとも飲みたいお酒をつらつらと紹介しました。

大ざっぱにまとめると、
「雨も降っててモワッとした日は、コテコテ料理とパンチのある酒でグイッとやるのが粋ってもんよ、てやんでい!」
ということです。

べらんめえ口調なのはお気になさらず。

みなさんも雨の日でもハイボールとホッピーをお目当てに楽しく飲み歩いてみませんか?



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