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【#deleteC大作戦】熱いぜ!シリーズ 参加企業編 /ニチバン株式会社様

deleteCの活動は私たちだけではできないこともあり、参加企業様の1人1人の想いなくしては進められません。応援してくださる企業様には、一体どんな熱い想いがあるのでしょうか。そこで、deleteC公式note「熱いぜ!シリーズ」では、そんなみなさまの胸の内を伺います。今回の参加企業編は、「ニチバン株式会社 経営企画室 広報宣伝部 坂上 秀翁様」です。

20200904_【提出用】ニチバン_広報_坂上秀翁 hideo sakagami

Q deleleteCとの出会いを教えてください

 ご縁のある他社様からdeleteCの活動について紹介してもらいました。昨年の8月の半ばぐらいでしたかね。ただ、#deleteC大作戦の開始が9月初頭でしたので「さて時間がないぞ、どうしよう」と頭の中はいっぱいでした。

Q deleteCについて最初に聞いたとき、どんな印象を持ちましたか?

 初めは上司から「deleteCという活動があるのだけど」と言葉だけを聞いて、「deleteCって何だろう?」というのが個人的な印象でした。
その後すぐにネット検索したところ、パッションピンクを基調とした明るい雰囲気であるのと、他社様の取り組みをみて、「ニチバンの製品で「C」を消すとなるとどれだろう?」と会社デスクにある引き出しから製品を取り出して眺めた記憶です。

活動内容は「がんの治療研究を応援するプロジェクト」と聞いた際、「絆を大切にニチバンにかかわるすべての人々の幸せを実現する」という自社の企業理念にも相通ずるものを感じました。弊社は、日常生活シーンや医療現場に様々な製品を展開しており、またdeleteCに近い活動をすでに海外で行っていたので、親和性が高いのではと考えました。

ニチバン様

Q deleteCについて社内に提案した時の反応について教えてください。

 大作戦が始まる前の反応は正直なところ弱かったです。ですが、9月の大作戦開始以降、SNS上に一般の皆さまから寄せられたニチバン製品で「C」を消す投稿を見せると、「面白い企画だね。」「自社製品の営業に通っている病院の医療従事者の方にもお知らせしたい!」「見て見て!こんなSNS投稿をしてもらえているよ!」と徐々にポジティブな声が社内の中に増えていきました。

Q 会社の商品や企業名から「Cを消す」のは大変なことだと思いますが、どのように社内を説得しましたか?

 「ニチバン製品から「C」を消す?どうやって?」と悩む中で、身の回りの自社製品を並べて、具体的なイメージを社内説明用に作成しました。
「好きなようにやれ」とまでは言わずとも、ある程度は制限速度を守りつつ、自由な発想に任せてもらえておりました。#deleteC大作戦に参加と決まった後、通勤電車の中や帰宅後の風呂の中でアイディアを練りました。夜な夜なコンビニにC.C.レモンを買いに行ったのを覚えています。

ニチバン様4

※写真:経営企画室 広報宣伝部でdeleteC大作戦に参加するメンバー
左から広報宣伝部長の卯月利征、坂上秀翁、中俣まどか

Q #deleteC大作戦に参加しようと思った決め手を教えてください。

 大作戦開始まで1ヶ月もなく、社内稟議を取るにも時間がないという中で、#deleteC大作戦への参加を考え悩みました。ですが、deleteC事務局スタッフさんの熱量と、先ずは『失敗を恐れずチャレンジ』『スピーディに行動』という弊社の行動指針に則り、上司からの「やってみようか」という一言でスタートしました。

当時私は、ニチバン公式SNS担当でTwitterとInstagramを開設したばかりで、フォロワーも少なく大丈夫なのか?という不安でいっぱいでしたが、SNSを活用して何かしたいという考えと#deleteC大作戦がリンクしました。

また、前部署で海外の新規事業開発をしていた時に、がんを前向きに捉えるようなイベントをやっていたので、「製品で貢献する以外にもできることは色々ある」と思っていました。ニチバングループではサステナビリティ・CSRを推進しており、昨今のSDGs、ESG経営など様々な取り組みをしております。今年のdeleteC大作戦では「セロテープ®」や救急絆創膏「ケアリーヴ™」を筆頭に、採血やワクチン接種に貢献している「チューシャバン™」の投稿に多くのみなさんが反応してくださったこと、大変嬉しく思います。

ニチバン様5

Q 昨年参加して、周囲の反応は変わりましたか?

 去年は時間もない中でミニマムでの実施でしたが、今年は改めて社内体制も整えてアクティブに活動しています。
例えば、弊社社員とOBに配布している社内報にdeleteCの活動について掲載を進めていたり、社内SNSにdeleteCの記事を掲載しています。deleteCの活動をきっかけにグループ会社間のコミュニケーションも活性化できました。

ニチバン様2

Q deleteCに協力して良かったと思った瞬間がありましたら、そのエピソードを聞かせてください。

 普段、全国のご自宅を訪問して「御宅のニチバン製品を見せてください!」なんて中々できないので、どのような方々が製品を使ってくださっているのか、お客様の「顔」が見えたことは非常にいい機会でした。

前回の#deleteC大作戦終了時の集計結果を見て、多くの方の想いやSmall Actionが一つのカタチになった瞬間を感じました。また、SNS上での「ニチバン製品で「C」消したよ!」「ありがとう」「元気づけられた」「ニチバンのファンになった」その一言一言が大変嬉しかったです。
セロテープを輪っかを握り「C」に見立てて片手の指2本で消す、という投稿をSNS上でしたところ、多くの方が反応してくださった時は未来への可能性を感じました。

Q 「がんが治せる病気になる」未来はどんな世界ですか?

 早期発見技術、ゲノム解析の進化、治療法の選択肢増など、遠くない未来で現在の「治療困難」ながんの壁、更には業界の壁を破れる日が来ると祈っています。
今はまさに、新型感染症対策で忍耐の日々ですが、ほかの疾病と合わせて、がんも恐れることなく向き合える病気にして、Happyを分かち合える世界を見たいです。Nothing is more precious than health !

Q #deleteC大作戦にむけた意気込みを教えてください

 できることをコツコツと行い、1ヶ月間皆さまにしっかり想いが伝播するような活動ができればと思っています。
小さなアクションが大きなアクションとなり、少しでもがん患者様にとって励みや明るい気持ちになっていただければと思います。光はいつでもどこにでも誰にでもあります。できるできないではない、やるんです。

直近では、SNS投稿のネタやCの消し方を部署のメンバーと一緒に話しています。ゆるさという要素も入れていきたいですね。去年のニチバンマンは再登場なるか…少しやりすぎたかと思っていたのですが…果たして!?

ニチバン様3

Q 今後deleteCと実現してみたい「エソラゴト」を教えてください。

 がんの症状が落ち着いて安定した状態でも、再発のリスクを不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。だからこそ、みんなの力で、どんながんでも治る世界をつくり、『deleteC & C = Cheers!(がんが治って乾杯!)』を実現したいです。

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協力(取材・編集 石田敦子 内田優 菅松柚香)

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